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代われるものなら代わりたい  作者: 霜月 海夢
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第4節 過去

誤字脱字あるかもしれません

学校の事を考えていたらいつの間にか11時になっていた


「あ、やばい風呂に入らなければ」


シャワーを浴びている時にふと桜さんの事を思い出した、何であいつはあんなに元気がないのだろう

明日聞いてみるか



快人は風呂から上がるなり疲れていたのかベットに横たわるなりいつの間にか寝ていた



「きゃーー」


「なんだ、何があった」快人は悲鳴のする方向に走った



住宅街の中を一目散に、住宅街には人は一人としていなかった


悲鳴がする場所に快人は辿り着いた、そこにはごく普通の二階建ての家があった


全く知らない場所なのに何故か行き方がわかった



「ピンポーン」


「ピンポーンピンポーン」


何度も押したが返事がなかったので入る事にしてみた


ふと横を向くとインターホンの横の表札に桜と書いてった


「まさか、な……」


「ガチャガチャガチャ」


ドアは相手ないのか、まぁそりゃそうだな


家の中ではバン、ゴン、など大きい物音がしていた


「なにかヤバそうだ、急ごう」


ドアの左には小さな庭があった、そこには窓や裏口らしきどこらがあった、窓の周辺にはガラスが散乱しており強盗が入った後があった


「これは行くべきーなのか、」


快人は手や足が細かく震えていた


「行こう、、行くしかない」


快人は窓から家の中に入った


部屋は真っ暗で微かにしか見えない

最初に見た光景はとても現実のものとは思えなかった


目の前には父親や母親のような死体があったのだ


「うわっ、酷い、誰がこんな事を」


1歩1歩足を踏み出し前へ前へと進んでいった


すると目の前の床に小さな銀髪の女の子が倒れていた



快人は小さな女の子を起こすようにこう言った


「大丈夫か、おーい」


この子は気絶している様だ、


この子の家のソファーに寝かせておいた、ふと前を見たら


ふと視線を前に向ける血だらけの刃物を持っているフードの男がいた、彼は目が合うなり満面の笑みを浮かべてこっちに来た


「来るな、、うわぁーー」


「ドンっ」


「痛たた、なんだ夢か、それにしてもあの夢は妙にリアルだったな。」


快人は洗面台に良くなり自分の顔を見ていた


僕の頭の中心にあるアホ毛は治らないものか…


快人は綺麗な黒髪でショートの髪型の何の良さもない普通の顔だ


「よし、あの夢のことを桜さんに聞いてみるか 気になる事はいっぱいあるしな」


1時間後、教室に着き既に椅子に座っている桜さんの方へカバンを起き行こうとした


すると後ろから声をかけられた


「初めまして!俺は朝北輝あさきたひかる

俺の席の前の澤永?だよなっ」


「ま、まあそうだけど何か用?」


めんどくさいな、なんだよ、


「良かったら友達にならない?俺の事は光って呼んでくれよな!」


「分かった、じゃあ僕の事は快人って呼んでくれ」



「おう!何で自分の事僕ってゆってるんだ?」


「いや、普通に考えたら初対面の人に俺って言ったら失礼じゃない?」


「そりゃそうか、なら俺の前では俺って言ってくれよな、その方が信頼が深まるだろ?」


「分かった、用がないなら行くけど?」


「いや、待ってくれいっぱい話したいことがあるんだ」


色々と話しているうちに朝の空き時間は終わってしまった、何も聞けないまま学校は終わってしまい昨日の帰ったメンバーの人に輝が入っていた


三橋さんと光は息があってなかなか盛り上がっていた


いっぽう僕……いや、俺は桜さんと話していたがなかなか聞き出せなかった、そんな中駅に着いてしまい俺と三橋さんは二人と別れたのであった



結局聞けなかったな。


それから何も聞けないまま1週間が経ってしまった


今日こそは聞こう


そう思い俺は桜さんの居る机へ向かった


「おはよう桜さん」


「お、おはよう、」


「聞きたいことがあるんだけどいい?」


桜は首を傾げるようにして言った


「なに?」


「桜さんって両親とかっている?」


桜は表情を一気に暗くし下を向いてしまって


「ごめん、何か行けないことでも言った?」


俺には分からなかった、あの夢が本当に起きた事だとは


「いや、いいの、ちょっと思い出しちゃっただけだから」



「ごめん、もしかしたら桜さんの家って強盗入られた事とかない?」


「え、なんで知ってるの」


「桜さんの事夢で見えたんだ……」


え、あの夢は本当にあった事だったのか、なんて酷い


「そーなんだ、」


そう言うと彼女は泣き出してしまった


「ほんとごめん、無神経だったね」


「今は、ちょっと言えない、かも、また明日話す」


そう言うとチャイムが鳴り響き俺は自分の席へと戻った


ちょっと迷惑だったかな、いや、ちょっとどころじゃないか


学校も終わりその日の夜、俺はベットに入った


桜さんの夢の事を考えていると夜は少ししか眠れなかった。

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