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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第7章 紅葉山会長の不安
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紅葉山会長の不安 3

 用意してある会場に入ると、そこらじゅうにいろいろな種類の薔薇

が植えてある温室だった。女性陣は、先に来ていて、ケーキを食べて

いた。紅葉山会長は、佐伯さん、吉原さん、伊藤さんが居る一番手前

のテーブルにさっと座った。次のテーブルには、カズくんと梅林部長

がいたので、そこにすわることにした。


「紅葉山会長、いいなぁ~。女の子に囲まれてる~。」


 梅林部長が、クスリと笑った。


「そりゃそうだよ。秀一はね、雫ちゃん一筋だもん。」


「えええええええ!」


 思わず、立ち上がって、叫んでしまった。カズくんが、慌てて、オレ

の口をおさえて黙らせようとする。


「トモ、声が大きいって。あ、皆さん、何でもないです。・・・僕まで

 注目されたじゃねーかよ。」


「カズくんも、気が付いていたの?」


「うん、見てたらわかるって。雫、雫~って呼んでるし。」


「ちなみに、高田くんが、佐伯さんで、古田くんは、吉原さんで、もう

 1つ異色のカップルが、松木さんと竹原さんだよ。」


「そうなんですかー!」


 今度はカズくんが大声で叫んでしまった。言い切ってから、しまったと

口をおさえて小さくなってる。オレは、ふと、疑問に思ったことを、その

まま口に出してしまった。


「山田さんは、誰もいないんですか?」


 言いながら山田さんを見ると、大きなため息をついて肩をおとして、

がっつり凹んでた。


「あーあ、痛いとこ、突いちゃったね、サクラちゃん。」


 その後、ずーと謝り続けたけど、山田さんは凹んだままだった。


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