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スパダリ先輩は後輩のことが大好きです  作者: あま


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22/24

第24話:スパダリ先輩と共通テスト①

「先輩、頑張ってくださいね」


 冷え込む朝の雰囲気で、厚着をした私と先輩が向かい合っています。


「ああ、問題ない」


 今日は共通テストです。

 私立大学で共通テスト利用入試の先輩は、本日が山場というわけです。


「迷子とかになりませんよね?着いていきましょうか?」


「過保護だね…ふふ、ありがとう」


 先輩は背を向けて、歩き出しました。

 その様相は、スパダリと呼ぶに相応しい自信を宿しています。


「いってきます、ダーリン」



 その日の学校終わり、帰り道にて。


「そういえば富園先輩、共通テストだよねー?」


 ひまりちゃんが神妙な面持ちをしていました。


「そうですね」


「それじゃあさぁ」


 ひまりちゃんが、指を動かします。

 指したのは、とある雑貨店でした。


「お疲れ様プレゼント、買ってあげたら!」


 労いのプレゼント、ですか。


「いいですね、買いましょう」


 そんな感じで店に入ったのはいいものの…


「もし上手くいかなかったのに、祝う感じのあげたら煽りみたいですよね」


 なかなか、このシチュエーションで何を買えば良いのか分かりません。


「うーん、たしかにねぇ…」


 流れるように目線を動かしていたひまりちゃんが、何かを見つけて声を上げます。


「これは!?」


 手渡されたそれは、御守りでした。

 合格祈願と書かれています。


「たしかに縁起良くていいですね」


「ふっふっふ、それだけじゃあない!」


 ひまりちゃんが、商品棚に指を指します。


「なるほど、メッセージを入れられるんですね」


 紙にメッセージを書いて、それを御守りの中に入れてくれるらしいです。

 そして、私はそれを買うことに決めました。


「メッセージをこの紙に書いてくださいね!」


 私はその紙に、先輩への気持ちを綴ります。


 同居人として、恋人として。


 富園聖奈先輩へ

 ――――――――――

 

 

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