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アリアは知らない  作者: taru
一章
7/345

06縦穴

 骨兵の数が随分と多く()って()た。

 だから()れが余計に際立つのかも知れない。


「[熱よ()()れ]」


 模造エミリアの光幻が数体を一閃で薙ぎ払い、模造アリアの光幻が言霊を発しアリアの【砂】と【熱】の御業(みわざ)を強化して地獄へと変える。

 まあ、端的に()えば模造発声器官で言霊を使う事に成功した(ところ)なので()ろうか。


 実は、【熱】の御業(みわざ)が他と組み合わされることに()って、一番恐ろしい事と()る。

 勿論(もちろん)、世界に数()御業(みわざ)の中には【火】や【氷】、【光】だって()るし、火や氷に()れと願えば出現もする。

 一般的な温度のと付け加える必要が()るのだけれど。


 アリアが握って()る大気の制圧圏。

 其処(そこ)へと侵入した骨兵の上空に砂を出現させて、()の砂に対して熱よ()れと言霊と共に願えば高熱と化する。

 言霊は共通する語句が()る程、効果が高く()ると()う。

 ()まり世界からの共通という増幅効果も相俟(あいま)って、徹底した加減が必要に迫られる程、砂は高温と()った(よう)である。

 地面には赤と黄色の入り交じった溶岩が薄く(ひろ)がり、()れを(かぶ)ったらしき骨兵はめらめらと勢い良く火を吹いて崩れて()った。


『うん、()れ駄目な(やつ)だよ! 過保護なメアリー辺りに見られでもしたら終わりの見えない話が待って()りますわ』


 (なん)となく洞窟内では危険だと感じ取ったアリアは、当面()の物騒な技の使用を禁止する事にした。


 (さて)、困った事に()れでは模造アリアの光幻が、置物と()って仕舞(しま)うではないか。

 アリアの思案は続く、悩み多き年頃なのだ。

 くるくると踊り歌う光の騎士と、()れにとてとてと付いて()く光の少女。

 ()の後ろには、きらきらと隙間から漏れ出る目に若干刺激の()る光。

 (なん)とも()えぬ怪しさを醸し出し(なが)ら、アリアの一行は突き進むので()った。



 進むに連れ一度に遭遇する骨兵の数が増えだしてから、数百体は倒しただろうか。

 ()の間アリアは地面を凍らせて骨兵を()かしたり、骨兵の鎧から直接熱を奪おうとしたり色色と試して()た。

 流石に鎧程の至近距離では、骨兵でも(しっか)りと周囲に気の(まとい)を持つらしく全く効果は無かった。


 アリアの間接攻撃に使える御業(みわざ)は【大気】と【砂】である。

 ()れも熱を加えると、洞窟内では可也(かなり)危険に()ると予想できる。

 幽体に()(ほど)影響は無いかも知れないが、大気などは熱の加減次第で千度を超えて膨張する(ため)に、閉鎖空間では流石(さすが)に怖過ぎる。

 砂が融解する(まで)熱を加えることは膨張こそしないけれども、洞窟では瓦斯(がす)(なに)かしらの粉塵が発生し(やす)く、此処(ここ)が閉鎖空間で()(ため)()れらへ引火すると、逃げ場も無く爆発に巻き込まれ岩崩れに埋まる危険を(はら)んで()るのだ。

 (つい)でに()えば、砂は融解すると結合して別の物質へと()(ため)に制御が不能と()り、後始末が厄介な事と()り兼ねない。アリアとしても、()のもの通りし後は赤く染まりし大地の惨状を残す、とか(なん)とか語られる行動は避けたい(ところ)である。

 ともかく()れも洞窟内で生きた仲間と行動する時は、大人しく(なに)もしないで()()れと懇願される事、請け合いだろう。


 アリアは他の騎士たちが如何(どう)して()たかと思い返す。

 エミリアは【水】【氷】【水晶】、全てを飛ばしぶつけて()るか落として()るかの何方(どちら)かで()った。

 アリアの干渉領域に入った時点で失速するか出現不可能で()るし、(はる)か上空から複数の飛礫(つぶて)を落として()たとしても、人一人分の安全地帯を空けるよう落下物を()らすくらい(なん)の造作もない。

 勿論(もちろん)、大質量のものを(つく)るので()れば顕現に至る(まで)に妨害するし、妨害されて失敗しようものなら気の消費が半端ない。

 ()して多少広い所が()っても所詮は洞窟、アリアの掌握圏は天井に(まで)十分届いて()るのだから御業(みわざ)の顕現は不可能に近い。其処(そこ)へ介入する形で干渉戦を仕掛けても分は悪いし、【分裂思考】や【思考加速】でもなければ他の意識が(おろそ)かだと態態(わざわざ)知らせて()(よう)なものだから。


