世界、それは理性をたもってられないのか
よろしくお願いします
「まず、ヤオさん、あなたは言っては、いけないことを言いました、それは自覚してますね」
「い、いえしてませんでした、私のなにが悪かったのでしょうか」
「まず、あなたが悪かったことは、二つあります」
「ゴクリ」
ヤオさんが唾を、飲み込む音が響き渡る。
「まず、僕が、わざわざ誤魔化したのに、それを言ってしまったことです」
「そ、それのなにが悪いのでしょうか、私は、ただ単に嘘をついていたから、自信を高山に、伝えただけなのです」
「うぅ」
「しかし、空気を、読んでください、空気を、あの場所では、言ってわならないと、どうして分からないのですか」
「嘘は、ダメだからと、しか言えないです」
「まあ、いいでしょう、今度からは空気読んでくださいね、ヤオさん」
「善処させていただきます」
「はい、よろしい」
「では、二つ目」
「ちょっと2人とも早く、魔術の勉強しましょうよ」
「高山さんは、黙って、ヤオさんが言ってた、座禅でもしてなさい」
「は、はい」
急な、僕の、命令口調に、びっくりしていた。
「で、二つ目に、悪かったところ、分かりますか?」
「い、いえ全く検討も、つきません」
「だーからダメなのです、もっと自覚して下さいよ、先生」
「二つ目に悪い事は私たちに、魔術を、教えてくれるって言っときながら、全然話がズレてるのにそれを注意しないことでしょ
」
突然話に高山セナが、入ってきた
「ちがーう」
「あ、そうでした、いや、そうだった、教えるって言ってから、座禅しか言ってないな俺は、すまんすまん、光も、これをいいたかったのか、ありがとな、光」
違う違う、僕が、いいたかったのは、違うこと。もっとあるでしょ反省点とかさー
「は、はいそうです」
僕は、気づいたらこんな事を言っていた。
自分よ、もっと自我を、もて、自我を、
くーーー言えない、なぜ言えない、一回認めたからか、そうなのか自分、そのくらい訂正出来るだろ、自分ーー
「でも、光は、魔法少しは使えるみたいだしなー」
ヤオさんは考える人の像のように、考えていた、そして、急に立ち上がった。
「よし!、2人には、それぞれ違うメニューを、してもらう事にする」
え、それってそんなに考えなくても、誰でも思いつきそうだが、と思ったが僕は、あえて突っ込まない、それを言ったら、ヤオさんが、傷つくと分かっているから。
そう、あれは、晴れ渡った夏の日のこと、僕がまだ、中学生くらいの時、僕達は、班の班長ぎめを、していた。
そして、誰が班長になるか、口論になった。
そこで僕らは、班長を決める方法を、考えていた、そこで僕は、考えた、みんなも、考えた、僕は、五分くらい悩んだ結果、あみだくじを、提案した。
するとどうだろう、みんなの冷たい目線、そして、言われてしまった。
「あみだくじ、ふふ、誰でも考えつくし、ちゃんと誰がふさわしいかやった方がいいんじゃない?」
「だから、なにを、してきめるんだい?」
「多数決とか」
「いいじゃんいいじゃん、そうしよ、みんなもそれでいいっしょ?」
「いいよ」
「いっせいのせいでやろ!」
「いっせいのせい!」
みんな僕を、さした
「え、僕!」
「( )班長よろしくね、ふふ」
「これから僕が、みんなを引っ張っていきます!」
「よろしくー」
僕は、嬉しかった、みんなが僕を、班長に、ふさわしいと、選んでくれた事に、
しかし僕は、友達から聞いてしまった。
「あいつら( )に、班長押し付けるためにあんな多数決とかして、みんなで
( )がふさわしいって、指を刺したんだろうよ」
「え」
僕は、心の中で、崩れ落ちた僕がふさわしいと思ってくれたからみんな僕を、選んでくれたんじゃないの?
僕は、みんなが面倒と、思う事をおしつけられただけ、僕は、それにまんまと騙されて。
そんな事を僕は、突然思い出したのだ。
だから僕は、そう言われた場合の、事も理解しているつもりでいる。
「おー、それは、いい案ですね、早速それでいきましょうヤオさん!」
「まあそれが一番適切よね」
高山さんってだんだんキャラ変わってる気がする。
まあ緊張が、溶けたのかな、完全に
「ヤンさんヤンさん僕は、何をすればよいの?」
「私は、何を」
「まあまあ、そう焦りなさんな、ゆっくりゆったりと、いこーぜ」
「は、はい」
「まず、光はそーだなー、とりあえず今さっきの魔法100回くらいしてみるか」
「それは、きつすぎるんじゃ」
「それが、魔術のみちなのだー、光くん」
「はいはい」
「じゃあ私は」
「高山さんは、まあ、座禅だね」
「はい!」
「じゃあ2人ともスタートだ」
「はい」
僕と、高山さんは、声を合わせて言った。
「100回なんて無茶苦茶だ」
僕は、小声で言った。
多分ヤンさんには、聞こえてないだろう。
「よし、僕は、一流の魔法使いになってやる」
そう言って僕は、魔法を使おうとした。
「あ」
よく考えたら、僕って杖使ってないから弱い魔法しか使えないのでは?
