0話:始まり
この物語の世界観となります。
似たようなことを小説説明やTwitterで掲載しているのでめんどくさいと思った方は一話目にいってください。
神暦
その昔、幾柱もの神が存在した。
神は大地を、空を、海を創世した。
そして、自分たちの姿に似せた「人」という存在を創った。
その後、神は人に文字や狩り、魔法を教え、常に人と共に在った。
これがこの世界の始まりである。
だが、これ以上は分からず、どの文献を探しても続きは綴られていなかった。
分かっているのは、何かがあって神が人の前から姿を消し、その代わりに魔獣が誕生したということ。
それと一柱の神の名だけ。
故に人々はこの神を唯一神として崇めている。
その神の名はロキ、唯一神ロキ。
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王立イデアル学園。ウォーデン王国の王都にあり、大陸一の規模を誇る。
校舎は一般棟、魔術棟、格闘棟、歴史棟の四棟に加え、中央にそれぞれの棟に接するように闘技場がある。これ以外にも研究所やトレーニング場なども存在し自分に合ったやり方で学び、鍛えることができる。
また、数多くの偉人たちを輩出してきたことにより、今では王族や他国からの留学生、有名冒険者の子供など一癖や二癖もあるような生徒たちが入学、在籍している。
そして問題児たちの歴史を動かす物語が始まる。