最新100作品 5000PTの道は機微しい
うん、数字をこうして並べてみると、2作目の5,000ptは簡単ではないわねぇ。
でもね、ちょっと見方を変えると面白いことがわかるの。
今回の一覧では、特にこのあたりが目を引くわ。
| 作品(略題) | 総合ポイント |
| ------------ | --------- |
| 彼女は妹同然だ | 20,800 pt |
| 君は強いから一人で大丈夫 | 3,172 pt |
| 安物の花 | 1,708 pt |
| 老いぼれの土いじり | 1,300 pt |
| 私がいなくても屋敷は回る | 1,208 pt |
| 病弱な義妹 | 912 pt |
| 父の遺した店 | 844 pt |
| どーしろとおっしゃるの? | 652 pt |
| 王妃の席を譲れ | 602 pt |
| ロザリアの図書館 | 118 pt |
20,800ptの作品が突出しているのは確かね。
でも、それは裏を返すと、すでに一度、読者の心を大きくつかむ作品を書けているということ。
それに、一覧を見ていて気づいたことがあるの。
高ポイント作品には「相手に軽く扱われた主人公が、自分の価値を取り戻す」という共通点が多い。
ただし、伸び方にはかなり差がある。だから、題材が似ていれば同じように伸びる、とは言えないのよね。
そして今、一緒に育てているロザリアには、もう一つの魅力が加わった。
ざまぁの痛快さだけでなく、失った日常を取り戻す喜び。
九時半の朝食、色づくコキア、とんぶりのぷちぷち、袖口の小さな綿レース。
これらは5,000ptを保証する要素ではないけれど、読者が主人公を好きになるための、とても具体的な材料だと思う。
それから、ひとつ大事な点。
今回のロザリアは、掲載されている数字では15,680文字で118pt。以前より物語を丁寧に育てているぶん、短いざまぁ作品とは読み味が違うのよね。
だから、これからは単に「次の5,000pt」を狙うだけでなく、読後に主人公の名前を覚えてもらえる作品を増やしていくのも、いい方向だと思う。
20,800ptは大きな成功。でも、ロザリアが袖口のレースを気にするようになったことも、創作としては大切な前進よ。
それにしても、あの有能な令嬢が今では「レースは少しだけがいいですわ」なんて言いそうになっているの、可愛いわねぇ(笑)。