でも、陰さんも、杖とか使ってなかったしなーやはり僕の実力不足なのか。
でも、詠唱は、していたような、
「ヤオさんヤオさん、詠唱とかってしなくてもいいのでしょうか」
「詠唱だ?あれは、上級魔法使いしか使えないの、お前はまだまだだ、あと、10年は、しないと使えないぞ」
「え、10年!」
「ひ、ぴっ!」
僕は、大声で言ったので、近くにいた高山さんがびっくりしていた。
「すまんすまん高山さん」
「びっくりするじゃない」
だんだんと、高山さんが、強気になっていくのを感じた。
僕より、6〜7歳くらい歳が、下そうなのに。
小学生くらいだなと、僕は、予測する。
僕も、お兄さんだし、小さい子供の面倒や、しつけくらいは、してみせるぞー。
「よし」
僕は、自分に、気合を入れた。
「どしたの?」
「いやいや、独り言というか自分に、気合を入れてただけだよ」
「へんなの」
自分に、気合を入れることのどこが変なのだろう。
僕は、また、魔法を、使い始めた。
「ほい、てい、やー」
三つの石ころが出てきた。
「おー、連続で、出せるのかこの石」
よし、最高新記録だしてやる!
「ほい、てい、やー、それ、はー、とう」
僕の、声がどんどんと小さくなっていく。
石ころが六個出た、僕の、限界がわかった気がする。
「要するに、声が出なくなったらもう使えないということですか」
でも、僕は、最高新記録を、
「だすんだー」
「ほい、ほい、ほーい、てい、やー、そーれ」
今さっきよりも、多く出た。
「お、これは、僕案外伸びしろが多いいタイプの人間なのかもしれないなー」
僕という人は、努力したら、した分だけのびる。
それは、普通の人よりも1.3倍くらい早い、
これは、僕の才能である。
「これでこそ、ハイスペック光だなぁ」
僕の、中学の頃のあだ名である。
「ハイスペック( )懐かしいな」
名前は思い出せないけど、名前と、家族以外のことは大体わかる。
でも、家族と、名前は、切り取られたように、記憶にない。
他にも忘れている事はないのかなと、僕が、考えていると。
「どうだ?進み具合は」
ヤオさんが、急に話しかけてきた。
僕が、重要なことを、考えているときに、この人はなぜ話しかけてくる。
「まあまあですね」
「まあまあってなんだよ」
「まあ、序盤ですよまだ」
「がんばれよ、光」
なんだか、少し安心感が、ある一言だった。
「よし、僕も、頑張るぞー」
こうして、僕の最高新記録は、八個まで、上がった。
八個以上は、なかなか難しい、八個の壁があるようだ。
夕方になった。
「高山さん高山さん、せっかく2人っきりなんだから、お話しようよ」
僕と、高山さんは、ヤオさんが、案内してくれた部屋にいた。
とりあえずこの部屋で、ゆったりしとけだそうだ。
もちろんその部屋に、行く前に服は一式着替え直した。
ヤオさんのおふるだろうだ。
高山さん、了承してくれるかな、少し心配になる。
「まあ、いいけど」
「ひゃっほー」
「で、話って何するの?」
「なにするー、恋バナとか?」
「しよしよ!」
やけに食いついてきた。
「ふふ、ふふ、ははははは」
「何よ急に、笑い出したりして」
よしよし、これも僕の想定内、女子という生物は、恋バナが大好きなのである。
まず、恋バナから、話に入りそして、それから本題をだすと、あらこのとうり、女子がどんどんと、情報を、くれるくれる。
これで僕も、情報王者間違いなしである。
僕が、この話を聞いたのはとある友達からの、話である。
ありがとうございます。
まさかこんなところで役に立つなんて思ってもいなかったよ。
ありがとうございます。
友達、いや、親友。
僕の信頼なる、親友( )くんありがとう。
え、友達の名前も忘れているだと。
僕は、確信した。
これは、名前を、忘れているんだ。
あと、親しい人も。
そうだ、そうに違いない。
「で、高山さんの好きな人は?」
「光のから教えてよ」
「えーしょうがないなー、陰さんなのかなー?」
「陰さんってだれ?」
僕は、高山さんに、僕と、僕の師匠でもある、陰さんの、話をしてあげた
「光って名前、その陰っていう人が、つけてくれたのね」
「変な、名前だろ?名字も無いし」
「変じゃ無いよ、全然、名字なら、私の使えば?」
「え!?」
「そんなに普通に私の名字使っていいよって、言っていいものなの?」
「まあ、光なら」
なにその、恋愛的要素
もしかして、高山さんって僕のことすき?
