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幕間 小水神との夢語り


 目の前で優雅に紅茶をすする男性が、ドーン!



 えっと、ここは俺の一人部屋だった筈なんですがー? 


 ……貴方、どちら様ですか!?


「私は小水神だ、ごきげんよう」


 前置きはさておき。



「と言う事で、相も変わらず夢の中なので気にするな。」


 こうして顔を会わせるのは初めてになるな。 以前は君が瀕死だったので説明が出来なかったが、今やお互いの核に成った『知識の柔石』についての事だ。


「んん? さり気無く核って言いました?」


「その事についてだが、私のちからと存在を受け取って貰うにあたって体の作り変えが行われた様なのだよ。」


 小水神いわく、普通の人族にはそのままで神を降ろす事は不可能であるので致し方無いと言う。


「理解したかな? そう言う事で君は今、この瞬間も君は少しずつ神族に成っている。」


「今は宝珠ほうじゅにより私の神聖水神魔法が付与されているが、私の存在が完全に君に吸収される頃には君は間違いなく小神になるよ」



 また、さり気無く重大な事言ったね?



「更に『知識の柔石』自体の能力として、この世界に存在しない知識の検索をかける事が出来る。 


 と言うものだ。


 使い方は意識して思考するだけと言う万能ぶり……、有効に使うと良い。


 これから始まる、ほぼ永遠の生のなぐさみになるだろう。」


 もう驚きません……俺。


「しばらくは共に在れるだろう、せいぜい楽しませて貰うよ。」


 言いたい事言ったらお休みかいな?



「ちなみに、布教して一定数の信者を得れば独自の流派を興す事も出来るぞ? 生き神としてな。」


 さいですか。



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