01ロクスサス渓谷の魔窟
閑静で広大な庭園を擁する区画には、ぽつりぽつりと邸宅が立ち並ぶ。
其の中でも情緒豊かな異国風の趣を持ち一際目立つ大きな建物は、つい見入って仕舞うのも無理はない。
そんな物静かな場所を一変する様に、馬車や従魔車が次々と押し寄せて来る。
ラギストア帝国の帝都リーシャンハイスには、皇帝陛下が御住まいに為られる宮殿を中心とした貴族街が形成されて居り、其の一角に在るルトアニア自治邸の敷地内は、治外法権とする約定を皇帝陛下に保証されて居た。
ルトアニアも同じ帝国領とは為って居るのだが、未だラギストアとルトアニアは対等な国の態を保って居ると謂う意味にも取れる。
そして今、其の様な自治邸の大広間には、続続とルトアニア領に属する貴族子息令嬢たちが、学園の寮を引き払って詰め掛けて居る。
此の子たちを情勢が安定する迄、此処で保護しなくては為らないのだ。
アリアは自治邸の一室にて、侍女たちが旅の準備を整えるのを待って居た。
扉を叩く音が聴こえ侍女のメアリーが扉を開けると、兄のカルロス殿下が少し困ったとも心配そうとも云えるが、何とも云えない微妙な面持ちをしつつ部屋へ入って来る。
「アリア、話は聞いたよ。古い慣習が随分と悪方向へ流れたね。此れを機に幾つかの古い習慣は見直した方が良いのではないかな」
「お兄様には色々とご迷惑をお掛け致しまして……」
カルロス殿下はアリアの謝罪に対して被せ気味で口を開く。
「アリアが悪い訳じゃない。ああ、然う然う、ミリル・フェスバーンから言伝だよ。件の少女はリーシャ・グラダード男爵令嬢、対立派閥では無いそうだ。ああ、其れと、アリアと同じ【聖】の希少な言霊属性を持って居るらしいよ」
「【聖】の御業ですか、……でしたら今回の件も其れ程彼の子には影響しないのかも知れませんわね……」
扉を叩く音と共に、近衛騎士のエミリア親衛隊長が入室して来る。
「姫様、表に魔動車が到着致しました」
「ルトアニアの宮城へ着いたら自邸待機は解除されるよう手筈を整えて居るけれど、序でに領を出る時に泣きじゃくって居ったテリシアの様子も見て来てお呉れよ」
軽く抱きしめ微かな笑顔を浮かべつつ兄のカルロス殿下は、然う伝え励ますのが精一杯の様子で在った。
テリシア殿下は六歳と、アリアの2つ下に為る妹で、姉にべったりの甘えん坊である。
兄のカルロス殿下は2つ上の十歳で、普段から妹のテリシア殿下を甘やかす駄目っぷりが目立つのは、玉に瑕で有ろうか。
侍女のメアリーは魔動車の中で使う為らしき、荷物を手に下げて居る。
他の荷物は侍女のラエル辺りが、既に魔動車へ積み込んだのだろう。
『他の準備も整ったようですわね。では一時帰宅の旅へと馳せ参じましょう』
アリアは一つ頷くとエミリアを先導に部屋を後にする。
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神から授かった奇跡の業、生まれ持ってのものは先天御業と云う。
其れは人の資質に依って宿る数が変わるのだ。
そして御業の中にも共通認識言語、言霊に由って操作が可能なものを言霊属性と云う。
此の唯御業と称するもの、言霊属性に分類されるものが略一対一の割合で人へと宿り、平民だと一つずつ、貴族だと2つずつ以上の資質を持つものたちと棲み分けられて居た。
其の他、生後の研鑽次第で得られる後天御業と分類されるものが在り、例えば技術を芸術的に高めたものには神から祝福として、其れに纏わる力が与えられる。
“技巧の極みは神技と成る”らしい?
