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4th BET 『赤か、黒か?(それとも)』 前編

 天才賭博師、冴木凛の一生は闘争の歴史と言っても過言ではなかった。凛本人が何よりも平穏と退屈を嫌い、刺激を求める性格であったことがその主な原因である。

 闘争、とは言ったものの彼は喧嘩と言った暴力的な行為は全く得意ではない。彼の最も得意とすることは"観察と誘導"だった。人が何を考え、何を欲し、そして何を恐れるのかを理解し、そこに付け入り巧みに自らの思い通りに誘導する。

 ある意味必然的に、彼は賭博師としての道を選んでいた。好きで得意なことをやっていたら、いつの間にかそうなっていたという方が正しいだろうか。持って生まれた強運も相まって、それは彼の天職となった。


 彼が得意な賭け事の裏側には、当然ながら"暴力"が影を潜めていた。調子に乗って、不用意に積みすぎた勝利を理不尽な暴力で失うことも多々あった。

 その度に、彼はその明晰な頭脳と類稀な観察眼で二つの感覚を体得していった。


 一つ目は『ボーダーライン』。押し引きとも呼べるこの感覚は、ギャンブルの"奥義"と呼んでも差し支えないだろう。賭けるべき時に賭け、引くべき時に引く。どの程度まで()()()()()()()()()安全か、それを数多くの失敗から学んでいった。


 彼が身につけた二つ目の感覚は、彼の苦手な暴力のプロフェッショナルの間で"奥義"と呼ばれることもある。数多くの本気の暴力に晒されてきた凛が体得したのは、『殺気』を感じ取る能力であった。

 「てめえ、ぶっ殺すぞ!」と言って襲いかかってくる人間が、()()()()()()()()()()()()()()()、見抜くことができるようになっていったのだ。


 そうして身に着けた二つの能力は、持って生まれた才能と掛け合わせることで、凛に天才の称号を授けるに至った。

 

 そして今、自らの経験によって体得した感覚は告げていた。目の前にいる『邪神』を名乗る、スタイル抜群の魅力的な女性は今も優雅にこちらを見つめている。


「あんた、本気で俺たちを殺す気だな…」



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 天災科学者、逢沢鈴の一生もまた、闘争の歴史と呼んでも差し支えないだろう。鈴本人は争いや刺激を求める性格ではなかったが、持って生まれた凶運がそれを許してくれなかった。


 闘争とは言ったが、彼女の人生はまさにその凶運との闘いの連続だった。先ほど彼女が《神器》ヘスに語って聞かせた以上に、数多くの理不尽な仕打ちが幾度となく彼女を打ちのめしていった。

 しかしその逆境は同時に、彼女に眠る類稀なる才能を開花させた。その才能は、過去の偉大な科学者たちが皆備えており、現代において成功するためにも最も重要な才能とも呼ばれている。


 彼女にとっては当然だったかもしれないが、周囲の人間から見ればそれは驚異的な光景だったに違いない。とにかく、彼女は"諦めない"のだ。

 一度やると決めたことは、()()()()()()()やりぬく。新しい仕事を抱えようと、もうやらなくても言いといわれても関係ない。


 その癖のある性格と、悲劇を呼び込む凶運も相まって、様々な研究室を転々としてきた鈴だったが、一度携わった研究を完遂させなかったことはない。

 ふと思い出したタイミングでやってきては周囲が止めるのも聞かずに試験を始めるその姿に、その可憐な容姿とは裏腹に、周囲の人間は彼女に"天災"の称号を授けるに至った。


 しかし、不幸の連続ともいえる人生の中でも幸運はあった。

 子供の頃、彼女に多大な影響を与えた恩師との出会いが彼女の進むべき道を決めた。元々人との出会いには恵まれていたが、その恩師との出会いは彼女にとって人生最大の幸福だっただろう。なにしろ、彼女の才能を最も生かすことができる道を示してくれたのだったのだから。


 彼女が最も得意とすることは"観察と妄想"だった。凛のそれとは異なり、彼女の観察眼は()()()()()()()強く作用した。とにかく鋭い、そして細かい。

 僅かな綻びすらすぐさま見抜き、その原因を飽きることなく想像、いや妄想する。そうして生まれた大胆な仮説は、もちろん盛大に間違えることも多々あったが、何度も業界を震撼させるような成果を生み出していった。

 

