表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第7章 紅葉山会長の不安
39/79

紅葉山会長の不安 5

「そういえば、1年の女の子3人は、どう?」


 その言葉が、彼女達の地雷を踏むことになるとは、紅葉山は想って

もいなかった。何の気なしに聞いただけなのに、和やかだったその場

の雰囲気が、ガラッと一変した。


「ああ、あの3人ねー。」


「・・・・・・・・・・」


 えええええええ!

 何ですか?この重苦しい空気は。


 沈黙を破ったのは、雫だった。


「わたし、のばらさんと椿さんの視線が耐えられませんわ。」


「雫に対するあの2人の態度からすると、会長、十分に気をつけて

 くださいよ。あきらめが悪そうですから。」


「え?」


「やっぱり、お気付きになっていなかったのですね。ま、もっとも、

 気を付けなければならないのは、男性のほとんどですが。」


 会長を見ると、口を半開きにして、信じられないという顔をして

いた。


「私、聞きましたもの。のばらさんと椿さんが、会長が雫とできてる

 なんて、くやしい。いっそのこと、略奪してみる?って。」


「は???」


「高田さんと桃ちゃん、古田さんと杏ちゃんのカップルも知っている

 みたいで、残ってるのは、梅林、松木、竹原、藤井かぁ~。どれに

 する?って言ってるんですよ。」


「どれにする?なんて、恋愛じゃなく、狩猟ですわ。」


「え?」


「昨年までは、品位のある同好会だと思ってましたのに、あの人達の

 おかげで、何が起こってもおかしくないですわ、あの調子なら。」


「ど、どうしよう・・・」


「宴会が始まる前に、会長から、それとなく、男性陣に言ってもらえ

 ればいいのですが。あとは、本人達の判断ですわ。」


「わ、わかりました。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