一説では、生死を分けた状況下に於いても後天御業を得る事ができるとも謂われる。
又、此の大地や大海あらゆる所に空気の如く在る魔気と云う目に見えないものを、人は気へと精製し御業の糧とすると謂われる。
徒、世界へ満ちる気や魔気は何れ淀み濃い魔気溜まりと為り、其れが生物や死体に年単位で影響すると、魔落と云われる大変異を起こすものも在る。
そして、此の魔落が死した時に稀に残すとされる御業の欠片を使うと、相性次第で後天御業を得る事ができると、古い記録に散見する記実も見受けられるものの、資料が余りに古い為今では略伝説と化して居る。
リーシャ・グラダードは僅か5日の期間を以て馬を駆けたのか、600kmに近い行程を走破して居たのだ。
辿り着いたるは、ロクスサス渓谷を眼下に臨む岩山の上。
此処の殆どは岩山と土塊許りで、河川などは人々の記憶に存在しないくらい大昔に枯れて果てて居た。
そして、奇しくも此処は7年前に起きたラギストア帝国との戦争で、敗れ去ったバグルス王国軍の死者たちが眠る地でも在った。
リーシャが何を考えてかは分からぬけれど、其処で或る一団が通るのを固唾を呑んで待ち伏せる。
軈て遠くの微かな景色に、何ものか一団が見えて来る。
其れは、アリア・ルトアニア大公令嬢が乗る魔動車と其れを守る近衛騎士の親衛部隊である。
此の一団に何かを仕掛けようとでもして居るので有ろうか。
かと云ってもリーシャは八歳と、未だ力の使い方すら覚束無い筈の少女である。
だが、リーシャはと或る理由から、此の渓谷の地下には気の淀んだ魔気から成ると謂われる、魔窟が存在する事を知って居た。
魔窟とは、魔落の巣窟で在り発生源でも在る。
そして、リーシャが2歳の折に此の大陸共通の神を祀る聖堂にて、【慧眼】の御業を以て其の資質を診断したと記録では残されて居る。
其の記されしリーシャの資質、持って生まれた御業は8つ有る。
此れは男爵位の資質ではない、公爵・王族級で有った。
其の持ちたる御業は、先天の言霊属性と云われる系統が【聖】【水】【岩】【土】と4つ有り、言霊に影響しない系統が【健康】【強骨】【強精神】【遠見】の4つと為って居た。
勿論、先天御業が8つも有るのは驚愕に値するものの、矢張り八歳の少女がどうこうできる相手では在ろう筈も無い。
唯、リーシャの風格は模擬社交の立食会で見せた無力な少女の其れでは無く、一流の騎士や領主並の研鑽を積み重ねて来た気品や威厳すら感じさせて居た。
ロクスサス渓谷の戦い。7年前の戦争で敗北したバグルス王国軍の戦死者は非常に多く、8万5千人と資料には残って居る。
此の戦いでバグルス王国最後の王、ダクロフ・バグルスも戦死して居り、其の壮絶さを窺い知れるだろう。
扨、此のダクロフ王に就いてだが、生前の執政は特に当たり障りもない凡庸なものだったと云う。
まあ、平時に於ては何の時代でも、後の評価は凡庸こそ才能と持て囃されるのだが、唯一の汚点としては此の戦争に関わったが為に、国を滅ぼすと云う最低の評価で名を残した事で有った。
国を滅ぼした最後の王として最も有名では在るのだが、実は或る特殊な御業を授かって居たと、真しやかに囁かれて居る。
其の御業とは【時】である。之は非常に珍しく歴史を紐解くと数度だけ、此の御業を持つものの出現が確認されて居る事が判る。
過去の記録では原因不明の突然死するものが多いこと、不老のものや未来を予測したもの或いは、過去の隠されし事実を解き明かすものも存在したとされるが、資料も内容も一貫せず定かではない。
リーシャは此処へ着いた間なしに、或る行動を行って居た。
其れは眼下のロクスサス渓谷を見据えつつ、前以ての準備として地下の奥底へと気を送り込み、為さんとする心象を思い描きながら御業を行使した。
「[岩よ其から去ね]」
発せられし言葉は、御業を強化する言霊と云われる統一言語である。
注目すべきは地下の奥底までは土が在り水が在り岩が在るので有ろうが、リーシャは其の全ての物質に適性を持つが故に、気の力を悉く通しせしめ地下の岩盤を確りと捉えて居たのである。
そして、言霊に依って強化された【岩】の御業は、地下の魔窟を覆う強固な岩盤を一瞬にして消し去ったのだ。
