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スノーフレークの咲く庭で  作者: 桔梗
第5章 別荘って、ココ?
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別荘って、ココ? 3

 やっと、木の陰から建物が見えた。中央部分が展望台になってい

るのだろうか、細長くそびえたってる。そこ以外はすべて2階建て

で、野球場3つ分くらいの広い前庭を囲むように、左右対称に配置

されている。前庭は、二つの大きな円の中に、それぞれ噴水と池が

あり、それを囲むように木が植えられていて、地面を埋め尽くす様

に幾何学模様で、緑色の植物が植えられている。外国の宮殿に来た

みたいだ。後でじっくりと、散歩しに行こう。

 そして、玄関前には、まさかの人の列!執事さんと、メイドさん

が、ずらりと一列に並んでいる。会長が車から降りると、皆、一斉

に頭を下げる。


「おかえりなさいませ、秀一さま。」


「ただいま。」


 会長、また、あの殺人的スマイルで微笑んだでしょ?メイドさん

何人か、頬を赤らめてるよ。

こんなの、ドラマでしか見たことないな。他の人達が降りるので、

遅れをとらないように後を着いていく。こんなところで一人にされた

日にゃ、恥ずかしくて車から降りれなくなってしまう。


「ようこそ、いらっしゃいませ。ごゆっくりどうぞ。」


ぎこちなく会釈をし、みんなの後を追いかけた。


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