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12ちゃんねる⑬

カフェに先についたオレは店員にコーヒーを注文した。


これから加藤をゆするというのに、自分でも驚くほど落ち着いていた。


もちろん、ここに来ることは12ちゃんねるにも投稿済みだ。


店員がコーヒーが持ってきて、砂糖を入れて一口すする。


味がしない...


やはり、加藤をゆすることに対して心のどこかで気兼ねしているのだろうか。



ふと、店の入り口を見やると加藤が店内に入ってきたところだった。


オレに気が付くと、テーブルに着いた。


「まあ、それほど固くならずに座ってください。」


「...はい」


加藤がソファに腰を下ろすと店員が注文にやってきた。


「ご注文はお決まりですか?」


「じゃあ、コーヒー」


そう店員に告げると、あっという間にコーヒーが届けられた。


「加藤さん、お呼び出ししてすみませんね」


「いえ、ご用件というのは...」


そこで、オレはSDカードをテーブルの上に置いた。


「このSDカードの中に加藤さんと常盤さんの画像が入っています。」


オレは、じっと加藤に目をみた。


明らかに動揺をしている。


「この中に入っている画像を会社やご家族に知られたくなかったら、500万用意してください」


同じ会社で働いていて500万の貯金がないことはわかっていたが、両親や消費者金融などから借りれば作れないほどの金ではないだろう。


「500万ですか...」


加藤の顔は青白くなった。


「2週間待ちます。2週間後にこの金額がきっちり用意できなかった場合には、この中に入っている画像をばらまきます。」


「....わかった」


加藤はそれだけいうと、コーヒー代をテーブルに置きフラフラを店を出ていった。


目の前の加藤のコーヒーは一口もつけられずまだカップからは湯気がのぼっていた。



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