此れを何箇所か行い全ての準備が整えてから、冒頭の息を潜めて待つ状態に至ったのである。
そして、一団が渓谷を通る頃合いを測り乍ら、復地下を狙い定め御業を行使する。
「[水よ其に在れ]」
其れは復もや言霊の強化を以て、地中の本の隙間に水を大量に顕現する。
水は高圧を伴い地下を裂き土を巻き込み土砂と成り、魔窟へと流れ込む。そして、尚且つ渓谷には地下水脈が在り、其れすらも巻き込み大陥没を引き起こした。
「アリア殿下……御免なさい。殿下に声を掛けて頂いてから私は幸せの日々を一生を……だからこそ私は責務を……」
リーシャはぽろぽろと涙を零して居た。
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一切の音が聴こえない。
だからこそ耳鳴りに依って自身に起きた異常事態を痛感する。
暗い車内、私はラエルに覆い被さられて居た。
「ラエル……、一体何が起こったの?」
彼の時、突然の浮遊感が有った。そして、常に私を守るラエルの【守護】の御業が強く自身の周りを覆った。
物凄い音がした。地響きが聴こえた。車内が何度も揺れ窓硝子が割れた。
そして、今、車体は斜めに傾いた儘で止まって居る。
ラエルは【遠見】と【守護】の先天御業を持って居た。守られたと理解した。
手探りでラエルに触れるとぬるりと濡れた感触が伝わって来た。
怪我をしてる事に思い至り、慌てて【治癒】の御業を使うと大きく気を消失したと感じた。
大怪我だったのだろうと考えて居ると、はっとしてメアリーを探した。
「メアリー!」
大声で叫んでも返事がない為、手探りで操縦席を確認して【治癒】を使う。
復大きく気力が消失した事を感じる。
息もだいぶ上がって来て居る。
それでも急がなければと不安が押し寄せる。
【治癒】は【癒し】の上位御業にあたる希少なもので、欠損すら治すが消費も大きい。
魔動車の扉を開けようとしたが動かない。
窓から何とか車外に這い出て叫んだ。
「エミリア!」
返事がない事は予想できたけれど、返事をして欲しかった。
地面は剥き出しの岩と土、上は岩の天井に穴が空いて、其処から斜めに光が差し込んで居る。
「[聖光よ此処に在れ]」
無我夢中で【聖】の言霊属性を使った。
聖光は光を齎すと同時に、癒やしの効果も有るとされて居る。
徒、神神しいので明り取りには、余り向かないのが玉に瑕。
明かりと共に見通しは悪いが、倒れ伏す近衛騎馬隊の面々らしき惨状が姿を見せた。
総勢十五名、咄嗟に治癒を使う。
だが、見る限り自分の力では足らないと判断できた。
だから縋る思いで、生物系の御業に共通する言霊を組み合わせた。
「[治癒の御業よ彼等を癒せ]」
物凄い勢いで気力が消失して行く、意識がくらくらとして遠のく、息が苦しく、鼓動が……。
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アリアは岩や土の積もった大地に倒れて居る。
ぴくりとも動く気配は見せ無い。
だが、少しでも皆を回復しようという思いからなのか、聖光は輝き続けて居る。
何か地下深くから引き寄せる様な、目に見えない力が在る。
其の力が、アリアの身体へと纏わり付いて行く。
数分経っただろうか、アリアの姿は忽然と其の場から消え失せて居たのだ。
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意識は朦朧として居て、何も考えられなかった。
唯、自分の中に有る【聖】の力を、無意識に出して居た気がする。
そして、聖光は何時しか抵抗らしきものを、感じるように為って居たのだ。
『んっんん……何よっ!』
自分の周りに何かが覆って居る様な、迚も嫌な感じだ。
意識がはっきりしないのも、周りが見えないのも、不快な圧迫感も全て此れの所為に違いない。
暴れようとして気が付いた。手や足の感覚が無い。
其れ許りか口すらも動かせ無いではないか。
何も無い感覚、唯、不快な圧迫感のみが押し寄せて居る。
そんな状況下で、何だか覚えある感覚に気が付いた。
『あれ?、私……【聖】の御業を出してるのかな……』
少ない感覚の中で、其の力は不快な圧迫を押し返して居る気がするのだ。
だったら目一杯の力を振り絞ってみないでか!
