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詩*夜空へ*

酔夜

作者: a i o

夜をくり貫いた器に

星を浮かべて

冷えたシャンパンを注ぐ

捧げたいものなんてないけど

杯を掲げるよ


なんにも思わなくたって

感じてる

炭酸の突き刺すような

喉ごしみたいに


孤独なんて言わないけど

石ころみたいな気持ちを

ずっと握りしめてる


さみしい味のする夜だから

青い輝きを

いくつも飲み込んで

私の中で一緒くたになればいい


時たま夜は宇宙に近くて

この血に銀河は流れこんで

つぶつぶと遠いものたち全部

内包してみたい

だから

口上なんてないけど

杯を掲げるよ

ぽっかり開いた空に

高く


できることなんて

それくらい





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