表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世に飽きた魔王の孫、世界に首を突っ込む。  作者: 暇凡人T
二章 冒険者始動編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/79

その56 予想外の結末

色んなところに書いてますが、タイトル変えました。

新タイトルは、「前世に飽きた魔王の孫、世界に首を突っ込む。」

これからも優樹をよろしく!

では本編です。

 試合が始まろうとしている中、俺は、まったく違うことを考えていた。

 そもそも今、翔のステータスってどんなもんなんだろ。

 気になる。

 大会が低レベルだと気づいた今、楽しみなのは翔との戦いだけだ。

 それしか楽しみがない…とは言わないけど。

 それが一番重要だ。

 ・・・こっそり鑑定しても、バレないよな…?


 種族:魔物 魔龍

 進化ツリー

 名前:なし(岩田翔)

 神名:転生翔龍

 年齢:2歳

 レベル:3

 経験値:463/4300

 満腹度:58/100

 ステータス

 HP:5382/5382 MP:16492/16492 SP:5723/5723

 攻撃能力:4665 防御能力:6733

 魔法能力:13817 速度能力:7556

 スキル

 {HP回復高速化Lv4}{MP回復爆速化Lv10}{SP回復速度爆速化Lv1}{空腹緩和Lv10}{満腹持続Lv10}{魔力操作Lv10}{神の声Lv10}{分析Lv8}{言語理解Lv10}{魔力知覚Lv10}{隠密Lv6}{物体感知Lv7}{魔力付与Lv10}{技力付与Lv1}{打撃攻撃Lv5}{斬伐攻撃Lv3}{瞬嵐攻撃Lv10}{火大強化Lv1}{草強化Lv2}{電気大強化Lv4}{氷大強化Lv2}{風超強化Lv10}{水大強化Lv6}{光強化Lv6}{未来予測Lv4}{体感時間大延長Lv7}{生命変換Lv8}{高速飛行Lv7}{回避Lv8} {発射Lv7}{必中Lv8}{鏡鱗Lv6}{視力大増強Lv5}{聴力大増強Lv4}{嗅覚強化Lv10}{触覚強化Lv6}{味覚強化Lv1}{打撃大耐性Lv4}{斬撃大耐性Lv5}{貫通大耐性Lv2}{火耐性Lv5}{毒耐性Lv2}{土耐性Lv4}{電気耐性Lv9}{氷耐性Lv4}{風無効}{水大耐性Lv4}{睡眠大耐性Lv1}{生命力大増強Lv3}{魔力超増強Lv10}{技力大増強Lv4}{攻撃能力大増強Lv1}{防御能力大増強Lv9}{魔法能力超増強Lv10}{速度能力超増強Lv1}

 魔法

 {火炎魔法Lv3}{草魔法Lv7}{毒魔法Lv5}{土魔法Lv2}{雷魔法Lv6}{雹散魔法Lv2}{瞬嵐魔法Lv10}{激流魔法Lv9}{光魔法Lv9}{闇魔法Lv4}{祈祷魔法Lv8}{酸魔法Lv2}{音魔法Lv4}{次元魔法Lv1}{幻惑魔法Lv1}{結界魔法Lv9}

 闘法

 {命闘法Lv8}{魔闘神法Lv4}{技闘法Lv8}{体術Lv4}

 修練結晶:3

 スキル一覧表

 魔法一覧表

 闘法一覧表

 得意属性・苦手属性


 ワァオ…

 なんじゃコレ。

 とんでもねぇステータスとスキル。

 ステータスは俺のほぼ上位互換だし…

 スキルも多すぎ。

 特に魔法!

 なにこれ???

 とんでもない量なんですが。

 元々翔は魔法型だったけど、それにしても多すぎだろ!

 ・・・いや、ほんとになんで?

 そんないっぱい魔法使ってたか?

 そういえば、進化したあたりから急に翔の魔法が強くなったような…

 ・・・もしかして、種族関係あったり…

 調べるか。

 

 魔龍:龍種の特殊進化種。魔を統べる龍。全ての属性にかなりの適正を持ち、全魔法の取得が可能になる。魔法の習得速度が上昇する。魔法のレベルアップ速度が上昇する。

 進化条件:年齢が五歳以下であり、属性操作を五種以上持っている上位幼龍種。

 

 んん?

 なんか仰々しい説明なのはまぁ一回置いといて、見慣れない単語が。

 属性操作に…上位幼龍種?


 上位幼龍種:龍種幼体の最上位種。龍種の幼体が、成体となることなく上位の属性の龍になった種の総称。

 

 はぁ、上位の属性…

 ってなんだ?

 ・・・もしや属性って、上下関係ある?

 試しに俺のスキルの説明にある、昏冥属性を鑑定してみる。


 昏冥属性:闇の上位属性。強大な闇と冥の力を持つ。闇系譜属性-下位:闇→中位:常闇→上位:昏冥


 ビンゴ。

 昏冥属性は、闇属性系統の上位属性だ!

 てことは他の属性にもある!

 上位属性と、下位属性が!

 ・・・いやはや、まさか属性に上下関係があるなんて…

 てっきり一個一個独立した属性なもんだと…

 つまり、瞬嵐龍と烈風龍も上位属性の龍と、中位属性の龍で関係あったのか。

 属性はまったく別だと思ってた。

 まぁ、属性についてはこれぐらいにするか。

 で、こっちは?

  

 属性操作:神名の効果の一種。対応する属性の魔法の操作を可能にする。


 うーん?

 よくわかんない。

 これ持ってると魔法を上手く使える、って認識でいいのかな。

 翔は持ってるのか?

