拝啓 俺、あの時の後輩です。
少し遅れました18時ジャストに前書き書いてます。ご免なさい
さっそくですが、今回は後輩君から先輩ちゃんに当てた手紙です。
拝啓 桜が舞う季節となりました、先輩いかがお過ごしですか。俺のこと覚えていますでしょうか。
誠に勝手ですが、近況を報告をするために筆を走らせております。
それとこの手紙、涙でグシャグシャになって同じ内容三回も書いてますから、絶対に読んでくださいね。
俺は今年から、高校で先生をする事になりました。俺達が通っていた葛城高校です。
教科は古典、先輩が目指していた科目です。あれから七年が経ちましたが、校舎に入るとあの時を思い出させられました。
卒業式の日、俺が送り出す言葉とかをかけるはずが、なぜか俺の人生相談が始まって、
『テメーの成りたいもんに成れよ、教師だろやりたいこと。だったら、頑張んなくちゃな。』先輩がこう言ってくれて…あの時のが有ったから、教師に成れています。
でも、先輩だったら今の俺を見て
『何であたしが目指してた教科なんだよ笑、女々しいぞ。まるで古典に出てくる女みてーだな。』とか言うでしょ絶対。
先輩はすぐに茶化しますから、こんなこと面とは向かって言えないので手紙で伝えます。
応援有り難うございました。そして、好きでした先輩。
国語の教師に成ったのに、あの時の先輩より綺麗な修飾ができてなくて、色々と恥ずかしいですね俺。
急にこんなこと書いたりしてご免なさい。殴りに来ないでくださいね(笑)先輩は言わないと来ますよね。言っても来ますけど…
また何処かでお会いしましょう、先輩の良き未来を願います。 敬具
次回からは遅れないようにします。ところで先輩ちゃんはどうなっているんですかね…(意味深)
次回4月24には上げたいです。