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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第9章 夜の代償
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夜の代償 4

 山田さんが、”ん?”と言いながらカズ君に尋ねた。


「藤井君は、梅林部長と同室だったよね。部長は?」


「あ、僕達の部屋・・・かな?隣にのばらが寝ていて、ビックリし

 て、そばにあったガウンを羽織って部屋を飛び出してきたから、

 わからないです。」



 その頃、梅林の部屋では、部屋の中にいた人全員が目を覚まし

ていた。


「和希ったら、ひどくない~?目が覚めたらいないんだよ~。」


「マジ、さいてー。」


「でも、俺としては、今最高にいい気分なんだけど。全裸の美女

 2人に挟まれてさ。」


 部屋の中にいた3人は、梅林のベッドの上で同じ布団に入って

横になっていた。真ん中で寝てる梅林が言う。


「椿ちゃんも、いい匂いだけど、のばらちゃんも、いい匂いだね。

 どっちも好きだな。このまま昼までのんびりしていたいな。」



 コンコン



 ドアをノックし終わると同時にドアが開いて、紅葉山会長が

部屋に入ってきた。梅林のベッドを見るなり、眉をピクリとさせ、

立ち止まって凝視している。


「梅ちゃんとのばらさんと椿さんか。藤井君はどこ?」


「さっきまで、一緒だったよ。」


「百合さんは?」


「多分、部屋で、小説書いてる。」


 紅葉山は黙り込んだ。


「秀一、そんなに怖い顔するなって。」


 無言に耐えられなくなって梅林が言葉をかけるが、とうとう

一言も発することなく紅葉山は部屋を後にした。


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