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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第9章 夜の代償
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夜の代償 5

 朝食を食べ、今日のトレーニングメニューを個々に渡された。

渡されたメニュー表を見て、梅林と藤井は愕然とした。



ランニング20km

トレーニング室1時間筋肉増量コース

アクアビクスハードクラス1時間

素振り200回

打ちっ放し場の玉拾い



 ちょうど、秀一が通ったので、聞いてみる。


「おい、秀一。なんなんだ、これは?」


 紅葉山が、含み笑いをしながら歩み寄る。


「なかなかだろ。考えるの、苦労したんだぜ。昨日のメニューは

 新人歓迎で軽くしたから、4人とも運動し足りなかっただろ。

 椿さんとのばらさんは、トレーニング室を抜かして梅林達と同じ

 メニューにしておいたから、4人で頑張ってね。今日中に終わら

 せてくれれば、大学まで送ってくれるけど、終わらなかったら

 自力で帰ってきてくれ。」


 言うことだけ言って、颯爽と去っていった。ちょうど、そこに

桜庭&山田コンビが通りかかったので、メニュー表を見せてもらう。



ランニング5km

トレーニング室30分間体ほぐしコース

アクアビクスソフトクラス1時間

素振り50回

コートに出て打ち合い30分



「うわっ、何これ?トモのメニュー、僕達のと全然違う・・・」


「これが、普通のコースだよ。秀一のヤロー、やりすぎだよ。」


 梅林さんが深いため息をつく。山田さんが、何かに気が付いた

らしい。


「もしかして、・・・バレました?」


「バレた。3人でベッドの上にいたのを見られた。合宿中は毎回

 起こしに来るんだよ。俺、寝起きが悪いから。」


「俺も、昔、勇・・・いや、田中さんとキスしながら裸でからみ

 付いて寝てるところを見つかって、このメニューに近い物を、

 2回ほど、やったことあります。」


「そういえば、おまえ、昨年は、田中ちゃんに相当纏わりつか

 れてたな。」


「俺でも何とかこなしましたから、大丈夫ですって。頑張って

 ください。」


「頑張ってね、カズ君。」


 そう言って、山田さん達は行ってしまった。梅林と藤井は、

ずっと、ブーブー文句を言っている椿さんとのばらさんを連れて、

20kmコースに向かい走り始めた。


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