幕間 リナとアイラの女子会 + キャラ紹介
宿屋の暖かい照明の下、リナとアイラはテーブルに座り、美味しい食べ物や最近の流行のアクセサリーについて語り合っていた。
リナ:「アイラさん、この街のお店で一番気に入っている料理は何ですか?」
アイラ:「ん~、やっぱりジューシーなステーキかな。『金の炎』って店、知ってる? 最近オープンしたとこで、その肉の質と特製ソースがすごくてさ。」
リナ:「それは美味しそうですね!!私は『星の果物店』で売ってるアップルパイに夢中なんです。甘さがちょうどよくて、りんごがふんわりとした食感で…」
アイラ:「うわ〜美味しそう!あ、そう言えば、その『星の果物店』の隣に新しくジュエリーショップができたんだよね。『輝く石のアトリエ』って言うんだけど、行ったことある?」
リナ:「行きました! 実は先週、友人からその店の紹介を受けて、ちょっと覗きに行きました。」
アイラ:「そうなんだ! 何か気に入ったアクセサリーとかあった?」
リナ:「星型のペンダントが特に印象的でしたね。シンプルだけど、光を受けるとキラキラと輝いてとても綺麗でした。」
アイラ:「うん、それ知ってる! 実は私も一目惚れして、そのペンダントを買っちゃったんだ。」
リナ:「それは素敵ですね。アクセサリーって、自分を特別に感じさせてくれる魔法があると思うんです。」
アイラ:「ほんとにそう! 特に、自分のスタイルに合わせて選べるから楽しいよね。」
その時、外から大きな騒音が聞こえてきた。
冒険者達が街の外に向かっているようだ。
二人は窓に駆け寄り外を覗くと、数匹のモンスターが街の方向に進んでいるのを目撃した。
リナ:「モンスターたちが街に向かっている…!」
アイラ:「女子会を邪魔されるのは許せないな!」
リナは大きな両手剣を手にし、アイラは弓を構えて外へ駆け出した。
リナの剣がモンスターの甲羅を打ち、アイラの矢がそれをサポートした。
短い戦闘の後、モンスターたちは撃退された。
アイラ:「ふう、大変だったけど、街は無事だね。」
リナ:「はい、良かったですね。」
アイラ:「それにしても、なんでこんなところにモンスターたちが?」
リナ:「それはまた後で調査するとして、今はまたゆっくりとおしゃべりしましょう。」
アイラ:「そうだね、まだまだ話したいことがいっぱいあるし!」
二人は再び部屋に戻り、楽しいおしゃべりを続けた。
◇
ランデル「女子会、いいですねえ…。」
◆
【主な登場人物】
〇アイラ
ショートの金髪が太陽の下できらめく、美しい弓使い。その美貌とは裏腹に、彼女の矢の速さと正確さは圧倒的。一度彼女の放つ矢を目の当たりにすれば、その技の高さに誰もが息をのむことだろう。しかし、その火力は控えめ。無限に矢が出てくる魔法具を持っている。だが、それ手に入れるために全財産を使ってしまい、一文無しとなった彼女は、ある日行き倒れてしまう。頼れるお姉さんのような存在だが、時折うっかりミスをしてしまうことも。ビキニアーマーを纏い、戦場での颯爽とした姿は多くの人々の心をつかむ。ランデルを良きパーティーメンバーとして信頼している。しかし今後、彼にどのような想いを抱くかは、まだ誰にも分からない。




