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小休憩もしくは今までの話の影響
今回はこれまでの話でどうなったか、という余談です。
小田が筑波山麓に塹壕陣地を構築し、火砲で上杉家を退けた、という話は天下に広く広がった。
そのため鉄砲の普及と運用は史実よりも早く進むことになったのである。
武田信玄は上杉謙信が猛スピードで越後に戻ってきたのを見て無理押しせず、さっさと甲斐に撤退した。
しかし信玄も小田の戦についてはよく聞いて調べて学んだのであった
…そのため、後年信玄没後、長篠（設楽原）で織田と武田が相対した際には織田の馬防柵に対して
武田も鉄砲隊を主力として無理押しせず立てこもり、鳶の巣砦を落とした酒井忠次が鵯越の逆落としの如く
襲ってきたために撤退には追い込まれたものの、史実のような高級将官軒並み全滅にはならなかったという。
上杉謙信（輝虎）は越後戻る際岩槻城主の太田資正に会った。そこで鬼小島弥太郎を紹介すると
「小田には面白い奴らがいる。貴殿には噛みごたえが会って面白い相手かもしれない。」
と言い残していったという…。
また続きの本編よろしくおねがいします。
