その18 飯は不味い、当たり前
腹、、、減った、、、
美味しいもの食べたいなんていってごめんなさい!
もう言わないから、だから、ご飯をくださーい!
みなさん蜘蛛食べてたのになんで?って思ってますよね?
なぜこんなことになってるかというとですね、、、
シンップルにこの道が長すぎてね、もう蜘蛛食べた分のエネルギーないんだわ、、、
満腹度見ても34だしね。
なんか空腹を紛らわせるスキルとかはないのか?
うーん、空腹緩和と、、、満腹持続くらいかな、、、
空腹緩和:満腹度の減少速度を下げる。
満腹持続:SPを消費し、満腹度の減少を止める。
どっちも欲しいけど、修練結晶7個で足りるか?
とりあえず。
[スキル{空腹緩和}を修練結晶を5消費して獲得しますか?]
5個か、、、
まあ、いいえで。
で、満腹持続は?
[スキル{満腹持続}を修練結晶を5消費して獲得しますか?]
うわー、どっちも5?
どうしよ。
空腹緩和で減少速度下がるのがどれくらいかにもよるけど、、、
減少止まるらしいし、さすがに満腹持続かな?
うん、そうしよう。
じゃあ、取ります!
[スキル{満腹持続}を獲得しました。]
[獲得したスキルのレベルは、1です。]
よーし、では早速、、、
満腹持続!
・・・おー。
SPがだんだん減ってる。
これで満腹度が減るの止まったのかな?
これ、魔人化の減る速度見慣れてるからかもしれないけど、そんなに減るの早くないね。
これならしばらく大丈夫だ。
満腹持続使って進もう。
SPは大事にしつつ、ね。
や、やっと、やっとだ、、、
やっと道から、空洞に出たぞー!
しかもかなり広い!
とりあえず飯!
飯はどこだ!
んん!?
物体感知に動物反応あり!
至急急行せよ!
うおおおおおお!
・・・みーっけ!
恐竜っぽいなにかだね。
虫類よりマシマシ。
ドラゴンの肉はうまいらしいし、、、
はよ俺の飯となれ!
闇剣!
各種強化スキル+魔人化!
重力磁場乗せの、抜刀!
ズッガァン!
よし、やったかな?
鑑定!
・・・HP、残ってますね。
まだ死んでないんかい!
てかステータス低いな、、、
平均2000ぐらいしかない。
これで俺の本気耐えるてどゆこと?
まあ今はそれより、仕留め損ねたのは事実だし探さねば。
すごい速度で逃げてったし。
待てやゴラァ!
重力磁場、相手指定!
重力をこっちが下になるようにして、、、
オラ!落ちてきやがれ!
よしよし、落ちてきてるな。
タイミング合わせて、、、
剣戟球!
ズガガガガァン!
HPは、、、なくなったね。
よーしオッケー。
全部解除っと。
ふぅ。
仕留めたことだし早速飯飯!
あ。
鱗あるじゃん、、、
どーしよ、、、
まあ、そのまま切れるだろ。
よいしょ!
ガギン!
かっった!
何コレ?
俺結構本気でやったよ?
体感モグラより圧倒的に硬い。
俺も強くなってるはずなのにな。
モグラって確か防御7000ぐらいあったんだが?
ホントどうなってんだ?
なんかのスキルか?
スキルって死後も続くの、、、?
とりあえず、大人しく鱗取るか、、、
やっと全部取れたー!
疲れた。
これで切れるかな、、、?
よいしょ!
スパッ!
おお、簡単に切れる。
てことは硬いのは鱗か、、、
鑑定で調べたいけど、もう本格的に空腹がまずいので、、、
いただきます。
・・・うーん。
生肉。
モグラと似たりよったり。
つまりクソまずいってこと。
でも腹減ってたしありがてぇ、、、
しばらく真剣に食べる。
げふっ。
ご馳走様でした。
お腹いっぱい。
これで心置きなくあの鱗を調べられる。
さてさて、では早速。
鑑定!
風龍の鱗:風龍がスキル{鋼鱗}によって生み出した鱗。
ほうほう。
やっぱりスキルか。
鋼鱗ってのはどんなスキルなんだ?
鋼鱗:表皮に鋼のように硬い鱗を生成する。
響き的にも効果的にもあの鏡鱗の進化前のスキルかな?
・・・進化前のスキルからこんな強いのズルくね?
まあいいけど。
俺も色んなスキルに助けられてるし。
でもこんな強いんだったら鋼鱗欲しいな、、、
[スキル{鋼鱗}を獲得するには、修練結晶が38足りません。]
は?
今なんて?
38個足りないだって?
いやいやいや。
さすがに多すぎでしょ!
なんかの進化スキルでもないのにこれって、、、
きっついな。
てことはこのスキル持ってるやつって少ないのかな?
それならこの鱗、綺麗だし持って行きたーい。
でもどうやって持ってこう?
袋なんかないし、、、
あ!
いいこと思いついた。
ここが、、、これで、、、
出来た!!!
風龍の皮で作った布!
これで鱗を包んで結べば、、、
うん!
こぼれない!
これで持って行けるぞー!
やったー!
いやー、よく出来たなー。
手先は結構器用な方だったけど、こんなの作れるとは。
ステータスとか関係してたりするのかな?
まあなんでもいいよ。
腹も膨れて、鱗も手に入れたし、とりあえずこの空洞進もー!