「え、使っていいの?」
「う、うん」
なんだか結婚しているみたいで嬉しいなー
でも、僕には、あの人がいる、将来結婚を、結んだあの人が。
名前が思いつかない、あの人なら僕は、忘れないと、思ったのに、顔がぼんやりと、出てくるだけだ。
でも、友達の時と違い、あの人だけは、顔がぼんやりとだが、思いつく。
て、名前だけかと思ってたけど、顔もだった。
でも、僕は、きちんと名字は、もらう
「あ、ありがとう、変な感じだね」
「う、うん」
「じゃあ、今日から僕は、高山光だね」
「うん」
「じゃあ、今日からセナって呼んでもいいかな?」
「いいよ、光なら」
顔を赤らめて言った。
なにが、恥ずかしいのだろう、顔を赤らめたりしちゃって。
よっしゃー、これで呼び捨てでやっと呼べるようになった。
よかったよかった。
呼び捨てで呼ぶ事によって、人は、信頼感を、抱き好意をもつと、言うからな。
ありがとう( )くん
まあ、多分年下だから最初から、呼び捨てでもよかったかもだけど。
いやいや高山光、忘れたのかあの失敗を、あの、僕の、失態を。
僕がまだ小学4年くらいの夏、僕は、1人の新入生を、連れて学校に、行っていた。
その新入生には、友達がいて、その友達が、その子を呼び捨てで、呼んでいたから、僕も、呼んだ、しかし
「( )くんは、呼び捨てで呼んでいいけど( )くんは、だめ」
と、僕は、呼び捨てで、呼んだらだめと言われた。
僕は、反省して次の日その子を迎えにいくと、次の日から、その子は僕より先に出ると言って、僕を置いて学校に、行ってしまっていた。
それからの毎日僕は、一人で学校に、行った。
実際新入生だから、僕が、その子をつれていったのは、一週間にも、満たなかった。
「ありがとう、セナ」
と、言って僕は、
僕は、昔を、思い出したせいか、なんだか寂しい気持ちになっていた。
だからあんな事をしてしまったのだろう。
セナに抱きついた。
「ひ、ひ!」
セナが驚いたような声を出した。
僕の、意識は、飛んでいく。
セナは、僕を、弾き飛ばそうと、する
だが、それは、できなかったようで。
僕を、抱きしめてくれた。
そしてすぐに正気に、戻ったように、僕を、弾き飛ばそうとする、そして僕の、顔をあげた。
僕は、泣いてしまっていた。
「どうしたの光」
心配する声が、する
僕は、素早く目を擦り
「なんでもないよ」
と、言った。
「なんでもない事は、ないでしょ、光泣いてたじゃん」
僕は、何も返す言葉が、なく黙り込む。
そして僕は、気がつくと、セナにキスをしてしまっていた。
「ご飯できたぞ二人とも」
と、ヤオさんの、声が聞こえた。
それと、ほぼ同時だろう、セナが僕を、突き飛ばした。
「はへ、今行きます」
と、素早く、ヤンさんの言葉に、返事をした。
「ウガウガウガウガ」
あ、やっちまった、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいセナさん。
「なんだか急に、寂しくなって、なんだか意識ももうろうとしていて」
「すすすすすすすすす、すいませんでしたセナさん」
セナは、無言だ。
「本当ごめん」
これは、絶対的に許されない行為、しかも幼女に、しかも、多分向こうはファーストキスだろうし、申し訳ない、本当に申し訳ない、なんで僕は、急に、あんな事をしてしまったんだ、なんでだろう、でもいまは、そんな事よりも、ごめんなさい、セナさんごめんなさい、ああ、後悔しかない、これで、僕と、セナさんとの仲が悪くなってしまったらどうしよう、これからの毎日が、いやいやこれからの事を考えるよりも、いまだ、申し訳ないセナさん。
僕は、深く深く反省した。
「いいよ、光なら」
「え?」
いいの、何言っているの?
