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クズ野郎異世界紀行  作者: 伊野 乙通
ep.5 天使たちのノスタルジア
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#9 追放者

 デルヘッジとの会話から数日後。

 リシテア市の空気は変わっていた。陰鬱なような、閉塞感のあるような、あるいは殺気立っているような、そんな雰囲気。


 原因は明らかだ。つい先日に行政から市民に向けて出された通達。市民が都市外に出ることを制限する、このお触れが理由だ。


 正式にこの通達が出る前から、リシテア市は市民が外に出ることや、逆に市外から人が入ってくることに制限がかけられていた。市民には理由が伏せられているが、羽根蟲の封じ込めのためである。

 人の往来や物資の流通。それらが滞ることで、市民の生活に支障が出始め、不満が高まってきていた。


 そんなときに、この通達である。期限は未定なうえ、その理由も伏せられている。


 市民たちは当然、動揺した。


 役所は抗議デモやら何やらでごった返し、商店には物資の買い占めのための人間が殺到している。


 そんなリシテア市の、とあるカフェ。


 このカフェの店主、アミアは荒れていた。


「なんでこんな……おかしいでしょ!? なんとかしてよ、キミヒコさん!」


「そ、そんなこと言われても……」


 アミアに泣きつかれて、キミヒコはしどろもどろにそう返す。


 彼女が狼狽しているのは、外の市民たちのような理由ではない。

 食料や金の無心、あるいは都市外への脱出の手引き。そういう話なら、キミヒコは冷たく断るだけなのだが、今回はそういうことではなかった。


「ネ、ネオが……弟が、あんな駄目人間になるなんて……! キミヒコさんが悪の道に引き込んだんでしょ!?」


 話の発端は、彼女の弟、ネオだった。


 キミヒコはかねてより計画していた、天使学派実験棟への襲撃にネオを引き込むため、彼を探していた。

 常ならギルド職員であるカージナルに聞けば、すぐに居所がわかるのだが、どうも最近はギルドに顔を出していないらしい。


 そうした次第で、ホワイトも引き連れ、アミアの下へと顔を出したのだが、店に来た途端に彼女にこうして絡まれることになっていた。

 彼女の弟、ネオは、キミヒコが夜のお店に連れていってやったことがある。それが原因で、どうにも良くない状況になっているらしい。


「まあまあ、いったん落ち着けよ。アミアがちょっと潔癖なだけなんじゃないの? 俺は一回遊びに誘っただけだぞ。ちょっと遊ぶくらいの方が健全なんだって」


「ちょっと遊ぶとか、もうそんな次元じゃないんだよぉ……」


 心底困ったという顔で、アミアが状況を語り出す。


 つい先日、ネオがアミアの下へ一人でやってきた。聞けば、一文なしで、丸一日なにも食べていないということらしい。

 いったい何があったのかと、アミアはそれはそれは心配をして、ご馳走を振舞ってやった。それで一息ついたところで、無一文となった理由を聞き出して愕然とした。


 なんとネオは、夜の店、要するに風俗に大ハマりしてしまい、全財産を使ってしまったとのこと。おまけに、また遊びに行くための金を貸してくれなどと姉に言う始末。


 当然、アミアは金を貸しなどしなかった。だがネオは、姉が金を貸してくれないとなると、今度は街金を頼ってしまった。


 飢えてはいけないと、アミアは弟の衣食住の世話をしてやっている。だが、ネオはあちこちから金を借りては遊びに行き、借金はどんどん膨らんでいるとのこと。


「えぇ……。てか、闇金もよくそんなに貸してくれたな。これまで真面目にハンターやってたから、その信用のおかげか……」


 アミアの話を聞いて、キミヒコがぼやく。


 ネオを夜の店に連れていってから、それほど日数は経っていない。にもかかわらず、これほどの借金を重ねるとは、よほどの豪遊をしているらしい。


 あーあ。それまでまったく遊んでこなかったから、反動でエグいことになったのか。あいつ、なんかちょっと、危うい雰囲気あったもんな……。


 最後にネオと会話をした際のことを思い出し、キミヒコはこの状況に至った経緯を理解した。


「借金は私が立て替えてあげればいいけど、これ以上増えたらそれもできない。キミヒコさんが変なことを教えてこうなったんだし、どうにか協力してよ……」


「い、いや、俺の責任じゃなくない……?」


「わかってる、わかってるよぉ……。本人の責任なことくらい、わかってる。でもこんなのあんまりだ。お父さんとお母さんだけでも大変なのに、弟までこんな……。あんなに真面目ないい子だったのに……!」


