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~ 繋ぎ ~
今回短いです。すみません。
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森の木々の間を一人の少女が馬で駆け抜けていく。
その服装は、周りの景色と比べるととても相応しいとは思えない。
「はぁ、はぁ」
(いったい全体どうなってんのよ)
そう悪態をつく彼女の後ろからは頭にバンダナを巻き、スカーフで顔を隠した男三人が追ってきている。
彼女が捕まるのは時間の問題だろう。
それでも彼女は逃げ続ける。
このことを知るものは、まだ誰もいないのだった。
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最後まで読んでいただけるだけで感謝です。
前作「居候彼女は泥棒猫」もよろしくお願いします。




