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普通いきなり違う場所に自分が居たら犯罪を疑えよ。

どうもはじめまして私の名前は、

無浪 一 (なろう はじめ)です。

[読書]を愛する男である

これを見ている人は、

「いきなり自己紹介???」

そう思うことでしょう。

……

私も思います。ですが聞いて欲しい。

これから話す話は、嘘のような。

私、無浪のなろう系異世界転移との。

戦いの物語である。



2020年4月17日(金)21時現在

仕事を終えて行きつけの本屋にて小説を

数冊買い、明日からの休みですべて

読もうと思い買った厚さ5~10センチは、

あるとてもライト向けとは言えないラノベを、

2冊読み終えて[読書]を満喫した者にしか

訪れない達成感。次回えの渇望を噛みしめ

思わず出てしまう独り言を呟く




「金と時間返せよー」



2冊合わせて1500ページ以上はあったはずの

小説が、たったの2時間で読み終えてしまった。

2冊合わせて3000円した小説が、たったの

2時間………泣きたくなる。


「時間ができたから、ネットで今の人気小説

を調べたら、なろう系が出てきて期待して

買って来たのに」


内容が薄いキャラクターに感情投影できない。

努力も葛藤も悲しみも怒りも、

政治も戦争も戦いも愛も憎しみも

技も魔法もスキルもジョブも

人も魔族もエルフもドワーフも

もう薄い。


何処かで見た設定何処かで見たシナリオ

毎回「俺つえー」って聞くけど。

爽快感がないし弱いしで、

お前より強いモブキャラが出る作品

数多知ってますから。


おっとこう言うこと書くと必ず。

「そんなに言うなら読むなよ」とか

「なら自分で書けば」とか言う。

まるで小学校で脳みその成長が、

止まったみたいなコメントを

聞くけど、馬鹿なのかな誰も駄作

だと思って買ってねーよ。

みんな作者に期待してお金出してんだろ。


「はぁー寝る前にレビューを書き変えないと

……なんでレビューの評価って☆なんだろ。

数字だったら(-100点)くれてやるのに」


それから幾つかのサイトでレビューして、

時折俺をアンチだと批判する奴を内容込みで

論破しつつ、5時間も時間を使ってしまった。


「眠いもう2時か、丑三つ時って奴だな

異界との境界が緩むから転移しやすいとか

何かのなろう系で読んだな…シャワー浴びて

寝るか」



シャワーを浴び始めていた時から遡ること1時間前



異世界リーランド上空

神々の住まう国ユートピア

そこでは数多の神々がリーランドの

管理運営をしていた。

その中でも異質な部署(異世界転移部署)

今そこで働く若手女神マリアは、泣きながら

始末書を書いていた。


「わだじ、ぶビーー……がんばたのにぃぃぃぃ」

「貴女が頑張っていたのは知ってます。

てすが私何度も言いましたよね。問題はないか

わからないことは聞きなさい。いつでも手伝うから

勝手な行動をするな言われた事をまずやれって、

言ったわよね。」

「……はい」

「じゃあなんで異世界人を1000人も、リーランドに

送ったの、彼らは1人でも世界に変革を起こせる

存在なのよ。ご丁寧に能力まで上げて」

「ぅぅぅぅぅ」

「私達の部署は、リーランドが滅びに向かい

始めた時に助けを呼ぶ仕事なの、実際貴女が

来るまで500年仕事がなかったのに。今じゃ

貴女のお陰で大忙しよ。」

「でぼ……はじめでのしごとだったから

がんばりだぐで」

「その頑張りの結果幾つ国が傾いたの、

何人死者が出たの、転生部署からクレームが

大変なの、異世界転移者はみんなならず者なのよ。

好きなだけ能力を使って暴れまわる1人2人なら

まだしも1000人って……まぁ割と死んでる視たい

だけど、悪いけど貴女はクビになるのそれ以外

貴女を守れないから勝手なことしないでね。

それ書いたら声掛けてゆっくりでいいから。」


先輩女神アリスに絞られながらマリアは、クビだけは

逃れようと考えていた。普通なら女神裁判にかけられ

最悪死刑よくて下界落としのはずがクビで済むだけ

良い方なのだが、まだ若いマリアには職を失う方が

身近な恐怖なのだ。


「あれ??」


アリスは言っていた。「勝手な行動をするな」と、

ならまだ勝手な行動が出来るのではないかなそう思い。

自分のステータスを確認すると―スキル―異界招来―が

まだあった。異世界転移部に所属している。

女神限定スキル異界招来、異世界人を呼び出すスキル

招来の間でのみ発動出来るスキル最後に誰かに助けて

もらうこのスキル使うなら今しかない。


「クビになる前にあの人だけでも呼ばないと」


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