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スパダリ先輩は後輩のことが大好きです  作者: あま


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第8話:スパダリ先輩と初詣

「先輩は何をお願いするんですか?」


 元旦、私たちは早朝から初詣にやってきました。

 大きな鈴を眼前に、先輩が答えます。


「キミと満ち足りた生活を送れますように、かな」


「先輩らしいですね」


 お賽銭を入れ、鈴の緒を持ち、お淑やかに振ります。


 (先輩と幸せに暮らせますように)


 しばらく手を合わせてから、礼をして離れました。


「キミはどんなお願いをしたのだい?」


「…秘密です」


 次に訪れたのは、おみくじです。

 100円を払い、大雑把におみくじを引きます。


「凶です…」


 私は新年早々、悪運を引き寄せてしまいました。

 下がる気持ちで、内容を読んでみます。


 財産の危機だとか、受験に注意だとか。

 恐ろしいことが数多書かれています。


 恋愛運は…


 勇気をもって想いを伝えるがよし

 その一歩が、幸せへの道となる


「大吉、やはり聖奈にはそれ以外見合わないようだな」

「キミはどうだったのだい?」


「凶です」


「そうか、しかし安心するが良い。この聖奈がいる限り、キミを不幸にさせたりはしない」


 銀髪をなびかせ、ドヤ顔を決め込む先輩。


「先輩…」


「どうしたのだい?」


「大好きですよ」


「なっ…な!?」


 おみくじに書いてあったから、ですよ。


「先輩帰りますよ!」


 私は強引に先輩の手を掴んで歩き出します。


「ダーリン、私も大好きだ!!!」


「うるさいです」


 幸せな道、歩けるのでしょうか。

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