各々の想い 1
あの人がその人のことを、その人がこの人のことを想い・・・
<これまでの登場人物>
桜庭 智哉(経済1年)
藤井 和希(教育1年)
山田 拓斗(経済2年)
紅葉山秀一(医3年) 会長
梅林 翔太(教育3年)部長
松木 球汰(教育3年)
竹原 冬馬(教育3年)
佐伯 桃 (経済2年)
吉原 杏 (経済2年)
伊藤 雫 (経済2年)
三島のばら(教育1年)
佐々木 椿(教育1年)
鈴木 百合(教育1年)
その頃、桜庭と山田はテニスコートで、最後のメニューである、
打ち合い30分をしていた。そこに、サウナで体を温めた梅林と
藤井の姿が見えたので、手を止めて駆け寄った。
「カズ君、大丈夫?」
「うん、ヘトヘト。」
梅林達は、会長がメニューを減らしてくれたから、だいぶ、回復
していたが、まわりに知られると不味いので、疲れたふりをしてい
た。そこに、会長が通りかかったので、桜庭は聞いてみることにした。
「会長、お話があります。カズ君がやる玉拾い、オレが替わりに
やってもいいですか?山田さんは、梅林さんの分をやるそうです。
ねっ!やるよね~。」
「は?ちょ…ま…!!」
紅葉山は、あの2人なら、それほど疲れてないから、変わらなくて
も大丈夫だと言おうとしたが、山田の焦りようを見て、気が変わった。
口の端でニヤリと笑い、山田の方を見て言った。
「山田、いいヤツとコンビになったな。」
「あ……、や……、その…。」
山田さんは、しどろもどろになっている。会長は、さらに強い視線
を山田さんに送った。山田さんは、観念したかのように項垂れた。
本文の内容は変更してませんが、題名を変更しました
ややこしくて、すみません(2/23)




