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名前はまだない  作者: 山田太郎
少年期
4/5

兄との出会い

 

 俺が、喋れるようになり、歩けるようになり、そして、()()()は、やってきた

  

「俺は、わが弟は、脳筋なんかじゃないと思うぞ。」


「俺だって、わが弟は、もやしなんかじゃないと思うぞ」


「よくきたわねぇ。」


 こ、こいつ俺には全く喋らないくせに...


「鑑定したらわかるじゃろう」 

 

 もちろんステータスを偽装してやる。

 今、俺のステータスは、剣の才と剣術LV1だけしか

 見えない状態になっている。


「「鑑定」」


 兄二人が、一斉に鑑定を始めた。


「「弱い」」


 酷い...

 転生して体だけではなく精神年齢も幼くなったのか、感情が抑えきれず泣いてしまった。

 そんな兄たちも悪いと思ったのか、隣の部屋から本を持ってきてそれを読んでくれた・・・・

 が、寝てしまった。


 次の日、俺は、ほかの本を読みに隣の部屋に突入する。

 そして気づく・・・隣の部屋が大きな書庫であったということに....


 その書庫は、7×7くらいの大きさで、几帳面なのか、

 種類分けがしてあり、どこに何の種類があるかまで書いてあった。


 こうして一か月間、共に過ごす魔法書と出会った。

 

 家族は、俺のことを心配し、書庫に入ってくるが、

 そんなことは気にせず、必要な時以外部屋を出ない生活を三日続けた。


 やっとのことで、魔法の基礎知識を理解できた。

   

 魔法を使うときには、魔力とMPが必要らしい。

 魔力は魔法の質であり、MPが、魔法を使うとき支払う対価らしい。

 

 MPや魔力は、使えば使うほど少しずつだが、上がっていくらしい。

 

 俺のこれからの目標が決まった。

 通常魔法でMPをすべて使い、特殊魔法のドレインで誰かのMPを吸い取る。

 そのループをすれば、俺のMP,魔力は、上がり放題なのさ。


 というわけで早速、魔法を使ってみよう

 外に出て、使える魔法を打ってみることにした。

 基本魔法は、LV1~LV4までは、属性が違うだけで同じ種類の魔法らしい。 

 

 LV1はボール系の魔法だった

 並列起動をつかいながら打つと20秒でMPが消え意識を失った。


 気が付くとベットのうえにいた。MPがなくなると気絶するらしい。

 

 分かってはいたが、兄たちに怒られた。

 しかも、スキルがないのに魔法を使っているのを見られたかもしれない。


 そんなことを思いながらも俺は、魔法を打って家の前で気絶しての繰り返しを

 一か月間続けていた俺は、外出禁止を言い渡されてしまった。


 久しぶりにステータスを見るとMPが20、魔力が4上がっていて、

 基本魔法がレベル2、特殊魔法がレベル3まで上がっていた。


 基本魔法は、アロー系が使えるようになり、特殊魔法は、異常攻撃(麻痺、睡眠、毒)と

 脱毛の攻撃(?)ができるようになった。


 脱毛の使い道のなさに呆然としてしまう俺であった。

 


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