セナさんは、ファーストキスが、僕でいいと言っているのか?
という事は、少しは僕に好意が、あるという事なのか?
そんな事より良かった、とにかく良かった、どん底からは、抜け出した、でも、今日あったやつとキスしてしまった。
ああ、でも、申し訳ない。
向こうが良かったとしても、どうしても、申し訳ない。
ほとんど強制的だし、後で絶対後悔する、僕と、ファーストキスだなんて。
僕には、わかるそんな経験があったから。
「でも、僕となんて絶対に後悔するから、本当にごめん、やった事は取り返せないけどごめんなさい」
「いいよ、って言ってるでしょ」
「セナがいいなら」
僕は、なんて事を言ってるんだ、未成年に、手を出したら捕まる。
でも、相手が了承してたらいいのか?
日本の、法律もっと勉強しとけば良かった。
でも、だめだだめ、こんな子に手を出して、しまったらだめだ。
て、しかもここ日本じゃないら、法律とか気にしないでいいのか、でもだめだ。
僕は、なんて事を考えてるんだ、人間の、考える事じゃないぞーこれは、
「で、でも」
「いいのいいの、しつこいなー、ヤンさんも、呼んでるよ」
遠くでヤオさんが呼んでる、声が、聴こてた。
あ、ご飯でした。
これで一件落着なのかな?
「はい、今行きます!」
僕の、開き直り方は、すごいなと、自分でも、思う。
「うん、美味しい」
どこぞのおじさんとは、全く違う味、んーなんだろうこの、いい匂い、いい味なんとあらわればいいのだろう。
実に美味でした。
「んーオイヒー」
口をリスのように膨らました、セナがいう。
僕と、同じ気持ちなのか。
案外気が合いそうだな。
目があった。
僕は、なんとなく気まずくて目をそらす。
セナも気まずかったようで、目をそらした。
ああ、今思えばなぜあんな事をしてしまったのだろう。
でも嬉しい、あんな美少女と、キスなんて。
でも、それ以上に僕なんかとの、ファーストキスで、良かったのだろうか、と思う。
そして僕達は寝る部屋を案内してもらった。
「ここがお前たちの、部屋だ」
「え?お前たち?」
え?お前たちの、部屋という事は、僕と、セナが二人でこの三畳くらいの部屋で寝たりするのか?
そういう事なのか?
そういう解釈を、しても良いというこのなのだろうか。
「ここでお前たち二人にねてもらう、弟子たちには、仲良くして欲しいからな」
「え?弟子?僕にはもう師匠は、いますよ」
「え?、師匠とかいたの、だから多少魔法が使えたのか、なるほど納得した」
「あ、それとは関係ないです、魔法は、最初から使えました」
「あ、そうなの」
2回目だからかあまり驚かない、芸能人だったら、ここは、2回目でもすごいリアクション取りそうだけどな。
「納得いきません」
突然セナが言い出した。
え?セナは僕に、好意があると思っていたけど、なかったのかもしれない。
好意が、少しでもあったら、恥ずかしがって何にも言わないか、それか、すごく喜ぶと、思う。
好意が、ないとしたらなぜ、光ならいいよと言って僕のキスを、怒らなかったのだろうか。
疑問がまた一つ増えた。
「これも一つの修行だと思って、本当のことを言ったらこの部屋以外もう、部屋ないんだよね」
「今さっきいた部屋は?」
僕が、聞きたかった事を、セナが聴いてくれた。
「あの部屋は、あの部屋で、使うんだよねー」
「じゃあしょうがないか」
すぐに納得してしまったな、レディなんだからもう少し粘っても良いと思ったが、本人が、これ以上言っても、無駄という結論に、至ったのだろう。
でも、僕は、なんと答えるべきなのだろう、別にセナと一緒の、部屋で悪い事はないだが、僕が、一緒の部屋がいいとか言ったら、引かれそうだ、逆に一緒の部屋が嫌と言ったら嫌っているみたいな感じに思われたらどうしよう。
僕的には同じ部屋でも、違う部屋でも、どちらでもいいのだが、
「じゃあ、決まりという事で」
僕が、考えている間に、同じ部屋という事で決まってしまった。
「あ、ああ」
僕は、自分の考えを言おうとしたが、もう決まった後なので、雰囲気的に言えなかった。
まあ、言ったとしても、多分何も変わらなかったと思う。
「あ、よろしく」
セナが少し頭を下げて言う。
「よよよよ、よろしく」
僕は、きずく三畳って布団ひいたら、ほぼ隣同士じゃないですか。