 そして今、彼女の鋭すぎる観察眼は、一つの大きな疑問にぶち当たっていた。目の前にいる『邪神』を名乗る、長身で銀髪の女性は今も平然と宙に浮いている。


「あなた、翼もないのにどうして宙に浮いていられるの?」


《我が主…今そこを気にされるのですか…》


「ワタシも、まさか神様が宙に浮いていられることを疑問に思うとは想像していなかったわね…」


 少しだけ気の抜けたような声を上げる邪神ケイオス。一瞬だけ場の空気が白みかけたが、凛だけは緊張を緩めることはなかった。

 なにしろ、どれだけ気の抜けたような顔をしていても、依然として邪神の放つ殺気は微塵も衰えていなかったのだから。


「それで、邪神様はこれからどうやって俺たちを殺すつもりだ?」


 こういう時に受け身になってはいけない。長年の経験から、凛は自ら相手に切り込んでいった。


「いい質問だわ。邪とはいえ、私も神様の一人であるわけだから、人を消滅させる方法はたくさん持ってるわ。あなたが一つのまま死ぬ方法や、()()()()()()()()死ぬ方法まで、それこそ無限にね」


 ぞっとするようなことを平然と言ってくる。凛の観察眼は、彼女が真実を語っていると判断した。神が嘘をつく必要があるかは疑問だし、神のついた嘘を見抜くことが可能かも疑問ではあったが。


「普通に殺したっていいんだけど。ワタシも長いことこんな立場をやってると、君たちみたいなのを殺すのも少々飽きてきたの。わかる?」


「いや、分かんねえし。それに、殺しに普通もくそもないとは思うが」


「大事なのは結果じゃないわ。過程よ。だから、今回も過程を楽しみたい。それだけ」


「処刑宣告をされた身としては、過程よりも結果の方が大事なんだけどな」


 軽口をたたきながらも、凛の背中にはびっしりと冷や汗が浮かんでいた。かつてないほどの絶望を体感していた証拠だった。。

 目の前に優雅に浮かぶ、やたら露出度の高い衣装をまとったこの女性は、確実に自分たちを殺傷することができる。それが実行可能であることは、彼女が放つ圧倒的な殺気が雄弁に物語っていた。


 要は、彼女はいつでも殺そうと思えば自分たちを殺せるし、実際にそうするつもりなのだ。彼女が先ほど言ったように、違うのは死に至る過程しかない。つまり、早く死ぬか、ゆっくり死ぬか。


「それで、結局はどうするつもりなの?」


 背後に座る鈴から、次第に不穏な気配が感じられるようになってきた。どうやら、邪神の勿体ぶった言い回しにイラつき始めているようであった。


(おいおい、いくら何でも神様相手にキレるのだけはやめてくれよ…!)


 何がきっかけで邪神の気が変わるのかわからない。凛は心の底で鈴の怒りが収まることを必死で祈っていた。


「ふふっ、逢沢鈴。きみは面白い。冷静で慎重かと思いきや、こんな短気な面もあるとは…いやいや、悪かったわ。ちゃんと一から説明するから、どうか落ち着いて?」


 言うと邪神は懐から小さな円盤を取り出した。種も仕掛けもないことを証明するためか、彼女は宙を飛び、その円盤を二人に手渡した。


「これは…ルーレット?」


「そう。カジノの女王と言われる、最も有名なギャンブルの一つよ。今から、君たちは私とギャンブルをしてもらう。それに負けたら、君たちには死んでもらう。どう?わかりやすいでしょ?」


「確かにシンプルだな。じゃあ、俺たちが勝ったら?」


 ギャンブルと聞き、凛の目が危険な輝きを帯びる。どんな状態であっても、勝負と聞くと思わず反応してしまうのは賭博師の性だった。


「君たちが勝ったら?そんなことはないから気にしなくていいわ。だって、この勝負は君たちがいつ負けるかを楽しむためのものなんだから」


「勝ち負けがあるから勝負っていうのよ。あなた、言葉の意味理解してる?」


 いよいよ鈴の忍耐も限界を迎えつつあるようだった。せめてもの抵抗として、凛は絡めあった片肘をしっかりと自分に引き寄せた。


「こちらの逢沢先生の言うことももっとだ。そんな勝負、やったとして何のメリットがあるんだよ?」


「勝負をやっている間は生きていられるというのじゃ、ダメかしら?受けないのも君たちの自由よ?でも、その時はワタシが君たちをどうするのも自由。言葉の意味、理解できるわよね?」


