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第二話ー考え事ー

...どうしてこのような所に働くことになってしまったのだろうか。その原因は、2日前にあった。


「仕事が全然見つからねぇぇぇ!!」

そもそも、俺は2日前まで、世の中で言うニートだった。なので、仕事という仕事を、血眼になって探し歩いていた。

その日も、求人募集のチラシを見まくって、楽に稼げる仕事が無いか探していた。

「ん...?なんだこれ。黒い...手紙?」

目に止まったのは、チラシに紛れて入っていた、黒い封筒だった。不思議に思い、封筒を開けてみると、中には招待状のような手書きの手紙が入っていた。

「なになに...仕事内容は.,え!?人を追いかけるだけ!?しかも時給1万って‼‼これ、絶対応募した方がいいでしょ!!」

俺はいつに無くテンションが上がった。そりゃそうだろう。こんな上手い話、誰だって食いつくに違いない。

早速応募しようとしたが、電話番号が見つからない。だが、電話番号の代わりに集合場所が書いてあった。

「これは行くしか無いでしょ!!」


こうして俺は、ろくに本当の仕事内容を知らずにここへ来てしまった、という事である。

「来たのは良いんだけど...」

手紙に書いてあった住所はここで合っている筈...なのだが、目の前にあったのは、廃墟同然のオンボロ屋敷だった。周りは、ほとんどが高層ビルなので、近未来的な風景に一つだけ古ぼけた家があるのは、はっきりいって異様だった。


「本当にここなの?」

疑問を持った言葉を発した瞬間、オンボロ屋敷のドアが開いた。


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