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二匹目getかな

「夏希様は解体の知識が無いでしょうから

私がやりますので20㎝程のナイフを作って下さい」


言われた通り創って渡すとクリエは直ぐに解体作業を始めた

なにもせずに見てるのは気まずいので

やることはないか聞いてみたところ

要らない所を棄てる穴を掘ってほしいとのことだったので

スコップを創り穴を掘り始めた



「夏希様」


深さ1m程掘れた頃クリエに呼ばれたので行ってみると

シャドウキャットは毛皮と牙そして魔石を残して

きれいに解体されていた


「シャドウキャットは牙が討伐証明部位なので

これを集会所に持って行き討伐依頼が出ていれば

報酬が貰えます

毛皮は集落で売れるので纏めておきました

夏希様魔石を残して倉庫へ保存をお願いします」


言われた通り毛皮と牙を倉庫へ放り込んで情報を見ると


シャドウキャットの毛皮×1

シャドウキャットの牙×2


と出ていた


「夏希様先程掘って貰った穴にこの死骸を棄てて

埋め直しをお願いします」


「わかった。そのナイフはどうするんだ?」


「夏希様が作業を終えるまで周りを警戒しておきます」


「りょーかい。」


 


俺が穴を埋め終わる頃クリエが帰ってきた


「夏希様ピュアスライムが居ましたので

証明部位の白結晶と魔石です

先程のシャドウキャットの魔石を使い

猫族の使役獣を創り、このピュアスライムの魔石で

強化してみると良いと思います」


「三枠しかないのにもう二枠目を使うのか?」


「魔物の使役獣は産まれたばかりではまだ子供なので

戦闘力は高くはありません

早めに育て始めた方が後が楽になります

それにシャドウキャットの魔石とピュアスライムの魔石は

スキルの相性が良いので二体目の使役獣としては

良いと思います」


そう言われ、クリエの時はPCを使ったのに

今回は要らないのか気になったので聞いてみると

魔物ベースなら魔石だけで良いらしい


使役獣の素材にシャドウキャットの魔石を選ぶと

魔石を繭が包み1分程で真っ黒な子猫が現れた


「にゃー」


可愛い・・


「クリエ、使役獣としてこの子猫は戦えるのか?」


「このままでは戦闘力はほぼありません

そこで先程のピュアスライムの魔石です

使役獣のスキルリストから魔石を選び

この子猫へ触れさせてください」


言われた通りやってみると魔石が消え

スキルリストに固体化の文字が追加されていた


「これで影を伸ばして突き刺すなどの技が

使えるようになりました

ただし、まだ体が小さいので影の範囲は狭く

長時間は戦えませんが夏希様の護衛としては

小さいのでいつも一緒にいられる分役に立つでしょう。

それと同種族の魔石を与え続けていれば

サイズも成長します

それと名前を付けてあげてください」


確かに名前を付けてなかった・・・

黒猫だし覚えやすいから

定番のこれにするか・・・


「クロこれから頑張ってくれるか?」


そう聞くと尻尾を振りながら、み~と鳴いた


かわいい・・・


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