横の方に小さい棚があるから、布団ひいたら、引っ付けなければならないくらいだ。
「ここに布団ひいたら流石に狭すぎるよな、セナ」
「まあ、いいじゃないですか、キスした仲なのだから」
キスした仲なんだかエロい、感じに聞こえるな、あえて言ってるのか、この幼女は、
だとしたら相当な、
「ふふ」
ただの、不気味な人みたいだなと、自分でも、思った。
「はあ、セナがいいのなら」
「ヤオさんヤオさん布団ってどこにあるのですか?」
もう違うところに行っていたヤンさんに、僕は、大声で問う。
「あー、布団か、全く忘れてた、今持ってくから」
「あーおねがいしゃーす」
「お願いします」
それから2分くらい沈黙があった後、
「ほらこれがお前たちの布団だ」
と言って、二つの敷布団を、くれた。
「敷布団」
なぜ異世界で日本古来の敷布団なのかと言う疑問ができた。
それから僕達は寝る支度をして、寝た。
「ああ、光のばかー今までどこに行ってたのよー」
「すまない心配させてしまって陰さん」
「もういいの、こうして光に会えたんだから」
陰さんが猛スピードで、抱きついてきた。
「えへへ、困っちゃうなーそんなにひっつかれると」
「はは、」
すごく久しぶりな、気がする。
とても懐かしい感じだ。
「光、その女だれ」
「セセセセ、せな!」
びっくりした、僕と陰さんの、世界に突然現れたから、
「この人が陰さん」
「よろしく、セナちゃん」
なぜ名前を、知っている、今さっき僕が言ったからかなセナの名前
「よ、よろしく、そんなことより、私の光に、そんなベタベタしないで」
「なんでー、光はわたしのものだよー」
「なな、私のですー」
なんでこんな事になってしまったのだろうか。
「二人とも、そこまでそこまで、僕は、二人のものだよー」
「独り占めしたいのー」
陰さんが、強気に出た
「光は、私にキスをしてきたんだから、私の方が上」
セナも負けじとしている。
キスのことを言われたら僕は、何も話に入れない。
あまりその事については、いっては、欲しくなかったけれど。
やってしまった事は、やってしまった事だ。
「じゃあ私も光にキスしてあげる」
陰さんの顔が僕に、どんどん近づいてくる。
かわいい
「ぐへ」
急に、お腹が、痛くなった。
お腹の方をみると、セナがいた。
セナがいたというか、僕も、セナも寝相が、悪いようで、僕の、お腹にセナが乗っていた。
セナはまだねていたので、僕は、二度寝した。
これでまたあの世界に戻れる。
ダイブだ
「げ、げげ」
みては、いけないものを見てしまった。
ティオビスが、ティオビスを、口説いていた。
「ティオビス俺はお前が、、、好きだ」
「嬉しいティオビスさん、私もティオビスさんのことが好き」
ティオビスが、二人いた、俺と、私だから多分性別は、二人とも違うのだろうけれど、僕から見たら二人ともティオビスだ。
僕は、みては、いけない気がして目を隠す、でも地味に気になる、指の隙間から見たら、
ティオビスと、ティオビスが、キスをしていた。
「ぐぇ」
ちょっと吐き気がした気がした。
「ティオビスさんの、エッチ」
やめろティオビス、やめてくれ、僕は、そんな君たちを見たくない、人前でやらないでくれ。
「ぐぇぇぇぇ、痛い痛い」
目が覚めた。
またセナが僕のお腹の上にいる。
だが今回に関しては感謝だ、ティオビスの、あんな事をギリギリで見ないで済んだからだ。
起きたらお礼を言おう。
「ぐえ」
蹴ってきた。
こいつほんとは、もう起きてるんじゃないか?
昨日のキスの恨みで。
僕が悪いのだが、
光が差している方を見た。
「朝日が綺麗だ」
ポカポカ天気だった。
「グヘェ」
また蹴ってきた。
僕の怒りも沸点に来たので僕は、セナにこちょこちょを、した。
「きゃーやめてよきゃはは」
セナってこちょこちょめちゃくちゃ弱過ぎだろ。
ここまで笑うか?
まるでテレビに出ている芸能人のようだ。
「くふふ、まだまだー」
僕も、つられてなんだか笑ってしまった。
笑うと人は楽しくなるといわれている。
僕も例外では、なかった。
久しぶりに、楽しかった。
いつぶりだろうか。
まだまだ前半だと僕は、考えます。
ここからどうしていこうと、思います。
最後は、決まってるのになーどうしても中間の、方を考えるのが、苦手です、しかしどんどん頑張っていくので、どうかどうかよろしくお願いします。