 ・・・神名見たらわかるか。

 ちょうどいい、翔の神名の効果も見させてもらうか。

 

 転生翔龍:条件-龍迷宮最下層の主の子に転生すること。及び岩田翔であること。

 効果-レベルアップ時に全ステータス回復。各種ステータスの450上昇。各種ステータスが少し伸びやすくなる。風属性の適正向上。スキル強化。スキル獲得速度上昇。

 発動可能技能-全属性操作 説明:全属性の操作を可能にする。


 ・・・うん!俺と大体一緒!

 たぶん効果は転生者全員一緒なんじゃない?

 属性の適正以外は。

 で、差がこれか。

 全属性操作。

 俺でいう魔人化の立ち位置でしょ?

 なら相当強いはずだけど…

 そもそも属性操作についてさっき知ったから、イマイチ強さがわからんのが悲しいところ。

 ・・・まあ、見たほうが早いか。

 そろそろ、戦いが始まるようだから。

 いやー、体感時間延長ってやっぱいいね。

 こんだけ色々考えても、実際は数十秒しか経ってないからね。



 審判が、合図をする。

 さあ、始まるぞ。

 その瞬間、翔が動き出す。

 大きく跳躍して…止まった。

 ・・・翼も広げてないのに!?

 あれは…魔法で耐空してるのか?

 そんなことできんの?

 もしかして、これが属性操作の効果か?

 風を操って体を浮かせる、みたいな。

 翔は空中移動を始め、魔法陣を大量に出す。

 これは、弾幕で攻めるつもりだな?

 俺は知ってる。

 翔は、尋常じゃない量の魔法を一度に操れることを。

 その一つ一つが、一つの生命を終わらせる威力があることを。

 俺はここで相手を見る。

 翔とは対照的に、まだ一歩も動いていない。

 ビビってんの?

 いや、それにしては動きに余裕がある。

 緩慢な動きで、腕のガントレットをいじっている。

 まるで、翔の攻撃を待っているかのように…

 翔が飛行を続けながら、魔法を撃ち出し始める。

 一気に打ち込むのではなく、徐々に。

 その魔法たちは少し曲がり、それ以降は最短距離で標的に向かい、貫いた。


 ドドドドドドドドド───


 わかる、わかるぞ。

 一度で仕留めに行くよりも、じっくり魔法を当てた方がいいと思ったんだよね?

 それはわかる、それにしても…

 過剰だよ?


 「おおっとぉ!カケル選手、とんでもない量の魔法を撃ちこんでいる!これは絶対王者アルト選手でも、ひとたまりもないかぁぁ!?」

 

 俺は他にもごちゃごちゃ言っている司会者の話を聞き流しながら、考える。

 今、少なくとも百はくだらない数の魔法展開してるよね?

 それをどんどん撃ち込みながら、でもそれでも発動待機中の魔法陣は減らない。

 発動した側からまた魔法を使ってるんだ。

 絶え間なく魔法が撃ち出されて、翔が光輝いて見える。

 これじゃあまるで、流星みたいじゃないか。

 こんなんもう相手選手ぼっこぼこでしょ。

 着弾点には魔法が密集して土煙舞ってるし…

 勝敗判断できないから一回魔法撃つのやめてー。

 そんないっぱい撃たんでもたぶんもう終わってるよー?

 俺の願いが通じたのか、翔は魔法を撃つのをやめ、相手を見る。

 土煙が晴れたとき、そこには…

 無傷の、アルトが立っていた。



 

 「・・・無傷ッッ!無傷です!アルト選手、絶対王者の風格を見せつけているーッッ!」


 ・・・は?

 あの弾幕を喰らって、無傷?

 俺が知る限り、翔最高の攻撃だぞ!?

 背中に、冷たい感覚が生まれる。

 まさか、翔が…

 ・・・負けるのか?

 俺が動揺している中、翔はすぐに距離を取り、魔法を撃つのをやめた。

 行動が早い。

 もしかして、これも予想してたのか?

 そう俺が考えていると…

 

 シュウゥゥゥゥゥ───


 風の、音が聞こえた。

 あの時、深王との戦いを思い出させる音だ。

 まさか…!?翔もあれを!?

 俺は翔を見る。

 するとそこには、火炎の竜巻と、そしてもう一つ、紫電の竜巻があった。

 はい??

 俺は困惑する中、翔はそれを練り上げ…あるものを融合、形成した。

 出来上がったのは、一本の、炎と雷の槍。

 その槍は光輝き、風を纏っている。

 そして、見ているだけで吹き飛んでしまいそうな圧力を感じた。

 あれ…なんだ…?

 見たことない技だ。

 あれが翔の、切り札…?

 そうだ、そうに違いない!

 あれなら、きっと…!

 だが、俺の悪寒は消えない。

 そんなわけがない。

 翔が、負けるはずがないんだから。

 翔は照準を合わせる。

 そんな状況でも、相手は動かない。

 少し、手を前に振り上げたくらいだ。

 その程度で翔の魔法を防げるはずもないのに。

 そして翔は、練り上げられた槍を、高速で撃ち出した。

 

 ドッッガァァァ───


 すさまじい音とともに、煙が舞う。

 観客や司会から声が上がり、耳を塞ぎたい状況の中。

 俺の魔孔眼は、ある動きを捉えた。

 ゴミのように吹き飛ぶ、翔を。

 

 

 数十秒ほどかかり、煙が消える。

 そこに立っていたのは…

 アルト、ただ一人だった。

 俺の常識…幻想が、壊れた気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