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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第9章 夜の代償
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夜の代償 1

夜の出来事のツケがまわってキターーー!


<これまでの登場人物>

  桜庭 智哉(経済1年)

  藤井 和希(教育1年)

  山田 拓斗(経済2年)

  紅葉山秀一(医3年) 会長

  梅林 翔太(教育3年)部長

  松木 球汰(教育3年)

  竹原 冬馬(教育3年)

  佐伯 桃 (経済2年)

  吉原 杏 (経済2年)

  伊藤 雫 (経済2年)

  三島のばら(教育1年)

  佐々木 椿(教育1年)

  鈴木 百合(教育1年)


 明るいなぁ。もう、朝か・・・


 布団に入ったまま、腕を頭の上のほうに伸ばし、うーん、と、

伸びをする。肩が寒く感じて腕を布団の中へ仕舞おうとすると、

何かにぶつかった。え?と思い、まだ開ける予定のなかった目を

開けると、すぐ隣に山田さんの顔があった。山田さんは、しか

めっ面をしながら目を開け、目の前にオレがいて、ものすごく

驚いた顔をしている。


「サクラちゃん、何でここに?」


 山田さんが、キョロキョロと部屋を見渡している。


「俺のベッド、こっちだよな。サクラちゃん、まさか、一人で

 眠れなかったとか・・・」


「違いますよ!」


「俺、寝込みを襲われた?」


 オレは、昨日、しがみ付いて震えていた山田さんを放ってお

けば良かったと、ちょっと後悔した。


「オレが、そんなことする人に見えますか?」


「見えない!」


 オイオイ、断言するなら、それの前のくだりはなんだったん

だよ。朝からドッと疲れた。


「さて、問題です。昨日の夜中、大汗掻いて、うなされてたの

 は、どこの誰でしょうか。・・・山田さん、答えは?」


「え?お・・・俺?」


 目を見開いて答える。


「正解です。一体、どんな夢見て、うーうー言ってたんで

 しょうねぇ。」


 何か、心当たりがあるらしく、オレから目を逸らし、考え

込んでいる。

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