登場人物紹介
・登場人物は登場順に並べてあります。
・人物の重要度に限らず、名前が出てきた人物は一通り載せてあります。
・説明を補足するために、同じ人物が二回以上出る場合があります。
・後半にいくに従ってネタバレ要素ありなので、注意です。
登場人物 登場順
【プロローグ】
謎の女神
西尾楓の魂を召喚し、エリモア王国に転生させた。何者なのかは不明。
【一話】
西尾楓
親を始めとした周りの環境が恵まれなかった苦労人。二十歳。服飾関係の仕事をすることを将来の目標にしていたが、住んでいた家屋が放火され、この世を去った。
【二話】
ブルース・プランタジネット
エリモア王国の現国王
ベラ・プランタジネット
エリモア王国の第一王妃(正妻)
ルイス・プランタジネット
エリモア王国の第一王子。ベラの子。
ロザリー・プランタジネット
エリモア王国の第二王妃(側妻)
クラリス・プランタジネット
エリモア王国の第一王女。年齢的には第一王子よりも上。ロザリーの子。
エリオット・プランタジネット
エリモア王国の第二王子。ロザリーの子。
アリエス・クレヴィル
この物語の主人公。クレヴィル家の長女。二話時点で十七歳。前世の名前は西尾楓で、前世の魂がこちらの世界のアリエスに憑依して、転生したという形になっている。以前のアリエスの魂は断罪裁判の際に消失したが、多少の記憶は残されている。
スタンリー・クレヴィル
アリエスの父親。クレヴィル侯爵家の当主だが、気が弱い。愛妻家。
エルファ・クレヴィル
アリエスの母親。穏やかな性格の持ち主で、世話焼き。
ジーク・クレヴィル
アリエスの弟、クレヴィル家の長男。二話時点で十二歳。一言余計で生意気なことを言いがち。
【三話】
ジュリー
アリエスの専属侍女だった元使用人。出稼ぎでクレヴィル家の使用人をしていた。三話時点で十九歳。実家が潰れかけの服屋を経営している。明るくて社交的な性格だが、子供っぽいところが多々ある。
レイ・エドモンド
子爵。東の島西地区の領主で、アリエスたちの左遷先での領主。気性が荒く、領民から税を多く取り、着服している。
ダニー・エドモンド
レイ・エドモンドの嫡男。能なしのボンボンで、父親の威を借り、虚勢をはっている。
【六話】
モールス伯爵
何者かに意図的に没落させられた貴族一人目。なぜか奴隷にされているが、理由は不明。
【七話】
センリー
ジュリーの母親。服作りや裁縫が得意。
シリル
ジュリーの父親。店の店主。
マーサ
ジュリーの妹。マッシュとは双子でその妹。
マッシュ
ジュリーの弟。マーサとは双子でその兄。
K
KAEDE に多額を投資した謎の人物。投資した目的や素性は不明。
【九話】
デュラン
クレヴィル家の元使用人、護衛兵。出稼ぎでクレヴィル家で四年間働いていたが、クレヴィル家没落後、実家が働き手を必要としていなかったので、しばらく放浪していた。忠誠心が強く、比較的真面目な性格。
【十話】
パウエル伯爵
花園の箱庭と呼ばれるほど花がきれいに咲く領地を経営している。
【十二話】
ファレル侯爵
領地の農民が暴動を起こし、爵位剥奪され、没落。
モールス伯爵
オーウェル公爵の殺害計画露見により、没落。
アルバーン伯爵
海外との密貿易露見により、没落。
【十四話】
ソフィーラ
クレヴィル家の元使用人で裁縫師。現在は夫と従業員数十人で工房を経営している。KAEDE と専属契約を結ぶ。
レイフ
ソフィーラの夫
【十五話】
フレドリック・サザランド
サザランド男爵家の三男。とある伯爵家の側仕えをしている。
【十六話】
リアンナ
クレヴィル家の元使用人。二十代後半の物静かな大人の女性。
ヒュージ
クレヴィル家の元使用人。四十代後半の男性。財政関係の仕事に長けている。
【十八話】
カーティス・ハルフォード
ハルフォード伯爵家の長男。銀髪で青い目の持ち主。旧スザンヌ人の血が入っている混血魔族で、水属性の魔法が少し使える。KAEDEに多額を投資した貴族Kである。アリエスと利害関係が一致したため、アリエスの爵位奪還のための協力者となる。
フレドリック・サザランド
旧スザンヌ人の父と母を持つ純血魔族。実家の男爵家が貧しいので、カーティスの側仕えをしている。地属性(土系)の魔法のかなりの使い手。
デク
カーティスの従魔の鷲。
【二十話】
ダリモア子爵
パウエル伯爵と何やら取引をしているという噂があった。真相は不明。国の重要ポジションが集まる会合で料理人を手配した。
アシュレイ公爵
絶大な権力を奮う貴族。国王の諮問機関である
枢密院の議長をしている。
オーウェル公爵
有力貴族。
【二十一話】
マリアーヌ・クライン
クライン伯爵家の長女。KAEDEの貴族支店でドレスを注文した。KAEDE の貴族支店に来た際に、嫌味を言った嫌な客。兄大好きのブラコン。
