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謎の集団による大量殺人事件

ここは世界最大の国アガズ王国。この世界は魔法そして特別なものだけがアライズと呼ばれる能力を持っている。だがそんな世界ならその能力を悪用するわるいやつらだっていっぱいいる。この物語はそんな奴らに彼女を殺され復讐に心を燃やし神にすら挑もうとするそんな少年の話である。



彼女が死んだ。本当に突然のことだった。



一時間前

「おーいここだよー」

「もう遅いよ!」

「ごめんなラナ。ちょっと色々あって。」

青い目をもつ白髪の彼女が不機嫌そうにこちらを見る。

「いろいろってなにさ!」

「いや、そのいろいろはいろいろだよ。」

「本当にごめん今日は好きなもの買っていいから許してくれ!」

「もうまたすぐもので機嫌直そうとするんだからキリネは!」

「私はキリネと楽しみたいだけなのの!」

「ごめん。」

「もういいから、さて行こう!」

手をひっぱられながら街に行こうとしたその時だった。

バンッと大きな音がした。そしてそれと同時空中に飛ぶ人の首が見えた。

「え?何がどうなって」

状況を把握することもできずにもう一発バンッと音がなる。そして左手に激痛が走る。

「痛っ あれ腕が…ない?」

左手の肘のところから先が地面に転がっている。

「ぁぁぁぁ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

「キリネ!」

ラナがすぐそばに駆け寄る。

「来るな!早く逃げろ!」

「そんなこといったておいていけないよ!」

そう言う彼女の後ろに黒いフードを被った男が近づく。

「ラナ後ろ!」

「え?」

スパッ

「ぁ」バタッ

「ラナ!」

地面に倒れたラナを見ると首と胴体が完全に別れていた。そしてその首と目があった。

「ひっ」

俺は不覚にも自分の彼女に驚いてしまった。いま目の前で殺されたと言うのに。

「お前ーー!」

俺は必死で痛さを押し殺しながらフード男に殴りかかる。その時だった。後ろから頭と顎を掴まれゴリッバキッという音ともに視界が反転した。そして一瞬にして俺の意識はなくなった。

なぜいきなり俺らは殺されたのかそんなことも考える暇もなかった。






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