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VRバイターが往く!~近未来の生存戦略~  作者: ヨロヌ


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【まほ★まほ】新体制


ログイン四十六日目。

『まほ★まほ』は何もアクションはない。

炎上騒動は勢いが落ち着いた……かと思いきや、声優さんのSNSで台本が変だったのがAI作成されたものじゃないかと暴露する事態に。


まさかまさかの二次災害。

炎上の勢いは止まる事を知らない!

こんな状況でも謝罪すらしない運営社長は、ある意味、清々しい!!


ちなみにログインして、ぶるーはわいさんからメッセージが届いていました。


[ぶるーはわい:ストライキの一環として、今後ログインしません]


こうでもして追い詰められて、反省しない限り、頭子供優先社長の態度も改善しないだろうと。

てなわけで、自然と『瑠璃の海岸』の探索話は自然消滅に。

私も彼女のメッセージに返信を残した。


さて、モブNPCの購入履歴はどんな感じかな。

……ふむ。大体加速時間十分につき一枚購入される感じね。

中にはネームド来客NPCである『みるきぃ』君たちも購入してくれている。

てか、ログアウトしている間も、こうして来店処理されたのは有難いかも……


って、それどころか、みるきぃ君以外のネームド来客NPCも全員来ているぞ!?

しかも、新しい来客NPCまで!

新客さんは来月誕生日を迎える『ルル』さんだった!

こうして見ると悪い気もしなくないんだよな。新システム……


そして、履歴を確認してみると『ラズー』君の来店が多い。

ルルさんも今回が初回なのに、もうすぐに来店している履歴があった。

タロットカードが好きなキャラは多く来店してくれる仕様なんだな。

しかも他が一枚購入するのに対し、ラズー君たちは複数枚購入してくれるので助かる。


何だかんだ在庫もなくなったので、新たなタロットカードの作成を行う。

……と言っても、安価な素材を使って作成していくつもりだ。

クラフトモードに入ると、やはり『刻印』は消滅している。記号もなぞる事はできない。

悲しい。


でも、これからは記号だとか刻印だとか、模様に囚われず、好きなデザインを販売できると前向きな捉え方もできる訳だ。

普通の大アルカナのオリジナルデザイン。

春夏秋冬のイラスト。

干支のイラスト。

星座のイラスト。

などなどを描いて販売していく。

全部一枚100M! セット販売でちょっとお得に!!


デザインを描き終え、店頭販売を行い。

バイターの仕事を勤めていると……NPCの来店が。

赤やオレンジという派手な色合いなのに、上品さを感じる魔法使い風のローブとジャケットスカートを着た女性。

彼女は、今日初めて来店された方だ。

話しかけると


「はじめまして、わたくしは摩耶と申します。雰囲気のいいお店なので立ち寄ってみた次第です」


と丁寧な姿勢で挨拶してくれた。

調べたところ、彼女もまたタロットカードを好む来客NPCらしい。

よくよく考えたら、タロットカードとは無縁なみるきぃ君たちとは違って、摩耶さんのようなキャラが優先して来てくれる仕様なのが普通の筈だ。

ある意味、本来あるべき来客システムに修正されたのかも?

摩耶さんは春夏秋冬のタロットカードのセットをご購入してくれたぞ。


うーん……うう~ん。成程なぁ。


私は段々と新体制を理解し始めて、お店の改装を行う事に。

まず、庭に合わない理由で個別に栽培していた『彼岸花』を撤廃したり、庭で栽培していた正位置逆位置の植物を一旦取り下げた。

再び仕様が戻る場合を考慮して、苗は保管しておくぞ。


「きゅきゅ~ん!」


一旦、庭の煉瓦を片付けると常盤くんが楽しそうに庭を駆けまわる。

やっぱり、こういう方が好きかい。(ちみ)は。

『星の泉』だけは残しておく。

この『星の泉』も、常盤くんが楽しく泳ぐ遊び場だからね。


いや、むしろ『星の泉』は拡張しちゃっていいかもしれない。

仕様が戻ろうが、星の素材は採取量が限られていた。

『妖精の泉』と同じ仕様で1500円の課金で最大量の採取が得られるようになる。


さて、こうなると素材確保は遠征だけでは? と突っ込まれるだろうが、問題ない。

ここで登場するのが『特別交換チケット』であり『土地』なのだ。

『土地』購入からの山の一角を購入!

そして山の木々から木材を回収し、カードの素材にする!

作業の一環全ては妖精たちに任せる! これで永久機関の完成だ!! お金に困る事はなくなるぞ!


「ちょっとお出かけしましょうか、常盤くん」


「きゅん♪」


さらっとメンテ中に新しいBGMが追加されたようなので、購入しに向かう。

『ワープの泉』で各中央都市の店舗を巡って、各所限定のBGMも購入しておくぞ。

雑貨店にも立ち寄り、念の為に『ミシン』などの衣服・料理クラフト道具を購入した。

最後に『翡翠の都』の都市役場で土地の購入申し込みを完了。


……凄い。

プレイヤーの目も気にせず、気ままに買い物できた。当たり前だけど。

やっぱり、公共施設だけは他プレイヤーの混在を回避したストレスフリーシステムでいいよなぁ。

補正効果は惜しいけど、個人的に今のストレスフリー環境がいいので、このままでお願いします。

課金しておくんで、はい。

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― 新着の感想 ―
今までのプレイヤー的には微妙だろうけど、こういう雰囲気ゲーというか放置ゲーが好きな層もいるから最初からこうなら受け入れられただろうになぁ(´・ω・`) どちらにしても子供向けかは微妙だし、子供受けはあ…
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