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異世界少女の冒険譚  作者: ウホw
幼女爆誕
5/43

幼女、ステータスを確認する  前編

ギルドの中は、雑多という言葉がとても会う場所だった。

内装は……………

ポ○モンセンターかよ!って突っ込みたくなる程、某ゲームの施設に似ていた。


中は、様々な人種の冒険者らしき人達で溢れていた

 あの人は獣人、あっちの人はドワーフ、あの人は…

サキュバス?ハーピー?ちょっとよく分からないです。

そんな感じでギルド内は見事にファンタジー感を出していた。


「お!スティーブさんが帰ってきたぞ!」

と、声が上がると周囲の冒険者が一斉に振り向く。


冒険者をかき分け、奥から職員らしき青年が出てきて

話しかけてきた。


「マスター、お帰りなさい、飛龍の件はどうでしたか?」


スティーブさんが報告をすると、職員は安堵の息を吐く。

「じゃあ、当面の間は様子見ですね、ところでマスター、このお嬢ちゃんは?」

「ああ、この子は今日から孤児院に入る事になってな、

ステータスプレートを作りに来たのさ」

「そうでしたか、なら早速作りましょう!」

職員さんに先導され、ギルドの奥にある部屋に入る。



「はい、じゃあこのプレートに意識を集中してね〜」

渡された葉書サイズのプレートに言われた通り意識を集中させた。

「キャッ!」

その瞬間、プレートが急に激しく発光した。

周りの皆は既に目を瞑っている。

……光るって知ってたなら教えてくれてもいいのに…

目を開け、ステータスプレートを 見ようとすると、皆ものぞき込んでくる。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前  サクラ


Level 1


種族   真祖


ステータス


腕力  100


耐久力  100


知力   1000


俊敏  100


属性  虹・虚無


スキル  翻訳・魔道術Level1・アイテムボックス・

魅了Level1


称号 神の欠片・絶滅種・可能性の存在


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



…………え?

のぞき込んだ皆も唖然としている。

真祖って確か、吸血鬼だよね?

それにこのステータス、馬車で聞いた一般的な大人のステータス超えてるんですけど……

チートが来たのは嬉しいけど、真祖なんてオマケはいらないよ〜

「サクラ、君は一体、何者なんだい!?」

騎士さん、落ち着いて!今、一番困惑してるの、私だから!


暫くすると、全員が落ち着いたようだ。

ギルドマスターが私のステータスについて説明してくれる。


「さて、サクラ、まず君の種族だが…真祖は滅びたハズの、伝説の種族だ。悪魔に属する吸血鬼とは違い、無理に血を吸う必要は無いし、日の光を浴びてもなんの問題もないから、ここで暮らせないという事はない。

次な、物理攻撃に直結する腕力、本体の耐久を表す耐久力、スピードを表す俊敏、これらのステータスは全て100、Dランク冒険者の平均値であり、初期値でこのステータスと言うのは異例中の異例だ。

………………魔法の威力や制御を表している知力に至っては、ネームドの上級悪魔にすら匹敵しているよ…

無茶苦茶だ…」

「なんだと!」

「これは…また…凄まじい…」


ギルドマスターの説明に、全員が驚愕する。

うわあ…そんなにヤバかったのか…私のステータス…


「ちなみに、ネームドの上級悪魔ってどれくらい強いんですか?」


…飛龍と同じくらい強かったりするのかな?


「ああ、ネームドの上級悪魔ともなると、周辺各国が総がかりで掛かって何とか…って感じかな」


えー!って事は私、魔法だけならこの辺の国全部に喧嘩売れるって事!?初っ端からチートすぎでしょ!


「サクラ、驚くのはまだ早いぞ、規格外なのはこれだけではない!」


ギャー!まだなにかあるのー!?頭パンクするー!

続きは後編で。


※ネームドは名前持ちの意です、悪魔は名を持つと強くなります。

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