世界、それはもっと懐かしいものなのか
「菜の花草のは〜」
僕は、音楽の授業で習ったばっかりの歌を小声で歌っていた。
「うわ、おんちー」
「傷つくじゃーないかー」
僕は、ふざけたように音程をわざと変な風に傷つくじゃないかと言った。
「そんな風に歌うから、皆んなからうるさいだのなんだのって言われるんだよ」
「そ、そうかなー、でも皆んな僕の歌は凄い、もっともっと大きく大きくっていうよー」
からかうように、ふざけたように笑って言った。
「みんなお前の歌を面白がってるだけってそれ」
「えー、そ、そうかなー」
僕達の会話は、一旦終了した。
僕達は次の授業があるので急いで教室に戻った。
「て、言うんだよこいつ」
友達がさっきの話題を、他の友達に話している。
「まあ、声大きいし、確かに音痴だね」
「むむー」
僕は、むすっとした。
「歌ってみろよ」
「何の歌がいいかなー」
「校歌とかどうかなー、まあ、自分の好きな歌でいいよ何でも」
「じゃあ、アニソン歌いまーす」
「うわ、キモオタでましたー」
と、言っているが、この友達も、元々おたくだった。
しかし最近脱オタしたらしいが、まだライトノベルや、流行りのアニメは、見ている。
全然脱オタできてないじゃんかよー
僕は、歌った、全力で。
クラスの奴らが僕の方を向いている。
ちょっと目立ちすぎちゃったかなー、いつもは本とか読んでるやつが。
「うわ、おんちーー」
「え、そんなに!」
「うむ、あんたであるなお主」
友達がふざけて言う。
「そうでござるか?、拙者音痴でござるーか?」
「うんうん、音痴だね」
急に戻った。
そして休憩時間の終わりのチャイムがなった。
そして国語の先生が来た。
アフロヘアみたいなちょっと太った感じのおばちゃん先生だ。
案外この先生の授業は、好きだが、この先生は、そんなに好きではない。
今日は、古文だそうだ。
だんだんと先生の声がとうのいていくのを、感じる瞼が重い。
持ち上がらない、ダメだもうダメだこのままじゃ、また寝たと言われてしまう、しかし古文、古文がどんどん子守唄に聞こえて…
僕は、開始十分足らずで寝てしまった。
「よ!」
後ろから勢いよく叩かれた。
「ん、んんー」
僕は、今さっきまで重かった瞼を再び開けた。
するとニヤッと笑った友達がいた。
「お、おはよう」
「お前また寝てたのかー」
「あーあ、寝てしまった」
またこれで僕の内申点が下がった。
「はぁ」
そして給食の時間
僕は、みんなに驚かれながらも、牛乳を5本のんだ。
理由は、ただ単に僕が牛乳が好きだからというのと、家で飲みすぎるので、家ではコップ二杯ということにされているからだ。
僕は、毎日学校の牛乳を、4、5個のんでいる。
もちろん一リットルじゃなく200ミリリットルであるが、習慣になっている。そして給食の時間が終わり昼休みにだ。
僕は、毎日図書室に友達と、ライトノベルを読みに行く。
これもかなり習慣になっている。
そして五時間目だ。
今度は数学で、僕は、5分くらいでねた。
お昼寝の時間になったからだろう、なんだかこの時間は、いつもより眠い。そして、
僕は、六時間あった授業のうち四時間は、寝ていた。
これが僕の、毎日だ。
それが毎日続くのに僕は、嫌気がさしていた。
なんだか自分がどんどんダメ人間になっているような気がしてたまらないのだ。
こんな自分を変えたいと思っている。
僕は、毎日寝ないように努力する。
毎日早寝早起きをする。
たまにだけど。
毎日ちゃんと3食食べるようにしている。
これは毎日守れている。
母がもう起きたら作っているだけだけれども。
まあ、母のおかげである。
「はぁ」
そんな自分を変えたい。
だから今日も僕は、自分を殴る。
「ゴツゴツゴツ」
鈍い音がきこえる。
まあ、そんな事しても何も変わらないのだけれど。
僕は、気づいている。
多分僕が1番嫌いなものは、ブロッコリーでも、エビでも、僕を昔いじめていたやつでも、僕を蹴ってきたやつでもない。
自分である。
そう僕は、思っている。
果たしてその考えは、間違っているのだろうか。
自分でも分からない。
それは昔の、日本の僕であって、今の僕ではない。
だから言える。
今自分の事を、好きか嫌いかと言われれば僕は、必ず好きと答えるだろう。