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VRバイターが往く!~近未来の生存戦略~  作者: ヨロヌ


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【まほ★まほ】課金


『まほ★まほ』はガチャがない代わりに、特殊家具のランク上げなどに課金を要求される。

ラインナップされている特殊家具は様々ある。

一部の家具――スペシャルミッションで入手する特殊家具――を除いても、様々な魅力的な家具があった。

たとえば


『ワープの泉』500円

特別な場所にいっしゅんでワープできるよ!


【翡翠の都】周辺の探索エリアや公共施設に設置された『ワープの泉』へ移動できる。

ただし、自分自身が一度その地の『ワープの泉』に訪れ、魔力を登録する必要があるのだ。

便利、いや必須になりそうだから、これは購入しておきたい。


ちなみに肝心の『妖精の泉』は


『妖精の泉 ランク2』500円

妖精の数が最大50匹になるよ


『妖精の泉 ランク3』1000円

妖精の数が最大100匹になるよ


1500円まで購入すればかなりお得! 課金欲を高める!!

『まほ★まほ』に関しては、現時点ではまだ分からない部分が多い。

不穏な要素はある。

マーケットで呪いが横行しているのも理由の一つだ。私がログインしてない間に界隈が混沌としているかもしれない。運営が事態を対処せず、放置する未来もありうる。


しかし!

課金をする! 購入……! 『妖精の泉 ランク3』までの1500円と『ワープの泉』500円!!

2000円の課金……!

ただ、これは決して期待の課金ではない……サービス開始祝いの課金!


運営次第では問題作なりえるVRMMO……

期待半分不安半分は仕方ない事……過度な期待はしない、ちょっとしたご祝儀感覚……!

まだまだサービス開始したばかり! そういう気持ち……!!


さておき、少人数運営だからこそ課金も良心価格という訳か。

他の特別家具も気になるのはあるが、今はこれだけでいい。

早速『妖精の泉』から別の指示を行ってみる。


配達を完了させた妖精10匹はしばらく動けないので、残り90匹に動いて貰う。

部屋の清掃はやってしまったからなぁ。

無難に素材の調達と……庭の整備?


メニュー画面から庭の様子を伺うとデフォルメ表示だが、雑草まみれなのがよく分かる。

外観の清掃もできるようだが……うーむ。

50匹に素材調達、40匹は庭の整備を頼もう。


わぁっと妖精たちが一斉に舞い上がる光景は幻想チックなところがあった。

窓越しから庭の様子を確認すると、ほわほわと妖精の光が漂って、わちゃわちゃ作業を行っている。


………………うん?


なんとな~く眺めていたら石造りの塀の向こう側。

誰かがこちらを覗き込んでいたのだ。

黒髪黒目、ビックリするぐらいザ!モブみたいな特徴がなさすぎる男のアバター。


NPC……?

にしてはモブ過ぎる。

む? よく見たらプレイヤーを示す緑のアイコンがついているじゃないか。

妖精に興味があって眺めているのかな?


私がぼんやり考えていると、何を思ったのかモブ顔プレイヤーは私の庭に入ってこようとしたのだ。

え!? ちょっと!!?

だが、彼は見えない壁に弾き飛ばされた。

うわっ!と声を上げてそうな感じで尻餅をついている。


ビックリしたぁ……

当然だけど、まだ開業してないし、他プレイヤーが入って来ないようプライバシー設定はしてある。


だとしても、何故かモブ顔プレイヤーは怪訝そうな表情で庭をジロジロ。

家の周りをウロウロ。

離れた位置にいる他プレイヤーにも変な顔されているのに、ホント何がしたいんだろう?


もしかして、武器を作って欲しいとか?

まだ開業してないよ!!

看板に表示されていると思うんだけど見てないのかな……


通りすがりのプレイヤーが見かねたのか声をかけた。

モブ顔プレイヤーは、相手と普通に会話している様子で表情は明るくなる。

そして、私の庭?家?の方を指差して何か言う。


通りすがりのプレイヤーは変な顔で首を傾げていた。何か伝えている。

対するモブ顔プレイヤーは「え?」みたいなキョトンとした顔を浮かべていた。

親切に声をかけた筈のプレイヤーの方は、愛想つかした様子で立ち去ってしまう。


な、なんだ?

まだ開業してないとか、妖精についてとかじゃなさそうな……

しかも、まだウロウロしている!

訳わからん! ブロックしようかな……って、ここからじゃブロック出来ないのかよっ!!

頭おかしい輩にわざわざ接触したくねぇよ~……


……いきなりブロックするのも早いか。

時間が立てば諦めてくれるかも。しつこいようだったらブロックすればいいだけだ。


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