ロングコート受け取りかな
夕飯まで弓の練習でもしようかと思い
歩いているとアリアとシエルが歩いてきた
「お疲れ様です夏希さん大変だったみたいですね」
「まぁ、戦ったのはクリエやカイルさん達だけどね
シエルも双剣での戦い方凄かったね」
俺がそう言うとシエルは双剣を取り出し自慢気に話し始めた
「当たり前よ私は双剣で竜種も倒したことがあるんだから
さらにこの双剣は倒した竜の牙で強化して
魔法を剣から放つ補助機能も在るんだから」
「竜種とは言っても1m位の地竜の幼体でしたけどね
大怪我して帰ってきた時はびっくりしましたよ」
「シエル様は凄いですね、幼体とはいえ竜種はとても強く
並みのハンターではダメージを与えるのも難しいのですが」
竜種はイメージ通り強いんだな
シエルは星持ちだしやっぱり凄いらしい
そう思いシエルを見てみると
クリエに誉められたのが嬉しいらしくニコニコしていた
「そういえば夏希さんが依頼していたロングコートが
完成したと店長さんが言ってましたよ?
雑貨店に行ってみたらどうですか?」
「ありがとう、行ってみるよ」
アリア達に礼を言い別れると雑貨店へと歩き出した
「こんにちは、ロングコートが完成したと聞いたので
受け取りにきました」
そう言いながら中へ入ると
店員が奥の部屋から箱を持ってきた
「こちらがキメラの毛皮を使い裏地にアクアリザードの革を使い耐寒性と耐熱性を高めたロングコートになります」
おぉ、なんか色々機能的なコートになった・・・
ただ、アクアリザートなんて依頼の時には
使うなんて言ってなかったけど?
「アクアリザートの革は商隊の方がいらっしゃり
お礼に使って欲しいと言いまして
急遽追加加工し先程完成しました
勿論代金は予定通りの銀貨三枚のままです」
あとで商隊の人にお礼を言わないとな
俺は銀貨を払いコートを着てみると
少しひんやりして着心地も良かった
「いい感じですね、また何かあったらお願いします」
「ありがとうございました~」
店から出てスマホを見ると少し早いが
晩飯を食べに行くのも悪くはない時間になっていたので
食堂に行くことにした
食堂の中に入るとシーマさんがテーブルを拭いていた
「おや?夏希じゃないか、コートが出来たんだね
そこのテーブルは拭き終わってるから大丈夫だよ
そういえばクロは居ないのかい?」
そういえばクロ見てないな・・・
スマホでクロの場所をみると教会の部屋に居るみたいだな
「教会の部屋に居るみたいですね
スマホで強制的に帰還させてここに呼び出すのも
良いかもしれませんよ?」
そうだな、クロもよんでおくか
「それにしても夏希、あんたのロングコートは
夏場は暑そうだね、対策はあるのかい?」
「商隊の人がアクアリザートの革をくれたみたいで
裏地に使えた分涼しいですよ」
そう言うとクロも食堂に呼び出した
「銃を使いそうな格好だな」
奥からガイルさんが出てきてパンとステーキを持ってきた
銃在るのか
「銃は使う奴が少ないから小さい武器屋には無いけどね」
探してみようかと考えていると
申し訳無さそうにクリエが言った
「魔法を撃ち出す仕組みなので
夏希様には扱えませんよ」
残念だな・・・




