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東京バトルロイヤル  作者: 宮鵇薫
9/19

初練習

宮鵇薫です!

実戦編の始まりです!どうぞお楽しみください!

翌日、俺たちは早速練習を始めた。


渋谷ハチ公前。


「今日はみんなの実力の現段階を見るためにサバゲーに行こう」


みんなゲームで知識はあっても実際自分が動くとなると上手くはいかないだろう。


まず最初にみんなが実力をどれだけ持ち合わせているか確かめる必要がある。


そして俺たちは区内のサバゲーに向かった。


まずは武器選び。


scarやM4、AK47などのアサルト、MP5やP90などのサブマシンガン、M870やM37などのショットガン。


今回は室内なのであまり有効性は高くないがボルトアクションスナイパーライフルなど武器の種類は様々だ。


アサルトライフルは中距離短距離どちらでも使える。


安定していて、中距離のヒット率が高い。


そしてサブマシンガンは近距離戦などでその力を発揮する


サブマシンガンは使用する弾が違うが連射速度が他の武器より遥かに速い。


そのため、1発当たれば良いサバゲーではかなり強い武器だ。


ショットガンも近距離に特化した武器だ。


散弾するので近距離のヒット率がかなり高い。


スナイパーライフルは長距離に特化した武器だ。


スコープをつけ遠くの敵を仕留める。


俺はアサルトライフルのscarを選んだ。


朱里はサブマシンガンのP90、圭一はアサルトライフルのM4、佳奈はショットガンのM37を選んだ。


サバゲーのルールは1発当たったら負け。


復活はない。そして自己申告制だ。


しかし、バトルロイヤルではルールが変わってくる。


今回出場する大会では銃弾の種類によってダメージが変わってくる。


150がHPで、サブマシンガンなどの小口径は15、アサルトライフルなどの中口径は30、ショットガンの散弾は90、スナイパーライフルは100のダメージが入る。


大会ではどの弾が何発当たったかが記録される特殊な防弾着を着用する。


そのため、反則は出来ない。


まぁ今回はサバゲールールだが、練習にはなるだろう。


そして戦闘配置についた。


「スタート!」


ゲームがスタートした。


俺は背が壁に向き、死角なので射線も通らないかなり強いポジションをとることが出来た。


ひとまず息を潜める。


そうしていると足音が聞こえてきた。


こちらへ向かってくる。


俺は障害物から身を乗り出し、発砲した。


「ダン!ダン!」


撃つとすぐ身を隠した。


「アウトです」


佳奈をアウトにした。


1発外してしまったが最終的には仕留めることが出来た。


しかし、佳奈も1発外したが撃ってきたので少し隙を与えてしまった事を反省した。


場所がバレてしまったので移動を始めた。


すると近くで銃声が


「ダダダダッ!」


サブマシンガンの音。


朱里だ。


しかし、その直後


「ダン!」


アサルトライフルの音がした。


「アウト」


なんと聞こえてきたのは朱里の声だった。


正直、予想外の展開だった。


残るは俺と圭一のみ。


先程の銃声がしたのはかなり近くだったので少し間をとろうと近くのL型のハザードに隠れようとしたとき、角から圭一が出てきた。


「ダン!」


間一髪、弾を避けた。


足音が全くしなかった事に正直すごく驚いた。


俺はすぐ、最寄りのハザードに隠れた。


タタっ


今度は足音がした。


身を乗り出し発砲した。


「ダン!ダン!」


しかし、そこに圭一の姿はなかった。


そんな事を考えていたのもつかの間、油断していた。


圭一は近くのL字ハザードから身を乗り出し


「ダン!」


1発で俺を仕留めた。


「あ、アウト」


正直すごく驚いた。


彼のスキルは並大抵のものではない。


俺は喜ぶ圭一に


「え、本当にサバゲー初めてなのか?」


と聞くと


「初めてです!」


と彼は答えた。


どうやら本当に彼は初めてのサバゲーだったらしい。


その後5ゲームして、圭一が4勝、朱里が1勝という結果に終わった。


圭一は本当に逸材だったようだ。


















読んでいただき、ありがとうございました!

次話もお楽しみに!

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