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仔猫&仔犬シリーズ

仔犬とはじめての雪

作者: K・t

生まれて初めての冬に見る雪を、仔犬の視点で書いてみました。

挿絵があります。不要の方は非表示でご覧ください。

 しんしん しんしん

 音のない音が聞こえて 窓の外をのぞいてみた


 外は一面 真っ白だ

 小さな白い何かが 空から たくさんたくさん 降ってくる


 あれは なんだろう?

 あんまり においはないけれど

 ふわふわしていて おいしそう


 起きてきた家族が わっと声をあげて

 窓ぎわにあつまってくる


 ゆき? あの白いの ゆきっていうのか


 ぼくは 体がウズウズしてきた

 早く外に出て ゆきのにおいを たしかめたい

 ぺろりと なめたら おいしいかな?


 早く早く 外へ連れていって

 急かすぼくのとなりには この家の子どもたち

 みんなも 同じ気持ちみたい


 首輪にリードをつなぐ手を じりじり じりじり 待っている


 しんしん しんしん ゆきが降る

 音のない音を たてながら



 挿絵(By みてみん)

雪を見て気分が上がっていた頃を思い出しながら書きました。

寒い毎日が少しでも温まればと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 早く行きたい! 遊びたい! 初めての雪。 わんの飛び出したい気持ちが感じられて、とても良いです(^ω^) [一言] 先ほど『月のよるに』を拝見しました。 わんにしてもにゃあにしても、 …
[一言] (* ̄▽ ̄)フフフッ♪ 紅いのや青いの白いのといろんな汁をかけて舐めれば至福の領域にw 混ぜちゃダメだ 混ぜるな危険w
[良い点] お散歩いきたくてジリジリしてるワンちゃんの様子が目に見えるようで、とても和みました。 ありがとうございます!
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