『ん! (そもそも)、私やお母様相手に戦うことを想定しちゃ駄目なのよ! 本来は【砂】で()れ威力はともかく飛ばせば十分攻撃になる(はず)ですわ。(つい)でに【念動】を加えて差し上げますわ』


 暢気(のんき)に少し試しては思考の渦に入り込んで()たアリアで()ったが、()の時も絶えず骨兵らはわらわらと襲い掛かって()()た。


「[砂よ()れ、()を射抜け]」×5


 アリアの(のぞ)き穴を取り囲む空中の5箇所から、同時に言霊が紡がれ響き渡る。


()()く考えて()れば、人間の声帯じゃ無いのですわ』


 複重奏をしてはいけないと誰が言った。

 と()うか【念動】は加えないのか。

 強力な補助の言霊が重複し、砂の大きな道程を作り出して骨兵を過ぎ去った。

 胸部の大半がぽっかり無く()って()る。

 御業(みわざ)の欠片(まで)吹っ飛ばしてはいないだろうかと、変な心配(まで)して仕舞(しま)う。



 (あれ)からアリアは更に奥へと歩みを……光幻たちが更に歩みを進めると、本当に骨兵らの数が増えて()た。

 そして、魔気の増し(よう)が知覚できる程に濃く()って()()る。

 取り残しはいけないと変に生真面目さを発揮して、アリアは万遍なくゆっくりと洞窟の蹂躙(じゅうりん)を進めて()たが、既に5つもの御業(みわざ)の欠片が手に入って()た。

 【残留思念】が2つ、【念話】が1つで残り2つは(わか)らなかった。

 取り()えず全てを【空間収納】に仕舞(しま)う。

 (ちな)みに【念話】なら連絡が取れるのでは、と思われ勝ちなのだが有効範囲50m以下である。

 洞窟内なら()れ以下かも知れない。

 上位の御業(みわざ)に【遠話】が()()れなら遠距離も可能だが、気も()れなりに使うし洞窟内で何処(どこ)(まで)有効かは不明なのである。

 (そもそも)、アリアの親衛隊に【念話】の御業(みわざ)所持者が居るので、近くに居るならもっと早い段階で連絡が取れて()(はず)だ。


 ともかく()の骨兵らの数は異常な事態である。

 魔落に()った死者の数が多過ぎるのだ。

 おかしな点も幾つか()った。

 ()ず骨兵らは余程綺麗(きれい)な状態で死んだのではないか。

 特に傷の無い鎧が非常に多い事が気になる。

 次に魔気が多いことから死体が元から蓄え持つ気以外にも、大量の気を(もっ)御業(みわざ)が行使されたのではないか。

 大規模な人数を(もっ)て大量の御業(みわざ)が行使された時にも、往往にして魔気が濃く()ることが観測されて()る。

 勿論(もちろん)、元から()の地が数十年数千年掛けて、魔気を(ため)め込んで()た可能性も()る。

 そして、一番の疑問が何故(なぜ)魔落と()る可能性が()るのに、()れ程大量の死体を放置したのか。

 アリアは()の事に気付かないし疑問にも持たないのであるが。


---


 其処(そこ)は大きく開けた空洞の洞窟と()って()り、中央には大きな穴が地の底へと向かって延びて()た。

 ()の穴は異様だった。

 気が(よど)むという意味が()れ程(わか)るとは思わなかった。

 肌でも感じ取れる程の途轍(とてつ)もなく濃い魔気が、穴の中で渦巻いて()(よう)だった。


 ()の広大な大空洞に辿(たど)り着きひょっこりと出て()たアリアの光幻たちへ、骨兵らが剣を掲げうじゃうじゃと隙間なく群がる(よう)に集い始めたのだ。

 ()れ丈(ひし)めいて()れば、流石に聖光で一気に殲滅(せんめつ)した方が良かろう。

 ()うは思うアリアなのだが怖いのである。

 いくら全方位に大気の層を展開して()ても、万が一に減衰せず槍や苦無(くない)が襲って()たらと、……(いや)、そんな事よりも()の規模で骨兵が押し寄せたが(ため)に、足音や衣摺(きぬず)れすらも合わさり大音響と()って迫り()る迫力は、(いま)(かつ)て経験した事が無い。

 ()れ程(まで)に骨兵の数は多かった。


『いえいえ、確かに今現在も無駄に垂れ流して()る聖光ですけれど、私が出て()かない(まで)も、其処(そこ)のアリア(模)をぴかりと光らせれば良いんじゃないのかな』


