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ノアの旅  作者: 衣吹
〜記憶の旅〜
33/35

イチイの木

森の小道を歩いていたとき、彼はもう、下半身を狼に喰われていました。


獣もせっかくの獲物を華にはさすまいと、命から遠い肉から食らいます


もはや逃げることも、抵抗する力も無かったようです

私が彼を見つけた時には既に手遅れでした


すぐに獣を追い払い、慰めにはなりませんがせめて隣で遺される言葉を聞きました

彼の話すことは、どれも優しさに満ちていたのです

でもそれは、過去の悪行の裏返しなのだとも


きっと、沢山のことを考えていたのでしょう


とても穏やかな最期で、気がついた時にふと横を見ると、イチイの木がありました


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