 アミアはもう涙声になっている。


 彼女の苦境は理解できる。金をたかりにくるのは弟だけではないのだ。

 弟が風俗に狂っているのであれば、両親は宗教狂いだ。それもハマっているのはタチの悪いカルト宗教、天使学派である。


 この頭を抱える状況に、藁にもすがる思いで、キミヒコを頼っているのだろう。


「あー……その、なんだ。俺、実はちょっとした仕事をネオ君に持ってきたんだよ」


「仕事……?」


「そう。結構見込みありそうだったからさ、彼。俺の抱えてる仕事を手伝ってもらおうかなーって。大口の仕事だから、それくらいの借金は返せるし、それで勤労意欲を思い出せば、更生できる……かも」


 キミヒコはそうは言うものの、見込みがあると思っていたのは、こんな状況になる以前のネオに対してだ。会ってみて、もう駄目そうなら、それまでのことである。


 だがアミアにはそれが弟の更生の道筋に思えたらしい。

 キミヒコの手を取り、何度も何度も「ネオを頼みます」と言ってくる。キミヒコは彼女の必死の眼差しから目を背けるようにして、了承した。



「あ、キミヒコさんじゃないですか。その節はどうも、お世話になりました」


 キミヒコが案内された部屋。お店の隣の小さな家、アミアの自宅の一室に、ネオはいた。


 キミヒコが来るまで、横になっていたのだろう。髪がボサボサだ。目の下にはクマができていて、以前よりもやつれているように見える。


「ちょ、ちょっとネオ。あなた、またこんな時間まで寝てたの? もうとっくにお昼も過ぎてるよ」


「あー……ごめん、姉さん。ちょっと寝不足でさ……」


「寝不足って……昨日は何時に戻ってきたの? もう朝帰りはしないって約束したよね!?」


 姉からの小言に、ネオは力なく笑って返すのみだ。


「ネオ! 今日という今日は――」


「ちょっとストップ」


 アミアがそのままの勢いで説教を始めようとするが、その言葉はキミヒコにより中断される。


「とりあえず、俺が話をするってことでいい?」


 キミヒコの言葉に、アミアは無言で頷き、おとなしく引き下がった。


「いったいどうしたんですか? 僕に何か用事でも?」


「ああ。ちょっとな……」


 言いながら、キミヒコは手をひらひらさせて、アミアに部屋を出るよう促す。


 アミアはそれに対して逡巡していたが、結局、キミヒコに一礼してから部屋を出ていった。

 それを確認してから、今度はホワイトに目配せをする。


『大丈夫です。聞き耳は立てられていません』


 糸電話により、ホワイトの声がキミヒコの耳に入る。

 羽根蟲のことや天使学派についての話を、アミアの耳に入れたくない。そのため、念の為の確認をしたのだが、彼女は素直にこの場をキミヒコに任せたようだ。


「さて、ネオ君。姉さんから聞いたぞ。どうも、良くない状況らしいな」


「いやぁ、まあ、その……はい。お恥ずかしい限りです」


「別に説教をする気はない。それほどの付き合いもないし、俺はそういうのは好かんしな」


「はあ……」


 アミアからはこの少年の更生を期待されているわけだが、キミヒコにそんなつもりはない。

 重要なのは、ネオが役に立つか立たないか。それを確認し、使えそうなら利用する。それだけのことだ。


「ただまあ、アミアから頼まれた手前、いろいろ聞いておきたいこともある。お前、ハンター稼業はどうした? パーティは?」


 そう問いただすキミヒコに、ネオは素直に近況を語り始めた。


 要点は三つ。


 その一。元いたパーティはやめた。

 他のメンバー二人、あの少女たちと何やら揉めたらしい。パーティから抜けて、ネオは今、一人の状態だ。


 その二。ギルドの仕事、羽根蟲の案件は受けていない。

 ギルドはネオ個人でなく、彼のパーティに依頼する形をとっていた。ネオの脱退後に請け負ったかどうかはわからないが、もう彼には関係ないことである。


 その三。ネオは今、一文なしだ。

 アミアが語ったとおり、彼はキミヒコが連れていった店に通い詰めていた。一晩に一人というペースではない。一日で三人くらい指名することもあるらしい。

 あの店はそれなりの高級店である。おまけに嬢に煽てられるがままに、高い酒だのなんだのをバンバン注文していたようだ。

 こんなお大尽を続けていれば、彼の貯蓄がなくなるのもわかる話だった。


「まあ……あのパーティを抜けたのは、いいんじゃないか。あの女二人はどう考えても寄生虫だったし」


 あっけらかんと自らのあんまりな現状を語ったネオに、キミヒコが言う。

 なかなかの惨状ではあるが、パーティを脱退したことと、羽根蟲の案件を引き受けていないことは、キミヒコにとっては評価点だった。


「いやあ、抜けたっていうか、追い出されたんですよね」


「どっちでもいいよ。ちゃんと手切れ金は取ってきたか?」


「いやだから、追い出されたんですって。あんたなんか追放よ! とか言われちゃって」


「どういうこと……?」


 よく意味のわからない話に、キミヒコは怪訝顔だ。