「勝負を受けなければ、すぐに殺す。勝負を受ければ、勝負が終わってから殺す。そういうことね?」


「んな理不尽な…」


「そうね。よくそんなふうに言われるわ…そういうことばかりやっているから、邪神なんて呼ばれるようになっちゃったのよね」


 でも仕方ないというように、肩をすくめる。開き直っている、あるいはそんな自分を受け入れているようであった。


「それじゃあ、勝負の条件を聞こうか?」


「ちょっと!勝手に話を進めないで!?」


「じゃあ、断って今すぐ殺されるか?とりあえず、どんな勝負を聞くのは悪いことじゃねえだろ?」


「冴木凛。君の呑み込みの早さと、潔さに感謝するわ。では、ルールの説明をはじめるわね?」



―――ルール説明―――


1:勝負には、現在冴木凛の手元にあるルーレットを使用する

2:ルーレットに球を投擲し、入賞したマスに応じた災いが投擲者の身に降りかかる

3:球がマスに入賞してから、次の投擲までの期間は合計で1時間以上経過してはならない

4:上記のルールに違反しない限り、邪神ケイオスは冴木凛・逢沢鈴への干渉は行わない

終了条件:冴木凛・逢沢鈴いずれかの死亡


―――――――――――


「ルールは以上よ。わかったかしら?特に4番目のルールを作成したことには感謝してほしいわ。こんな慈悲深いルールを考えるなんて、もはや邪神の名は返上した方がいいかもしれないわね」


「それはそれは、慈悲深いことで…」


「肝心なことがルールに書かれてないわ?37マスある出目の災いとやらは、どんなものなの?」


「あら、きっと知らない方がいいと思うわよ?でも、どうしてもというのならば少しだけ教えてあげる」


 そういうと邪神は軽く指を鳴らした。すると、それに応じるようにはるか上空からドラゴンが飛翔してくる。先ほど鈴がしがみついていたものと違い、深紅の鱗を持った美しいドラゴンであった。


「この娘はファイアドラゴン。実は先ほど冴木凛に斬り殺されたブラックドラゴンとは夫婦だったの。どうしても夫を殺された恨みを晴らしたいというもんだから、特別にワタシが呼んであげたわけ」


 紹介に応えるように、深紅のドラゴンの喉元が大きく膨らむ。首を大きく上にそらし、こちらに頭を放り投げるように前に突き出す。

 同時に、喉元にたまった何かを吐き出すように口を開いた。その姿を見て、なぜか鈴は飲みすぎた中年サラリーマンが道端で嘔吐する様を思い出した。

 しかし開いた喉元から出てきたのはかつて居酒屋のメニューだったものではなく、ドラゴンの鱗にも負けないほどに眩い真紅の光だった。


(……約2000℃ってところかしら……)


 吐き出された炎を見て、鈴は直感的にその温度を推測していた。

 普通ならば思わず見とれてしまうほどに純粋で眩い光を放つ紅蓮の炎は、しかし圧倒的な死の気配をまとってこちらに押し寄せてきた。

 着弾は発射とほぼ同時であったが、幸いなことに狙いは大きくそれていた。あるいは、邪神の戒めにより意図的に外されていたのかもしれない。


 炎は二人の遥か下方の山に着弾し、メラメラと暫くの間燃え盛っていた。その熱量は、遠く離れた二人にまで届いていた。じっとりとした汗が額に浮かぶのを感じながらも、鈴はじっとその炎が燃える様子を観察していた。


(燃え続けているってことは、プラズマのような反応が即座に終わるようなものではない…つまり、何らかの燃焼反応が起こり続けてるってこと。おそらく、何らかの可燃性の液体を放っているってことね)


《我が主…今そこを気にされるのですか…》


「ワタシとしても、なるべくなら若くして未亡人になってしまった哀れな雌ドラゴンの願いを叶えてやりたいの。だから、チャンスをあげたわ。赤のマスに止まった場合は、彼女に一発ブレスを撃ってもらう。もちろんさっきのはわざと外したの。本来の彼女のブレスは百発百中よ?」


「そりゃあ、慈悲深いことで…」


 ドラゴンに雄雌があり、愛情をもって結婚すること、あるいは目の前の巨大なドラゴンが若いかどうかなど、突っ込みどころは無数にあったがいちいち相手にする余裕は今の凛にはなかった。

