pipkとタイツにあげたあれを収納したこれ(約束事)
pipkとタイツにあげたあれを収納したこれ
※雄一郎と雅仁の話
Safe Wordは、支配種と服従種との間に決められた制約であり、服従種を守るための言葉。服従種が限界を迎え、自身と支配種との信頼を守るために作られたものだ。
「……雅仁、もういい。頑張ったな、『Good boy』」
合図と共に、倒れ込みそうになった雅仁の体を支え、楽な体勢を取らせた。冷や汗をかき、呼吸は不規則で顔は青白い。眼鏡が落ちたことにも気づかないほどだった。
雅仁はなかなかそれを口にしたがらない。その訓練のために、あえて雅仁にとって負担になることを強いた。
「多分、無視とか放置は結構キツイと思う……」
初めての支配種相手に、何が嫌なのかすらわからず思いついた言葉を口にした雅仁。雄一郎もそのことには注意を払い、訓練を課していた。
何があってもそばにいる、と念押しした上でも、雅仁はストレスに耐えきれずSub Dropと呼ばれる服従種にとって、最悪の防衛本能に陥りかけた。
声をかけ続けながら膝の上に頭を乗せ、髪や体を撫で続けた。そうすれば不規則だった呼吸も次第に落ち着きを見せ始め、体の力も抜けていった。
「大丈夫?」
「……なんとか」
辛そうに目を閉じて、寝やすい位置を探す雅仁。布団に行くか、と聞けば、ここがいいらしく小さく首を横に振られた。
一昔前はこんなに優しい男ではなかった。たくさんの服従種に対して遊び半分を求め、相手もまた同じような
それなのに、雅仁相手にはそうすることはできなかった。
「……ちょっとずつな。頑張ろうな」
寝入った雅仁の頭を撫でて、雄一郎もあくびをこぼす。