 そんなキミヒコに、ネオはパーティを追い出された際のことを説明した。


 話は簡単だ。パーティの金を持ち出して、その金で風俗で遊んで、それがバレて追放。

 確かにこれでは、手切れ金の交渉などする余地はない。 


「いや、あの、馬鹿なの? パーティ共用の金で風俗とか……。ていうか、よく金を持ち出せたな」


「そりゃ、宿とか税金とか、諸々の手配は全部僕がやってましたし」


「なるほど。財布の紐は、お前が握ってたのか」


 ネオの説明にキミヒコは得心がいった。パーティの経理を担当していたのなら、金の使い込みなど簡単なことだろう。

 だが一人納得するキミヒコに、ネオは首を振った。


「いえ、お金の使い道は合議制でした。多数決」


「多数決って……。三人組だったから、あの女二人に結託されたら、お前の意見は通らないんじゃないのか?」


「あー……まあそうかも。ていうかそうでした」


 若干、バツが悪そうにネオが言う。


 リーダーとしての仕事や雑務を強要されながらも、決済する権限なし。おまけに実力を考慮すれば、ハンターとしての仕事の比重も、ネオに偏っていただろう。

 そんな環境に甘んじていたことに、ネオはいまさらながら、思うことがあるようだ。


「えぇ……どんだけお人好しなの……。いや、パーティの金で風俗行く時点で、もうお人好しでもないけど……」


 呆れたようにキミヒコが言う。


 こいつも馬鹿だが、この状況で追い出すとか、あの小娘二人も相当馬鹿だな。今はこんなでも、パーティで一番腕が立つのはこいつだったろうに……。


 今はこの有様だが、ネオに実力はあった。


 パーティの共用資金を使い込んだのは問題だが、追い出すのは自分たちの首を絞めることに他ならない。

 現状、この都市から逃げ出すにはコネが必要だ。元パーティメンバーの少女二人に、それがあるとは考えにくい。

 ネオ抜きで、この先どうやって生き残るつもりなのか。


 キミヒコがそれについて考えていると、ふと気が付くことがあった。ネオは前に会った時は、彼の愛用の長剣を常に持ち歩いていた。店に連れていった際にも持参していた。

 それが、今は見当たらない。


「……おい、得物はどうした?」


「ああ、あの剣ですか。お店に行くために、質に入れちゃいました。あと一週間で借金を返さないと、取られちゃいますね」


 軽い調子でそんなことを言うネオに、キミヒコは驚愕する。


 借金はまだいい。ハンター稼業をやっていれば返せない額ではないし、この都市の状況なら踏み倒しも視野に入る。都市が壊滅するような事態になれば、ドサクサに紛れてどうとでもできる。

 だが、武器がないのはまずい。ハンターとしての仕事ができなくなるどころか、生き残れるかも怪しくなってくる。


「取られちゃいますね、じゃねーんだよこのボケカス! 状況わかってんのか!? もうこの都市は封鎖されてる。パンデミックまで秒読みなんだぞ。丸腰でお前この先どうすんの!?」


 思わず声を荒らげるが、ネオはエヘヘと笑うだけだ。


 こ、こりゃもう駄目だ……。完全に道を踏み外してる。明日の命より、今日の快楽のために生きてるよこいつ……。


 愕然しているキミヒコだったが、急に服の裾が引っ張られて我に返る。引っ張られた方を見れば、人形が小さな手で、キミヒコのシャツを掴んでいた。


「……どうした?」


「ここに近づく人間がいます。カフェの女店主とあの魔獣使いの男です」


 ホワイトが、こちらに近づく人間を探知したらしい。アミアとシモンのようだ。


 シモンとはこのあとに、アミアの店で落ち合う予定だった。例の計画の打ち合わせのためだ。場合によってはネオも交えての打ち合わせだったが、その計画はもう、キミヒコの中では潰えている。ネオは当てにならない。


「キミヒコさん! 仕事仲間を連れてきたよ!」


「お、お邪魔します……」


 部屋の扉が開けられて、二人が入ってくる。


 シモンはどうやら、アミアに無理やりに連れてこられたような雰囲気だ。彼女としては、シモンも交えて、弟の更生のための仕事の相談をしてほしいというところだろう。

 キミヒコは嘆息して、とりあえずこの場を退散するための言い訳を考え始めた。



 ネオの部屋で、益もない会話をしばらく続けてから、キミヒコとシモンは喫茶店に腰を落ち着けていた。


「おいおいおい……。あれに仕事を任すつもりだったのか? やばくね?」


 呆れたようにシモンが言う。

 つい先程、シモンもネオの様子を確認している。彼に計画の一端を任せるのは、あまりに不安が大きい。キミヒコも同意見だ。


「やばいな。いや、マジでやべーよ。計画は頓挫したよ。……しゃーない。諦めてもう逃げるか」


「お、そうしようそうしよう。いつ出る?」


 もうこのリシテア市から出る。キミヒコのその言葉に、シモンは待ってましたとばかりに喜色を浮かべる。


 天使学派実験棟への襲撃。その計画準備のため、シモンはそれなりの手間暇をかけていた。それが無駄になったことよりも、ようやくこの危険な都市から逃げられることの方が嬉しいらしい。


