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スパダリ先輩は後輩のことが大好きです  作者: あま


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10/24

第10話:陰キャ後輩と同級生①

「お待たせ〜!」


 風のように過ぎ去る冬休み。

 せっかくの青春を無駄にしないため、私は友人と遊びに出ています。


「結構遅刻です、ひまりちゃん」


 花車ひまり(はなぐるまひまり)、同じクラスの4月からの友達で、私とは正反対のような女の子です。


「ごめん!全然起きられなくて〜」


「また彼氏と寝落ち電話でもしてたんですか?」


「そうなの〜!ねぇ聞いて聞いて、彼氏がやばくってさ!」


 ひまりちゃんは、全高校生が求める青春像を具現化したような存在です。


「てか、かなめは好きぴとかいないの?」


 まさか同性の先輩と付き合ってるなんて言えないです…(しかも同居してるなんて)


「い、いないですよ」


「ふ〜ん?」


「早く行きましょう!」


 気まずさに耐えられず、無理やり足を動かしました。

 同性との恋、恥ずかしくはないけれど、人に伝えるには勇気が入りますね…


 歩き始めても、ひまりちゃんの恋愛トークが止まりません。


「歳上と歳下、どっちが好き〜?」

「歳上ですね」


「可愛い系とかっこいい系、どっちが好き〜?」

「かっこいい系です」


「スパダリとダメ男、どっちが好き?」

「スパダリです…ん」


「あなたが思い浮かべているのは、富園先輩でしょう」


「!?」


 心拍が上がって、親友だったひまりに恐怖さえ覚えます。


「な…なんで?」


 なぜバレたのでしょう…?


「いやぁ、前々から疑ってたから質問で誘導してみたら、こんなに上手くいくなんてね」


「何が目的ですか…?先輩の巨額の富でしょうか…?」


 私は背筋が凍るような、絶望を感じます。


「私はそういう…百合って…」


 ――――――


 一方その頃、富園聖奈は


(起きてみたらダーリンがいない…だと…)

(まさか、家出…いや浮気か!?)

 

「聖奈という愛人がいながら…なんて罪深い…」


 先輩は勝手に解釈して、号泣していました。

 まさに混沌…どうなるんですか…これ。

 

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