 そういう細かい突っ込みが大好きなはずの鈴の方は、未だにじっと燃え盛る炎を観察している。


「他のマスにとまった場合は、ワタシが選りすぐった『罰ゲーム』が用意してあるわ。全部を最初からばらしてしまったら面白くないでしょ?というわけで、説明は以上よ」


 それだけ告げると、邪神ケイオスは急に沈黙した。今まで気さくな雰囲気でしゃべり続けていただけに、沈黙の与えるプレッシャーは尋常ではなかった。

 その沈黙は、催促に他ならない。つまり、『勝負を受けずに死ぬか、勝負を受けて死ぬか?』


「あんた、神様なんだろ?こんなルールを作ったとしても、後でいくらでもなかったことにできるんじゃないか?」


「この世界では『勝負と契約は絶対』なの。それは、神と言えども例外ではないわ。むしろ、このルールに縛られることで、神は神としての力を保てるの」


「その言葉…信じていいんだな?」


「信じるか信じないかは、当然君たちの自由よ?」


 凛は覚悟を決めた。


「わかった。受けよう、その勝負!」


「…グッド!」


「というわけだ。逢沢先生も、覚悟を決めてくれよ」


「ねえ冴木君。この際、あのふしだらな格好の女が宙に浮いてるのはいいとして、あんな大きな体をしたドラゴンが宙に浮いていられるのは不思議に思わない?だって、あんな巨体があの程度の羽ばたきでホバリングできるわけがないでしょ」


《我が主…今そこを気にされるのですか…》


「俺も、ヘスに同感だぜ。あんたは自分の命よりもそんなことの方が気になるのか?」


 呆れる様子の凛に、鈴は自信満々に胸を張る。小柄な身長に似合わない豊満な胸が突き出される。背中合わせに座っている凛には見ることは叶わなかったが…


「好奇心は、人が人として生きていく上で欠かせない要素よ。それに、おかげで少しだけ生き延びるヒントも手に入ったわ」


「どういうことだ?」


「いい?投擲した球を赤のマスにだけ入賞させることはできる?」


「そりゃあ、このルーレットの構成ならなんとかできるだろうよ」


 凛は手元のルーレットを改めて確認した。37あるマス目は全部7つのエリアに分割されていた。通常のルーレットとは、そこが大きく異なる点だった。

 通常は赤と黒が1マスごとに交互に並ぶ配列であったが、今回は1つの緑マスを除くと6マスごとの赤、青、黄、紫、白、黒のエリアが並んでいた。


「ディーラーの練習なんざしたことはないが、何とかするさ。でもよ、俺にはあのドラゴンの炎を無事に耐えきれるとは思えねえんだが…」


「そこは任せて頂戴。あたしがなんとかするわ」


 背中合わせに座っているため表情を読むことはできなかったが、それでも凛は鈴の言葉を信じることにした。どのみち、他に手はなく、凛はすでに生き残ることをあきらめかけていたほどだった。


「覚悟は決まったようね?それでは、今から勝負を開始するわよ?」


「ああ」


「いいわ」


 文字通り、命を懸けた勝負が始まった。凛は球の重さ、ルーレットの質感を入念に確認した。投擲する位置、角度、スピード、すべてを調整しなければ、狙ったマスに球を入れることなどできない。


「ちょっと待って。投擲する前に、座る位置を変えて頂戴」


「どうすればいい?」


「こっちを向いて、あたしを抱きかかえるように座って」


「…いいのか?」


「もちろん、変なところ触ったら絶対に許さないからね?」


 いわれるままに、凛は体の向きを変えた。背後から鈴を抱きしめるように座る。二人の身長差があまりにも大きかったため、何とも奇妙な様子になってしまった。


「あらあら、そうしてるとまるで娘を抱っこしているお父さんみたいね」


「うるせえ!こう見えても、俺はまだまだ若いんだ!」


 しかし、凛は何とはなしに鈴の意図するところを理解した。こうすると、凛の直線状に鈴とファイアドラゴンが並んで見えるようになった。おそらく、敵の狙いを一点に絞るためだろう。


「繰り返すけど、絶対に触らないでよ?」


「わかってるよ!こんな状態でそんな余裕ないっての。そもそも両手はルーレットで塞がってるんだし…」


「それじゃあ、投擲お願い」


「ああ…それじゃあ、勝負の時間と行こうか!」


 こんな状況でも、凛は少しだけ自分の心が躍っていることを自覚していた。命がけでも、理不尽でも、ギャンブルと名の付くものが、心の底から好きなのだ。

 今という一瞬を精一杯謳歌するように、凛は手にした銀玉を、あるいは二人の運命を、死の気配の待つ円盤に投げ入れた。

もっと面白い話を書くため、ご協力をお願いします

率直な印象を星の数で教えていただければ幸いです


つまらなければ、遠慮なく星1つつけてやってください


感想も、「ここが分かりにくい!」「科学には興味ない!」など厳しい意見をお待ちしています

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