「んー。今日はあと少しで日が沈むし、明朝でどうだ?」


「うーっす。もう俺の逃げ支度は済んでるから、後はコロちゃんを連れてくるだけだわ。じゃ、朝イチで脱出な」


 シモンの使役魔獣、巨大な蜘蛛のようなあの魔獣は現在ギルドの畜舎にいる。今日のうちにギルドに申請をしておけば、明日の朝には市外に連れ出すことができるだろう。


「ん。じゃあ俺もギルドに顔出してこようかな。最後だし」


「え、なんで?」


「知り合いがいるからさ。一応、逃げるかどうか聞いてくる」


「あー、例の買収した職員か。律儀だなぁ……」


 シモンと会話をしながら、サンドイッチを口に運ぶ。


 変わらず美味しいサンドイッチだが、具材は以前に比べ少なめだった。この都市の物資の流通具合が反映されているのだろう。とはいえ、サンドイッチとしての体裁が整うだけ以上の具材は入っている。アミアの営業努力によるものだ。

 都市がこんな状況でも、そして家族があの有様でも、この喫茶店を切り盛りしようと彼女は頑張っている。


 ここから連れ出して助けてやろうとまでは思わないが、キミヒコはアミアに同情していた。


「はぁ……やれやれ……。あの親にして、あの息子ありだな。この一家、まともなのは娘だけか。アミアのやつ、拾われた子だったりしてな……」


「お、鋭いねぇ」


 キミヒコがこぼした言葉に、シモンがしたり顔でそんなことを言う。


「お前、この前、天使学派の養子斡旋事業を気にしてたろ。養子のリスト、かっぱらってきたぜ」


 怪訝な顔をしているキミヒコに、シモンがそう言って書類を差し出した。


 黙って受け取り、目をとおす。

 天使学派が斡旋してきた養子が、いつ、どこの家庭に送られたのかがそこには記されていた。


 その中にはアミアの両親の名前があった。『S35』という女の子を引き取ったことになっている。年月日を確認すれば、この女の子は物心がつく前に引き取られ、現在は十九歳。アミアの名前はないが、『S35』とは彼女のことで間違いないだろう。


「……養子の名前じゃなくて、番号で管理されてるのか。実験レポートみたいな書き方だな」


 キミヒコのその声に、嫌悪の色が滲んでいた。子供を番号で管理するやり方が、どうにも気に食わなかった。


「このリスト、どこで作成されたと思う?」


「もったいぶるなよ。言え」


「実験棟だよ。作成者の名前に見覚えがある。そいつは確か、実験棟の所属だった」


 シモンの言葉に、キミヒコの目がスッと細まる。

 この養子斡旋事業は、あまりにキナ臭い。


「養子斡旋事業の本部は、実験棟にあった。つまりこれは慈善事業じゃなくて、研究の一環で行なわれた……?」


「そう思えるな。どういう実験なのかはサッパリだが」


「この子供たちは、いったいどこから来たんだ? 本当にただの孤児なのか?」


「わからん。取ってこれたのは、このリストだけだ」


 シモンもこれ以上知っていることはないらしい。


 キミヒコは再び、資料へと視線を落とした。

 しばらく黙ってリストを眺めていると、もう一つ、気になる点が出てきた。


「……早死にが多いな。大抵、十歳までには死亡か」


 リストに載っている養子たちのリスト作成時点での状態について、備考欄に軽く記載がある。

 何年何月何日に死亡。そういう記載がやたらと多い。


「……『S35』は存命。リスク因子発現は現時点において認められず……か。アミアは健康に見えたが、あいつはいったい……」


 アミアの顔を思い浮かべながら、キミヒコはぼやいた。

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― 新着の感想 ―
[一言] ネオ君は再登場したと思ったらもう堕ちるところまで堕ちてるし正直どうでもいいんですが、アミアが…アミアまでもうダメなのかなぁ。 キミヒコの事だからアミアの事調べに深入りして結果シモンも巻き込ま…
[良い点] ろくでもない結末が顔を出し始めた(いつも通り)
[一言] やはり養子縁組は、天使の苗.....
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