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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第7章 紅葉山会長の不安
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紅葉山会長の不安 9

「そのまま、オレの口に来い。あーん、こっち、こっち。」


 こっちこっち言いながら、口を金魚のようにパクパクさせている。


「低いってー。」


 あまりの低さに首を縮めて高さを合わせようとするが、着地した

のは、顎だった。


「痛ててて、フォーク刺さった!」


「・・・・・」


 また、何か言ってるけど、聞き取れない。ケーキを刺して口に

持っていこうとする。


「生クリームたっぷりのところだ。美味しそう。今度こそ、食べ

 させてね。・・・ああ、高い。うわ~~~。ふぐぅっ。」


 今度の着地点は、鼻だった。鼻の頭にべっとりとクリームがつき、

なんと、フォークの先は、鼻の穴の中に入ってる。感触で違うのが

わかったのか、慌てて鼻から遠ざけようとしてるが難しいらしく、

頬や耳にクリームの筋がついた。


「山田さん、鼻の中に入って、気持ち悪い・・・」


「・・・・・」


 やっぱり、何言ってるか、聞こえないや。


「あははっ。食べさせるのが成功するまで、何度でもやってもらい

 ましょう。」


 会長、笑いすぎですって。カズ君も、おなか抱えて笑わなくても。

こっちは必死なんだから。ああ、早く食べたいな~。


「あーん。いい感じ。そのまま、進んで・・・」


 パク!


「食えた~。」


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