 本当に臆病である。

 気丈に平気な振りを演じつつ、左右に首を振り【念話】の口振りは(おど)けた感じすら繕って。

 ()しアリアが身体(からだ)を有して()()らば、ぷるぷると小型犬の(ごと)く震えて()たに違いない。

 だが、変に度胸が()って、無謀な行動を繰り返すものよりは増しなのかも知れない。

 何気(なにげ)に“模造アリアの光幻”が略されて()るけれど、気にしたら負けだろう。

 ()だ通路側に居たアリア(模)が、とてとてと歩み()き広大な地下空洞へ躍り出た。

 も、勿論(もちろん)、踊って()るのはエミリア(模)だけである。


「[聖光よ()()れ]」×5


 光と()う骨兵らに取っては過剰な攻撃が、一瞬にして()の存在を()の尊厳……は無いかも知れないけれど、全てを抵抗すら許さず塵芥(ちりあくた)に変え蹂躙する。

 群がりつつ()った骨兵らは次次と崩れ伏して()く。


仕舞(しま)ったー!』


 正に心の叫びである。

 集まりつつ()った骨兵らを、()の途中で一掃して仕舞(しま)ったのだ。

 (なん)たることや。

 ()の大量に散らばった鎧やら(なん)やらの装備品の中から、埋もれて()御業(みわざ)の欠片を探さなくてはならないのだ。

 軽率なこと()の上ない。


 (しばら)く手で顔を覆い魂が抜けて仕舞(しま)った(よう)に、(ただ)ぼんやりと(なに)も考えずに(たたず)んで()たのだが、脳裏に違和感を感じたアリアは何事かと気合を振り絞って確かめる事にした。


『エミリアの輪郭を(かたど)った光の影が、優雅に【剣舞】を踊って()りますわね……』


 意識の端に(なに)かがちらちらと……2つの映像が()って一つは目紛(めまぐ)るしく動き回って()り、一つはそんなエミリア(模)を眺めて()るらしい。

どうやら、模造エミリアと模造アリアの両光幻が今見て()る視界、()れが脳裏へと映し出されて()る感じで()った。

 光幻へ意識を合わせるよう心掛けて()ると、手や足の感覚も(なん)とは無しに(わか)(よう)な気がする。

 で()れば3人掛かりも悪くない。

 アリアは、そんな降って湧いた(よう)な人手? を得て(ようや)く重い腰を上げる決心を付けたので()った。


--


 アリアはふよふよと骨兵の遺品を(あさ)って()た。


()れで(なん)箇所目で()りましょうか。流石に100箇所を数えた辺りから、数えるのを()めましたわ。大公令嬢の()の私がと()い自尊をひけらかす積もりは毛頭()りませんが、ラエル辺りが見たら泣き出すかも知れませんわね。(ただ)、収穫は()りましたのよ。【音感】【器用繊細】と不明が1つ、合わせて3つも御業(みわざ)の欠片が見付かりましたのですから』


 胸を張り顎を突き上げて鼻高高に自慢気なアリアである。

 (さて)、【音感】は音の感覚を高める。

 小さな音を()き分けたり数人が同時に(しゃべ)っても()き取れたりと、中中便利かも知れない。

 【器用繊細】は、まあ、読んで字の(ごと)く細かく繊細な作業を大きく補佐する。

 普段から(あれ)()れやを同時に木目細かく操作して見せる、アリアに取っては非常に有用かも知れない。

 やっとこさ全ての鎧周りを確認し終わったアリアは、【音感】【器用繊細】の順で御業(みわざ)の欠片を(すく)(よう)にして取り込んで()く。

 そして、ああ、()れも(つい)でという感じで【念話】が宿る御業(みわざ)の欠片を【空間収納】から取り出し、先程と同じ(よう)()の透けつつも光を帯びた指先を差し入れた。


『あれ?』


 反応が全く無いのだ。

 (しばら)く思案顔を見せてから、ゆっくりと首を(かし)げる。


()しかしまして、既に取得済みでしたのかしら』


 (なん)とは無しに(しゃべ)って()た言葉は、誰にも()こえて無い積もりで発して()たが、【念話】として赤裸裸に垂れ流しと()っては()なかったのか? とアリアは少し不安を覚える。

