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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第6章 ペア、なの?
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ペア、なの? 5

 500メートル程、道沿いに走ると、弓道場が見えてきた。その手前

に分かれ道があり、前後左右へ続く道と、右前方への斜め道の5差路に

なっていた。


「どっちに行けばいいのですか?右ですか?」


「右行ったら、バッハの石像の前に出るよ。」


「ひょえ~~!さっきのところに出るの?それは、嫌です。」


「10キロコースはこっちだよ。」


と言って、右斜め前方の道に進んでいく。オレは、遅れないように着い

ていった。




 ”10キロは、山道コースで、上り下りがキツイ”と山田さんが言って

たけど、本気で辛い。今は、2つ目の山を登っている。


(はぁ、はぁ、はぁ・・・)


「山田さん・・・」


 山田さんの姿は見えるけど、聞こえていないらしく、振り向いてくれない。


「待ってぇ~~~。もう・・・足が・・・」


 遥か先にいる山田さんがやっと気がつき、オレのところまで戻ってくる。


「だらしないな。もう、ギブかよ。」


「もぅ、・・・うごけ、ない・・・」


 オレは、重力に逆らうのをやめ、地面に倒れた。


「ちょっと!おい、大丈夫かよ。」


 ”ダメかも”と言いたいのに、口が言うこと利かない。おまけに、視界も

暗くなっていって、ついに、何も見えなくなった。

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