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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第1章 出会い
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出会い 4

 やっとのことで講堂に着き、中の様子を伺うと、本当に入学式を

やってるのか、わからないくらいに、ざわついていた。壇上を見る

と、年配の男性が何か話をしている。

 そーと、会場内に入って、空いてるイスに座った。


 座ってまもなく、隣に人が座った。

「君も、今来たばかりでしょ。ぼくもなんだ。

 藤井 和希といいます。カズって呼んで。よろしくね。」


「桜庭 智哉です。」


「じゃ、トモでいいね。」

 この人は、優しいいお兄さんという印象だな。女の子に、かなり

もてそうなルックスだ。


「で、トモ、その握りしめてる紙、なあに?」


「あ、これは、さっき、転んだときに貰ったんだけど、落とし前を

つけてやるから、ここまで来いと・・・」


「入学早々、災難だねー。」


 今日、起こった事を思い出しながら、疲れたサラリーマンのような、

深いため息をつく。


「どれどれ、見せて~。なんだ、これ?

 ”お友達も誘って、ここの教室まで来てください。”

 落とし前というよりは、何かのお誘いみたいだけど・・・」


「うーん、これを見る限りは、そんな感じもするね。

 オレ、さっき、すっごく怖かったんだけど、行かなきゃだめかなー。」


「日付、明日になってるね。

 一緒に行ってあげようか?」


「え、いいの?」


「うん。面白そうだし。」


「!」


「トモから聞いたことと、この紙の情報がかみ合ってなくて、何か

 面白いことが起きそう。」


「まあ、いいや。一人より二人の方が心強いし。」


 あれこれ話してるうちに入学式は終わって、明日、落ち合う場所を

決めて、別れた。

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