 だが、()(さま)特に誰彼宛へと指定した訳でも無いし、付近には骨兵しか居なかったので大丈夫だと(たか)(くく)るアリアで()った。



 アリアは、広大な縦穴の前まで近付き(のぞ)き込む。

 ()の地下奥深くは何故(なぜ)か見通すことができ無い。

 ()れが濃い魔気に()(よど)みの所為(せい)なのかは分からない。

 確実にとんでもないのが居そうである。

 だけれど、何故(なぜ)()の下には行かなければ()らない気がした。

 今思えば()れは最初から、(かす)かに本の僅かに(いだ)いて()た。

 そして、今、()れは(いま)だ微かだけれど、アリアの胸をちりちりと締め付ける(よう)に焦がして()る。


 アリアは(しばら)く考えて()たが(ようや)く決心した面持(おもも)ちで、()の巨大な空洞の入り口で()る通路の前(まで)戻り立ち止まる。


『エミリア、他の皆も……、私はね、死んで仕舞(しま)ったみたいなの。幽霊なのかな。体が透き通って()てね、ものが触れなく()っちゃったの』


 アリアは歯を食いしばり下唇を上へ押し上げる(よう)に力を入れる。

 身体(からだ)が無くても感覚が無くても、身に付いた仕種(しぐさ)が残って()て表情に出て仕舞(しま)う。


『……()()だ私の体を探して()るなら()めなさい。そして、ルトアニアへ帰るのです。()れは私の最後の命令です』


 アリアは【残留思念】の御業(みわざ)で伝言を残したのだ。

 そして、御業(みわざ)を止めて、


『皆ともう一度だけでも……()いたかったの……』


 と(つぶや)いた。





 ふぅ、これで一章は終わりです。次から二章に入ります。

 昨日まで二章の方向性というか三章以降も一部ネタしか決まってなかったので、てんやわんやでネタを書きまくっていました。

 明日は新話を更新できたら良いのですが。


 2017/02/08


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---

修正記録 2018-01-18 00:27


避けたい(ところ)だろう。 → 避けたい(ところ)である。


他の騎士たちは → アリアは他の騎士たちが


事は請け合いだろう。 → 事、請け合いだろう。


()ただろうか。 → ()たかと思い返す。


骨兵たち → 骨兵ら


(あれ)からアリアは更に奥へと歩みを……光幻たちが更に歩みを進めると」追加


”” → “”


魂が抜けたが(ごと)く、 → 魂が抜けて仕舞(しま)った(よう)に、


()ぐに特に誰彼宛に指定した → ()(さま)特に誰彼宛へと指定した


読点を追加


ルビを追加


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修正記録 2018-01-17 22:19


幾つかの改行を追加


幾つかの平仮名を漢字に変更


補足の文や語尾などを変更


骨兵の周り → 骨兵の上空


共通する言霊ほど → 言霊は共通する語句が()る程


混じった → 入り交じった


「『うん、()れ駄目な(やつ)だよ! 過保護なメアリー辺りに見られでもしたら終わりの見えない話が待って()りますわ』」追加


鎧の熱を奪ったり → 骨兵の鎧から直接熱を奪おうとしたり


気を纏抵抗する知恵は残っているらしく余り効果は出なかった。

骨兵でも(しっか)りと周囲に気の(まとい)を持つらしく全く効果は無かった。


危険ということがある。

()れらへ引火すると逃げ場も無く爆発に巻き込まれ岩崩れに埋まる危険を(はら)んで()るのだ。


また → (つい)でに()えば


地底へと向かって空いて → 地底へと向かって延びて


洞窟の開けた場所に辿(たど)り着いた → ()の広大な大空洞に辿(たど)り着きひょっこりと出て()


いやいや → いえいえ


通路の奥にいる → ()だ通路側に居た


卒爾(そつじ)(きわ)まりない。 → 軽率なこと()の上ない。


喪心(そうしん)(ごと)く → 魂が抜けたが(ごと)


字の(ごと)く → 読んで字の(ごと)


かぎ括弧内の改行を削除


かぎ括弧前後に改行を追加


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修正記録 2017-02-21 13:07



【砂】と【熱】の御業を強化 → アリアの【砂】と【熱】の御業を強化


言霊を使う事が出来た → 言霊を使う事に成功した


幾つかの改行追加


一部語尾、接続詞を変更


ルビ追加


「なんとも言えぬ」追加


「地面を凍らせて骨兵を()かしたり」追加


魔気を纏抵抗する → 気を纏抵抗する


「アリアの間接攻撃に使える御業は【大気】【砂】」の下りの文を改稿


「本当に臆病である。」追加


何気(なにげ)に”模造アリアの光幻”が略されているし。」追加


模造アリアの光幻 → アリア(模)


言霊の詠唱を「[]」の括りに変更



よく考えてみれば人間の声帯じゃないの

『よくよく考えてみれば人間の声帯ではないのですわ』



「というか【念動】は加えないのか。」追加


「ちなみに【念話】なら連絡が取れるのではと」の下りの文を改稿


「本当に臆病である。」追加


一部アリアの思考部分を『』で括る


---


 修正ってすごい時間が掛かりますね。プレビューが良い仕事しすぎだ。

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