霧が晴れる様な、殻が割れる様な、抑え付けられて居たものが解き放たれる。
鈍って居た思考が確かに為って行く。
アリアは気が付くと破損した魔動車や岩がごろごろして居る洞窟の只中で、否、文字通り空中でふよふよと浮いて居た。
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事態を丸で飲み込めて居なかった。
ともかく体がふよふよと浮いて居るのだから。
否、其れ処か身体は無いと云うか透き通ってさえ居る。
『一体何なのでしょう。と心の中で何度も呟くだけ……と云うか! 私の声が出て居りませんわ! 思わず物語のお嬢様口調使うぐらい焦って居りますのよ。ええ、ラエルたちには温かい目で見守られて居りますわ。然う! ラエルたちは如何しましたの?』
アリアはふよふよと周りを確認するが、人影は全く見当たらない。
但、調べて見ると泥が固まった所に、複数の足跡が残って居た。
泥が乾くのだから、時は些か経過して居る様に見受けられる。
足跡は彼方此方に散らばって居て、大きな石を動かした跡や数箇所の穴が掘られた場所へと続いて居た。
暫く足跡をふよふよと辿って居たが、漸く思い至る。
『私を見付ける事ができたのかな。
私、死んじゃったのね。
言葉が出せないだけじゃなくて、涙も出ないのね』
私は妹のテリシアみたいに泣き虫じゃないけれど、大人たちみたいに悲しい時に我慢して顔に出さないなんて出来やしない。
だから自分が本来どれだけ泣きじゃくって居るのか判る。
だからこそ一層に自分が既に生を手放して居る事を身に沁みて実感する。
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修正記録 2017-12-08 23:17
情勢が安定する迄は、 → 此の子たちを情勢が安定する迄、
其れ程彼女には影響しない → 其れ程彼の子には影響しない
居る → 居る
居た → 居った
6歳 → 六歳
10歳 → 十歳
此の御業と言霊属性に → 此の唯御業と称するもの、言霊属性に
資質を持つとされる。 → 資質を持つものたちと棲み分けられて居た。
又、魔落と云われる生物や死者に淀んだ気、魔気が年単位で影響して成る化物を倒した時に、稀に落とすとされる御業の欠片を使うと、相性次第で後天御業を得る事ができると古い記録に散見する記実も見受けられる。
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又、此の大地や大海あらゆる所に空気の如く在る魔気と云う目に見えないものを、人は気へと精製し御業の糧とすると謂われる。
徒、世界へ満ちる気や魔気は何れ淀み濃い魔気溜まりと為り、其れが生物や死体に年単位で影響すると魔落と云われる大変異を起こしたものと成る。
そして、此の魔落が死した時に稀に残すとされる御業の欠片を使うと、相性次第で後天御業を得る事ができると、古い記録に散見する記実も見受けられるものの、資料が余りに古い為今では略伝説と化して居る。
8歳 → 八歳
気の淀みから成る → 気の淀んだ魔気から成る
リーシャは眼下の → 其れは眼下の
ルビを追加
総勢15名 → 総勢十五名
体 → 身体
(一部)
消え失せた。 → 消え失せて居たのだ。
無意識に出して居た。 → 無意識に出して居た気がする。
其れは → そして、聖光は
為って居た。 → 為って居たのだ。
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修正記録 2017-10-04 14:06
仕舞うのも無理もない → 仕舞うのも無理はない
6歳に為るアリアの2つ下の妹で → 6歳と、アリアの2つ下に為る妹で
(↑「6歳に成る」)
ルビ設定の調整・追加
一部平仮名を漢字に、漢字を平仮名に変更
読点を追加
