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ある少女の真偽  作者: ゼロ
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日常

新しい年号になって2年。

とある新型ウイルスが蔓延していろいろと大変な世の中になっている。


そんな時世でも相変わらず忙しい日々を私は過ごしていた。


20代始めくらいから結婚して以来、子育てや仕事に追われつつも充実した日々を送っていると思っていた。


子供はかわいいし、妻も私のやる事に文句も言わずに苦楽を共にしてくれる。


起業して、苦労は今でもあるが周りの人達に助けてもらえたりと、人には恵まれているのかなと思う。


けれども。


最近思う事がある。


幸せってなんだ?


子供はかわいいし、妻も私のやる事に文句も言わずに苦楽を共にしてくれる。


それでも。


「何か、物足りない」


今までも何度も何度も思っていた。


それが何かはわからないまま蔑ろにしていた。


ただ、分かる事は「寂しさ」だけはいつもあった。


それを埋めるためにトレーニングをしたり、交友関係に力を入れたりと努力をしたが埋まらない。


この年齢でこんな事思うなんて笑ってしまう。


自分の時間を持ち過ぎたかな。

もっと仕事や家庭に打ち込もう。そんな事を思っていた。


夏の終わりに旧友と久しぶりに会う約束をした。

残暑見舞い代わりに少し飲もうと。


「仕事関係以外で久しぶりに人と会うな」


日時と場所をメールで取り決めた。


楽しみだ。


だが、この彼との会話がきっかけで私の日常は少し変わっていく。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 改行したら、1マス空ける。 [一言] 初の連載小説。頑張ってください。応援しています。
2021/01/24 10:19 退会済み
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