表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様ですが払い師になれますか?  作者: 久遠みおな
23/47

厄介な物を見ました

周りはキャーキャー騒いでる

それもそのはず…


私の恋人?のシルクスに変態俺様の王子、ヘタレの皮を被った腹黒幼馴染み


性格に一癖も二癖もある美形が揃って私の回りに牽制しながら動かない

私のモテ期って今じゃないだろうか…


とは言うものの一人は友好の神子の兄貴だ。しかも、聞くところによるとその力は友好の神に力を授けられた初代国王に匹敵するらしい

…先祖がえり?なんか厄介な気がするのは私だけだろうか


「俺の思い通りならなかったのはお前だけだ俺には強い力を持つものと強い力を持つ子供を作らねばならないこの国のためにだ」


「国がなくなるのは困るが変態に俺の楓を渡すきはない」


「国なんてどうでも良いよ僕と楓の邪魔しないでよね」


…私さっきシルクスに告白されてこいつらの前でしっかり返事したはずなんだけどなあ…


「楓の全権は俺のモノだ実際さっき俺に告白されてイエスの返事もらったからな」


私の全権はいつの間にシルクスに渡ったんだろう…


そしてなんだろう…変態に浮かんだ黒いモヤ…もしかして友好の神に身体が乗っ取られてるわけじゃないだろうか


それを気づいた次の瞬間にはモヤは無くなっていたけれど

気のせいじゃない


友好の神にかけられた封印が弱まってるんだ

何故かは分からない神々のかけた封印が弱めるなんて人間にできるのか分からないでも、良くないことの始まりのような気がする



とりあえず今日はギルドに帰ってカイルさんとシルクスに相談だ


「…と、言うわけで封印が弱まるなんてありですか?」


ギルドに泊まると宣言してなんとか二人を撒いてシルクスと帰ってきた

やっぱりギルドは落ち着くなあ


じゃなくて、今は友好の神に対抗するかもしくは封印強化しないとダメだよなあ


「間違いないのね、モヤが怨霊の可能性はないのね」


「間違いないですよ、私を見て気づいたか見たいな顔して笑いましたもん」


一瞬だけど寒気がした

私一人なら殺れるくらいの勢いだった


「で、ウチのダメ神子は楓ちゃんにアプローチしたのかしら?」


いきなり話が飛んだな

しかもにやにやしてる

殴りたくなるんだが…


「殴らないでやってくれあれでも俺を心配してくれてるんだ」


「あ、アプローチ成功したのね!!これでウチのギルドは心配ないわ〜」


「私が、二神の所に行くって思わないの?」


「あら、愛する人とその子供を置いて行けるかしら?」


「確かに。その通りだけど私はあくまで神様の力の結晶で人形とっているけど人間じゃない。親神には逆らえないんだ…つまり、親神様が帰れと言えば帰るんだよ今の私には友好の神に戦いを挑んで勝てる気がしない」


「まあ、あの二神様の力の結晶なのは良くわかってるわだから余計に早く孫を見せてよ」



結局そこか!?

多分大丈夫一緒の閨で過ごしても私が嫌がれば手出ししないっていったし


…まあ、私を相手にどこまで我慢できるかなんだよね


何せ部屋一緒だし

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