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みそ汁と死  作者: 小日向可憐
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静かな死

 余命あと5ヶ月。メールが知らせてくれた。もし、私が「明日あなたは死にますよ」と人に言われたところで、特別何か変わったことはしない。ただO2を吸ってCO2

を吐き出す。いつもと変わらなく過ごす。愛する人にも、過去に愛していた人にさえ言わない。そっと隠しておいて、静かにその時を待つ。事故や天災が起こった時、人は本性をむき出しにして「私こそは命が欲しい」と命の奪い合いをする。 

 もう一度付き合ってよりを戻したいかと言われたら私は断然Noと言うだろう。同情はするかもしれない。何か目の中からあたたかなしずくが流れてきた。私、今泣いている!何の涙かわからない。でもそれでも私は″涙“というものが目から落ちてきた。


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