レイヴィン・クライン
クライン伯爵家の長男。マリアーヌの兄。妹のマリアーヌ同様、口が悪い。
【二十五話】
アンジュ
ハルフォード伯爵家の使用人、魔道師。黒髪の短髪で、面倒見がよく、しっかり者。魔族で、火属性の魔法が使える。
ライム
ハルフォード伯爵家の使用人、魔道師。地属性(風系)の魔法が使える。背が高く、体格がいい。見た目によらず、性格は穏やかではあるが、たまに調子に乗ることもある。
【二十九話】
ジェイムズ・ノーフォク
最近、領地替えをした有力侯爵家当主。中年男性。茶会を開き、アリエス達を招待した。
ハワード公爵
絶大な権力を誇る大貴族の当主。金色の髪を持つ、中年男性。
シュバルツ伯爵夫人
シュバルツ伯爵の第一夫人。派手でキラキラしたものが好きな中年女性。
【第三十二話】
ダルク・エインズワース
エインズワース商会の商会長。奴隷を使って、ソワラ湖の鉱山を運営している。火属性の魔族で、奴隷たちにどうやって奴隷紋を入れたかは謎に包まれている。
【三十七話】
ダルク・エインズワース
奴隷を使役していたことが見つかったため、絞首刑になった。
サール子爵家
負債が重なるに重なり自己破産した。息子が有力伯爵家の令嬢と婚約した。
メイスン公爵家
サール子爵家や豪商を対象に詐欺をした疑いがかけられている。
【三十八話】
ルイス・プランタジネット
現王に倣う絶対王政の典型的な考え方を持っている。貴族、王家絶対主義。茶色の髪を持つ。
エリオット・プランタジネット
ルイスと対称的で、共産主義に近い民主主義的な考えを持つ。茶色がかった金色の髪を持つ。
クラリス・プランタジネット
純粋な金色の長い髪で、誰もが見とれるほどの美貌の持ち主。
【三十九話】
ライナス・ヘイマー
クレヴィル家の裁判を担当した名ばかりの男爵の爵位を持つ元裁判長。初老の男性。転生者で『真実の目』を持つ。アリエスが前世でお世話になった恩師。人の心に向き合える優しい人。
【四十一話】
アシェル
デュランが幼少期に母親につけられた本当の名前。名前の意味は幸せなもの。幼いときに母を失い、奴隷にされ、ある貴族の命令でクレヴィル家で使用人の振りをし、間諜になっていた。
【四十四話】
ロザリー・プランタジネット
第二王妃、死去。心臓の病を抱えていたが、公には公言せず。毒殺されたのではないかと疑いがかけられている。
【四十六話】
レティシア
この世界を創造した女神。創造神。
アグライア
光の女神。この世界に光をもたらした。神々の使徒の一人に光属性の力を与えた。
ハーデス
闇の神。この世界に闇をもたらした。神々の使徒の一人に闇属性の力を与えた。
ガイア
大地の女神。この世界に大地を創った。神々の使徒の一人に地属性の力を与えた。
オケアノス
水の神。この世界に水をもたらした。神々の使徒の一人に水属性の力を与えた。
ヘパイストス
火の神。この世界に火をもたらした。神々の使徒の一人に火属性の力を与えた。
【五十三話】
『アリエス』
『アリエス』の器の元々の魂の宿主。西尾楓が神によって魂を『アリエス』の器に移されたことにより、アリエス(西尾楓)の魂の番となる。魂の領域でアリエスを見守り続ける。
【五十四話】
ニック・ヴィランズ
爽やかな少年(当時)。ブライトン伯爵家のセーナと婚約関係にある。ブライトン家が主宰する茶会で、カーティスに毒を盛った罪を着せようとした。
セーナ・ブライトン
聖女のように穏やかでおしとやかだと周りからは思われている。ニックと婚約。茶会の際に、ニックに茶に毒を盛るよう命令した。
【五十八話】
モットレイ子爵
跡取り息子が王都で放火をしたという罪で没落させられる。
【五十九話】
エリオット・プランタジネット
光属性の混血魔族。父は現王ブルース、母は第二王妃ロザリー。気性が荒い。
【六十一話】
クラリス・プランタジネット
神々の申し子で、神々の使徒をはじめとした人間を裏から操り、次々と貴族を没落させた黒幕。悪魔のような裏の顔を持つ。
父はハワード公爵で、母は第二王妃ロザリー。弟のエリオットとは異父姉弟。第一王子ルイスとは血の繋がりはない。
ルイス・プランタジネット
アリエス曰く、厨二病気質の低能王子。
【第六十四話】
レティシア
この世界を創造した女神。西尾楓の魂を別世界から召喚して、『アリエス』の器に移した。自らの遊戯のために、他五人の神と世界を創って以来、見守り続けている。
【エピローグ】
ルーク
アシェルの異母兄。元奴隷。アシェルとは兄弟というより、幼馴染みのような関係にある。
ナミ
アシェルの異母姉。元奴隷。ルークとは母親が違う。アシェルとは姉弟というより、幼馴染みのような関係にある。