烏賊釣りに出発かな
遅くなりましたm(_ _)m
よく見るとトカゲにしては違和感があったので
細かく観察してみると鼻先に小さい角が見えた
まさかドラゴンか?
「シエル様もしかして地竜の幼体ですか?」
「当たりよ、前に私が倒した地竜を使い魔にしたのよ
見た目より強いから安心しなさい」
「アドラは地竜なだけあって対地攻撃が得意ですよ
それに色々器用ですしね」
アドラを見ると嬉しいのか尻尾を揺らしていた
「わかった。ありがたくアドラは借りてくよ
それじゃあ買い物は頼んだよ」
俺達はシエル達と別れ釣具店に向かった
アドラはアリアの後ろを歩いているようだが
しっかりと周りを警戒しているようだ
しっかりしてるなぁ
クロはアドラを見てから陰に隠れて出てこないし
まぁ、まだ子供だから今後に期待だな。
釣具店に着いた俺達は入口にあった広告板に
烏賊釣りセットが売られていると
書かれているのを確認し中に入った
中に入ると祭りと言うだけあって
烏賊釣りの道具が沢山置いてあった
「アリアはクラーケン釣りはしたこと有るのか?」
「昔ですけど、釣りに行ったことはありますよ
なぜかクラーケンではなく鮫が釣れましたけどね」
「鮫をよく引き上げたな・・・」
「魔力回路付きの竿でしたからね
子供でも楽に糸を巻き取れますから大丈夫ですよ」
確かに棚を見ると色々な種類のリールみたいな物があり
中には電動リールみたいなものが有るようだ
「魔力回路付きは俺にも使えるのかな?」
「ふつうに使う分には夏希さんにもちゃんと使えますよ
水面近くまで引き上げさえすれば
天の魔力を糸に流して獲物を麻痺させる機能も有りますし
よほどの大物でもない限り大丈夫だと思います」
「クラーケンの餌は何を使うんだ?」
「蟹や小魚を使うのが一般的ですね
後は、これみたいな魚に似せた釣具も有りますよ」
そう言ってルアーを見せてきた
「とりあえず、小魚を何匹かと擬似餌を買ってみようか
蟹は釣り場で探してみよう」
俺達は釣具と餌を買い店員にお勧めされた
港から少し離れた場所に有る磯に向かった
磯に着くと何人か釣り人が居たので
少し離れた場所に人の居ない入江があったので
そこで釣りを始めた
「夏希様釣り上げた魚や烏賊などは私が処理をしますので
夏希様達は釣りに専念して貰ってかまいません」
「ありがとう、それじゃあ頼むよ
アドラは餌になりそうな物を探してくれるか?」
そう言ってアドラを見ると俺達に頭を下げると
岩場に向かって歩いていった
「アドラって礼儀正しいな・・・」
そう言うとアリアも同意していた
買ってきた釣具を倉庫から取りだし
小魚を針に付けるとアリアに糸の伸ばし方を教わりながら
烏賊釣りを始めた
「そういえば、アリアも使い魔持ってるのか?」
「いえ、私は光しか使い魔を作れる適正に届いてないので
枠が一つしかないんです。
だから手にいれた魔石を気に入らない限り
作るのは慎重にいきますよ
今の候補は私を護衛出来る位の騎士系か
私を乗せて移動出来る騎獣系を探してます」
なるほど、適正が低いと使い魔の枠は少ないのか
そんな話をしていると何かがかかったようだ
リールのボタンを操作し糸を巻き取って引き上げると
烏賊ではなく30㎝位のカラフルな魚だった
「すごい色の魚ですね、クリエは知ってる?」
「この魚は煮ると美味しいみたいですね
名前は七色鯛と言う名前で高級魚です」
良いスタートは出来たけど
烏賊ではなかったな




