舞台設定、用語解説など
大した設定があるわけではないですが、一応簡単にまとめておきます。
・舞台となる国
国名はミラージュムーン。
一応王国ではあるが、国王が独裁的な支配をしているわけではない。
国の詳細な設定は、本編でも語られていないので、ここでは割愛。
ファンタジー世界だが、季節は日本と同様にある。
1年も12ヶ月となっているので、季節感は日本とほぼ同じ感じと考えてOK。
・ウィッチレース
魔女がホウキに立ち乗りして戦うレースの総称。
レースはカテゴリー分けされていて、リトルウィッチ、トゥインクルウィッチ、スターウィッチの3つがある。
リトルウィッチは12歳以下の年齢制限がある下位カテゴリー。
スターウィッチが最高峰のカテゴリーで、参戦する魔女は『ホウキ星』とも呼ばれる。
ヒラヒラと舞う布地のイメージも重視されているため、スカートの着用は必須。
1年のレースは、毎月行われ、合計12戦で争われる。4月に開幕し、翌年3月までの12戦となる。
ポイント制で、レースの順位によるポイントと、飛ぶ姿の美しさによるポイントの合計でチャンピオンを決定する。
マイナスポイントもあり、レースの運営側から支給されているパンツが定点カメラに映ると減点になる。
・レースの舞台
全国6ヶ所を巡り、1ヶ所に2ヶ月間滞在して2戦のレースをする。
巡る都市は、以下のとおり。
ブルースノー:4月、5月
アンブレラウィング:6月、7月
トロピカリウム:8月、9月
グリルナッツ:10月、11月
スターダストブーケ:12月、1月
ミラージュムーン(首都):2月、3月
・ホウキ星
スターウィッチに参戦する魔女のこと。
飛行中の魔女は、マナオイルの噴出と魔女本人の魔力の影響により、ホウキの穂先からカラフルな光が放たれる。
それで彗星のようなイメージとなり、こう呼ばれるに至った。
・マナオイル
オイルといっても、成分は水。魔女本人が水の中に魔力を溶け込ませた液体のこと。
ウィッチレースは長丁場となるので、本人の魔力だけでは最後までもたない。
そのため、あらかじめ準備しておいたマナオイルをホウキの柄の中にある燃料タンクに満たしておき、それを少しずつ噴出させて自らの魔力と絡め合わせることで爆発的な推進力を生み出す。
なお、マナオイルの準備には、長い人で一ヶ月弱くらいかかる場合もある。
それを考慮して、ウィッチレースは1ヶ月に一度、という決まりになっている。
・飛行音
ホウキからマナオイルが噴出される際には、独特の音が生じる。
その音は、ホウキの形状や噴出口の大きさ、マナオイルの成分など、複雑な条件によって変わる。
レースにおいては、それぞれの魔女特有の飛行音として印象づけられる。
・ファミリアー
レースを戦う魔女をサポートする役目を負う。
具体的には、レース中にレーダーやセンサーなどを用いてモニターに表示されるデータを確認する。
そのモニターには、燃料の残りや他の魔女との位置関係、魔女本人の体調などのデータが表示される。
また、ピットイン時にはマナオイルをホウキの燃料タンクに補充したり、汗だくになる魔女の体を拭いたり、といった役割もある。
・名前について
だいたい10文字以上ある長い名前をつける習慣がある。ただし通常は、短縮した呼び名で呼ぶ。
呼び名は、最初の数文字と最後の1文字を合わせるパターンが一般的。
ウィッチレースの運営委員は敬意を込めて、魔女やファミリアーを長い本名で呼ぶ。
・魔女ホテル
レースの期間中、魔女たちが滞在する女性専用のホテル。
カフェテリアなどもあり、豪華な雰囲気。
魔女が滞在するのは2ヶ月間だけで、それ以外は一般に開放されている。
・フォンピ
フォンピューターの略称。電話やアプリなどが使える、個人向け携帯端末。
スマートフォン+αくらいのもの。