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修正記録 2017-10-02 12:42
前文のルトアニア自治邸に関する説明を光景と合わせて加筆
て、での後に来る補助動詞の平仮名を漢字に置き換え
表外漢字の平仮名を漢字に置き換え
幾つかのルビや改行を追加
兄弟の会話や情報に加筆修正
世界観説明に加筆修正
リーシャの登場表現を一部修正
「先天御業言霊属性:聖、水、岩、土
先天御業:健康、強骨、強精神、遠見
後天御業:時、武技、記憶辞書、掌握、執政、乗馬、魔練」消去もしくは文章に置き換え
上記の変更に整合性を持たせるため加筆修正
リーシャの行動に幾つかの加筆修正
アリアの状況に幾つかの加筆修正
表現や文体を一部変更
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修正記録 2017-05-26 01:30
態を取っている。 → 態を取っているのだ。
幾つかの平仮名を漢字に変更
幾つかの句読点を変更
斜めの位置 → 斜めに傾いた位置
近衛騎馬隊の面々の姿が見えた。 → 近衛騎馬隊の面々らしき姿を見せた。
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修正記録 2017-05-25 01:09
ホール → 大広間
幾つかの平仮名を漢字に変更
一部漢字を平仮名に変更
幾つかのルビを追加
幾つかの句読点、改行を変更
兄カルロス・ルトアニア → 、兄カルロス
件の少女 → 言伝だよ、件の少女
は取っているけど → を整えているけど
『軽く抱きしめ微かな笑顔でお兄様はそうおっしゃった』
↓
軽く抱きしめ微かな笑顔で兄カルロスは然う伝えるのが精一杯の様子であった。
その持ち得る御業は → 其の持ちたる御業は
示す場所 → 其
狙い定め → 狙い定め御業を行使する。
幾つかの仮名を平仮名に変更
突然の → 彼の時、突然の
「[治癒の御業よこれらを癒せ]」 → 「[治癒の御業よ彼等を癒せ]
感じるよううなっていた。 → 感じるようになっていた。
声が出て → 私の声が出て
ていま → ておりま
どうしたの。』 → 如何したの?』
固まった後に → 固まった所に
時間は些 → 時は些
散らばっていた。大きな石を動かした後や数カ所の穴が掘られていた
↓
散らばっていて、大きな石を動かした跡や数箇所の穴が掘られた所へと続いていた
辿っていたが → 辿っていたが思い至る。
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修正記録 2017-03-05 04:45
魔気が影響してなる → 魔気が年単位で影響してなる
一部ルビの設定がおかしいところを修正
幾つかの改行を追加
↓説明が重複していたのでカット
魔落は気が淀み魔気となり滞留する場所で死体や動物等が年単位で逗まっていると変質するものである。
慧眼 → 【慧眼】
「ようだ」追加
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修正記録 2017-02-23 18:01
幾つかの改行追加
幾つかのルビ追加
「先天御業言霊属性:聖、水、岩、土」先天御業の追加と位置移動
「先天御業の8つ以外にも」追加
アリアの思考部分に『』の括りを追加
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修正記録 2017-02-20 12:39
一部アリアの思考部分に『』を付ける
一部送り仮名を付ける
誤字:言語属性→言霊属性
御業の言霊を唱える場合「[]」で括る書式に変更
そしてラエルの【守護】の御業が私の周りを覆った。
↓
そして常にアリアを守るラエルの【守護】の御業が強く周りを覆った。
一部御業の名前に【】を括る
一部「私」を「アリア」に変更